Interstage Application Server WWWサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)
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1.11 拡張CGI
従来のCGI(Common Gateway Interface)には以下のような問題があります。
- セションが継続できない。
1回のアクセスについて1回の接続を行うのでセションが継続できない。
- オーバヘッドが大きい。
1回のアクセスについてアプリケーションの起動と終了を行うので処理のオーバヘッドが大きい。
このような問題を解決するために、InfoProvider Proでは拡張CGIという機構を提供しています。
拡張CGIは、以下のような特長を持つゲートウェイアプリケーションへのインタフェースです。
- セション管理が可能
サーバ側でセション管理を行っていますので、アプリケーション作成者は簡単にセションを継続するゲートウェイアプリケーションが作成できます。
- 常駐化したアプリケーションとの連携機能による、高速な処理が可能
常駐化したゲートウェイアプリケーションにより、オーバヘッドの少ない処理が可能です。
- 利用者による自由な拡張CGIアプリケーションの作成が可能
拡張CGIアプリケーションは使用者が用意するアプリケーションです。
C言語やC++、perl、シェルスクリプトなど自由なコードでアプリケーションが作成できます。
拡張CGIには、以下の2つのタイプがあります。
- セション管理型の拡張CGI
複数回の依頼にまたがって処理を継続できる機能です。
- 常駐型の拡張CGI
アプリケーションをメモリに常駐する機能です。

1.11.1 セション管理型の拡張CGI
1.11.2 常駐型の拡張CGI
1.11.3 セション管理型拡張CGIと常駐型拡張CGIの違い
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