Interstage Application Server 高信頼性システム運用ガイド |
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第4章 クラスタサービスの環境設定手順 | > 4.5 Interstageの環境設定 |
Servletサービスを使用する場合、Interstageの初期化(isinitコマンド)での設定に加え、別途設定作業が必要になります。
手順を以下に説明します。
Servletサービスの環境定義を運用ノード(ノード1)、待機ノード(ノード2)それぞれのローカルディスク上に設定します。この時それぞれ同一の環境定義を行う必要があります。
また、この時運用ノード(ノード1)、待機ノード(ノード2)でServletサービスの環境定義ファイル、Interstage Java実行環境サーバパッケージ(Linuxの場合はJava実行環境)、Webアプリケーションは、同一のディレクトリ構成としなければなりません。
各ノードで作成したJServlet環境定義ファイルに以下の定義が必要となります。複数のサーブレット・コンテナを定義した場合には、すべてのサーブレット・コンテナの定義に以下を追加してください。
[containername].ha.shutdown=true |
上記の設定により、サーブレット・コンテナが異常終了した場合にServletサービスが停止します。
Servletサービスの環境設定については、"J2EEユーザーズガイド"の"Servletサービスの環境設定"を参照してください。
クラスタシステム上でServletサービスを運用する場合、Interstage動作環境定義ファイルでServletサービスを使用することを設定し、Interstage統合コマンドで起動/停止を行ってください。
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