Interstage Application Server WWWサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編) |
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第1章 機能 | > 1.11 拡張CGI |
セション管理型の拡張CGIでは、セション管理により、CGIでは不可能な、前回のWWWブラウザからの依頼や、処理結果を保持することができます。
WWWブラウザからゲートウェイアプリケーションにセション開始の要求を発行したとき、拡張CGIは、ひとつのセションを割り当てます。
URLには、セションIDとして英数字の文字列(8文字.8文字)が付加されます。
セションの終了要求があるまで、そのWWWブラウザとゲートウェイアプリケーションとの間で、1対1に対応した処理が実行できます。
すなわち、セションを割り当てたWWWブラウザが引き続いて発行する要求を、そのセションの開始を受け付けたゲートウェイアプリケーションで、連続して受けとり処理することができるのです。
セション管理型の拡張CGIは、前回の処理要求からタイムアウト時間を超過してもWWWブラウザからの処理要求がない場合、セションを強制的に終了します。
拡張CGIの環境定義で二重ログインを許さない限り、認証を利用した同一ユーザが、複数セションを利用することはできません。
セション開設中は常駐型の拡張CGIと同様にアプリケーションをメモリに常駐することで、WWWブラウザに早い応答を返すこともできます。
セション管理型の拡張CGIを利用するアプリケーションは、CGIアプリケーションを簡単に改造して作成することができます。
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