Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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第5部 Webサービス(SOAP)のセキュリティ> 第22章 送達保証機能を利用する方法> 22.2 PULL(クライアントシステムがメッセージを受ける)モデル

22.2.1 送信サーバで用いる鍵ペア、公開鍵の準備

 以下に、しらばくれ防止(署名オプション)機能を使用する場合の手順を示します。

 送信サーバの鍵ペアを用意します。鍵ペアはSOAP電子署名と同じです。
 以下は送信サーバ側の鍵ペアを生成する場合のコマンド実行例です。

 soapSetSecurity -p password -alias serverkey

 次に、受信クライアントの公開鍵の準備を行います。しらばくれ防止機能を使用する際は、受信クライアント側にも送信サーバの公開鍵が必要となりますので、同時にそれぞれの公開鍵を交換します。
 以下は送信サーバ側の公開鍵をファイルに出力するコマンド実行例です。

 soapMngSecurity -export -alias serverkey -f serverkeyfile -p password

 このコマンドで出力したファイルを、何らかの方法で受信クライアント側に渡してください。

 以下は受信クライアントから入手した公開鍵ファイルを取り込むコマンド実行例です。

 soapMngSecurity -import -alias clientkey -f clientkeyfile -p password


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