Interstage Application Server セキュリティシステム運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第2部 認証とアクセス制御> 第6章 コンポーネントトランザクションサービスの認証とアクセス制御の設定

6.2 アクセス制御

 Interstageでは、トランザクションアプリケーションの呼び出し時に、アクセス権の制御をする機能を提供します。

 アクセス権は、ワークユニットまたはトランザクションアプリケーションの単位で設定できます。アクセス権は、ユーザ認証のユーザ管理と同様に管理します。

 アクセス権の制は、クライアントからのトランザクションアプリケーションの呼び出し時に行います。このとき、クライアントの特定は、要求に付加されるユーザ名とパスワードにより行います。ユーザ名は、ユーザ認証のユーザ登録と同様に行います。アクセス権のないクライアントからのトランザクションアプリケーションの呼び出しはコンポーネントトランザクションサービスにより拒否され、アプリケーションに通知されません。

 なお、WWW連携の場合は、WWWサーバのアクセス制御機能を使用することも可能です。

【InfoDirectoryを利用したアクセス制御】


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006