Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド
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第4章 クラスタサービスの環境設定手順> 4.5 Interstageの環境設定> 4.5.15 SOAPサービスを使用する場合

4.5.15.1 CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを使用する場合

 SOAPサービスを使用する場合、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを除くSOAPサービスの機能は、Servletサービス上でWebアプリケーションとして動作するため、"Servletサービスを使用する場合"、および"SOAPサービス ユーザーズガイド"を参照してください。
 CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを使用する場合、Interstageの初期化(isinitコマンド)での設定に加え、別途設定作業が必要になります。
 手順を以下に説明します。

1) 環境定義の設定

 運用ノード(ノード1)、待機ノード(ノード2)でそれぞれCORBA/SOAPクライアントゲートウェイの環境定義を行います。この時運用ノード(ノード1)、待機ノード(ノード2)で同一の環境定義を行う必要があります。

2) データ変換サーバントの登録

 運用ノード(ノード1)、待機ノード(ノード2)で、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイに同一のデータ変換サーバントを登録します。待機ノード(ノード2)のデータ変換サーバントは登録後、停止しておきます。
 これによりノード切り替え時にCORBA/SOAPクライアントゲートウェイの起動とデータ変換サーバントの活性化が行われます。
 CORBA/SOAPクライアントゲートウェイの環境設定については、"SOAPサービス ユーザーズガイド"の"CORBA/SOAPゲートウェイの環境構築"を参照してください。


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