Interstage Application Server トラブルシューティング集
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第3章 Interstage運用操作ツール操作中の異常

3.6 その他の異常

Interstage運用操作ツールのカスタムセットアップで表示されるCorba Port Numberの値と実際に運用されているCORBAサービスのポート番号が異なる


 本現象は、手動でCORBAサービスの動作環境ファイルの“config”を手動でカストマイズした場合です。
 Interstage運用操作ツールのカスタムセットアップでは、Interstage動作環境定義に対してのカストマイズを行うことができるため、本仕様となっています。

EJBまでの簡易セットアップを実施後にInterstageを起動するとエラーとなる


 F3FMwww.dat以外の環境定義を使用してポート番号80にてWWWサーバを運用していた場合、 “EJBまでの簡易セットアップ”を実行後、Interstageを起動すると、以下のエラーが、Interstage運用操作ツールのWWWブラウザに出力されて、Interstageの起動に失敗します。

 isstart: エラー: is30141:INTERSTAGEの起動に失敗しました (SERVICE=WebServer:WWWSV)

 また、同時にイベントログに以下のエラーメッセージが出力されます。

 F3FMwww: ERROR: 2203 指定されたポート番号は使用中です。

 このような場合は、ポート番号80で運用しているWWWサーバを停止してください。
 また、WWWサーバの自動起動設定をしている場合は、自動起動設定から削除してください。
 現在運用中の環境を“EJBまでの簡易セットアップ”の環境と併用して運用したい場合は、ポート番号80以外で運用してください。

Windows(R) 2000上でInterstageを運用する場合の注意事項

 Interstage運用操作ツールを使用して、Windows(R) 2000上でInterstageの運用操作を行う場合、システムのロケールの設定値を“日本語”に設定してください。

Interstage運用操作ツールを前バージョンから上書きインストールを実施したところ、ブラウザ画面のファイルが前バージョンのものと混在して表示される。


 本現象は、WWWブラウザのキャッシュファイルの設定が原因です。
 WWWブラウザの設定によりキャッシュファイル(一時ファイル)を削除するか、保存しているページとの最新比較を行うように設定してください。


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