Interstage Application Server トラブルシューティング集
目次 索引 前ページ次ページ

第6章 J2EEアプリケーション開発・運用時の異常> 6.2 異常発生コンポーネントの特定と対処

6.2.5 セキュリティ機能での異常について

 セキュリティ機能で異常が発生した場合は、次の原因が考えられます。
 また、各アプリケーションのログに“security”で始まるエラーメッセージが出力される場合は、“メッセージ集”の“J2EEアプリケーションのセキュリティ機能で出力するメッセージ”に従って対処してください。

アプリケーション

原因

共通

セキュリティ管理環境定義ファイルが存在しない、読み込み権限がない、または内容が正しく設定されていない場合

InfoDirectoryが使用可能な状態でない場合(注)

InfoDirectoryにユーザID、パスワードが登録されてない場合(注)

J2EEアプリケーションクライアント

JNDI環境プロパティのFJUserIDまたはFJPasswordがNULLまたは空の場合

Webアプリケーション

JServlet環境定義ファイルのbin.parametersが正しく設定されていない場合

Interstage V3の定義を使用する場合で、サーブレット・コンテナ環境定義ファイルのRequestInterceptorが正しく設定されていない場合

Webアプリケーション環境定義ファイルのユーザ認証の定義が正しく設定されていない場合

EJBアプリケーション

カストマイズツールのメソッドパーミッションタグが正しく設定されていない場合


注)
InfoDirectory機能はサポートしていません。他プラットフォーム(Windows(R)/Solaris OE)で動作する/しているInfoDirectoryを使用してください。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006