Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
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第2部 認証とアクセス制御> 第6章 コンポーネントトランザクションサービスの認証とアクセス制御の設定> 6.3 セキュリティ設計(ユーザ認証とアクセス制御)> 6.3.2 アクセス制御

6.3.2.1 InfoDirectoryサーバの運用設計

 コンポーネントトランザクションサービスのアクセス制御を使用する場合、InfoDirectoryサーバを使用する必要があります。

 InfoDirectoryサーバは、アクセス制御対象のワークユニットおよびオブジェクトが動作するサーバマシンで動作させる必要はありません。コンポーネントトランザクションサービスのシステム環境定で、次のステートメントでInfoDirectoryサーバが動作するサーバマシンのホスト名を指定する必要があります。

  ステートメント:Host of InfoDirectory

 なお、アクセスの頻度が高いシステムでは、認証オブジェクトが動作するサーバでInfoDirectoryも動作させるようにすることを推奨します。この場合、InfoDirectoryのディレクトリのシャドウイング機能を使用して、複数のInfoDirectoryから同一のディレクトリを参照することが可能です。

 InfoDirectoryの操作については、"InfoDirectory使用手引書 第5部 運用編"を参照してください。

 クライアント数に応じてInfoDirectoryの設定が必要です。設定項目の詳細については"使用上の注意"の"InfoDirectoryの注意事項"の"最大同時接続クライアント数に関する設定項目"を参照してください。


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