Interstage Application Server トラブルシューティング集
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第6章 J2EEアプリケーション開発・運用時の異常

6.3 Interstage JMSの異常時の対処

 ここでは、JMSアプリケーション運用中にトラブルが発生した場合の対処方法を説明します。

 Interstage JMSでは、運用中のJMSアプリケーション情報を、システムログに出力します。JMSアプリケーション運用中に異常が発生した場合には、異常の種別や異常を伝えるメッセージが出力されますので参照してください。

 また、異常時のメッセージにスタックトレース情報を加えたものを、コンソールログとして出力します。システムログだけでは異常の原因が分からない場合は、コンソールログも同時に参照してください。その場合は、メッセージの出力時間と番号で、当該メッセージを特定してください。

 なお、JMSアプリケーションで異常が発生していて、コンソールログを参照しても異常の原因が判明しない場合は、JMSアプリケーション実行中の各種入出力情報をロギングする機能を使用してスナップログを採取して、発生している異常情報の取得を行ってください。

 下図にJMSアプリケーションで異常が発生した場合の対処方法を示します。


 
JMSアプリケーション運用中にトラブルが発生した場合、“イベントサービス運用時の異常”も参考にして対処してください。
 なお、Interstage JMSは、以下の製品で使用することができます。


下へ6.3.1 システムログ
下へ6.3.2 コンソールログ
下へ6.3.3 スナップログ
下へ6.3.4 よくある問題とその対処方法

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