Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第7部 ツール編> 第51章 Interstage運用API> 51.3 Interstage運用APIのサンプルプログラム

51.3.2 コンパイルとリンク

 アプリケーションをコンパイル、リンクする手順を説明します。

image

 なお、本アプリケーションは、Microsoft(R) Visual C++(R) Version 5.0のプロジェクトを使用してコンパイルすることを前提としています。

 本サンプルを使用するにあたり、提供ファイルを任意のフォルダに複写し、複写先の環境に合わせて各ファイルをカストマイズすることをお勧めします。

アプリケーションのコンパイルとリンク

 アプリケーションのコンパイルはMicrosoft(R) Visual C++(R)のプロジェクトを使用して行います。コンパイルはプロジェクトのビルドを実行することにより、サーバアプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。

 プロジェクトのビルドが正常に終了した場合、プロジェクトファイルと同じフォルダに、それぞれstrwu.exe、stpwu.exe、notifywu.exeが作成されます。

imageimage

 なお、本アプリケーションは任意のディレクトリに複写して使用してください。また、複写後の環境に合わせて各ファイルをカストマイズする必要があります。

 以下の記号を使用して説明します。


     >cd $CURRENT

     >make clean

(a) ワークユニット起動プログラム用のmakeコマンドを実行します。

 makeコマンドを実行することにより、アプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。
 makeコマンドが正常に終了した場合、makeコマンドを実行したカレントディレクトリに、strwuが作成されます。
 makeコマンドが失敗する場合には、以下のコマンドを実行してください。

     >make clean

(b) ワークユニット停止プログラム用のmakeコマンドを実行します。

 makeコマンドを実行することにより、アプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。
 makeコマンドが正常に終了した場合、makeコマンドを実行したカレントディレクトリに、stpwuが作成されます。
 makeコマンドが失敗する場合には、以下のコマンドを実行してください。


     >make clean

(c) ワークユニット、オブジェクト情報獲得プログラム用のmakeコマンドを実行します。

 makeコマンドを実行することにより、アプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。
 makeコマンドが正常に終了した場合、makeコマンドを実行したカレントディレクトリに、notifywuが作成されます。
 makeコマンドが失敗する場合には、以下のコマンドを実行してください。


     >make clean

(d) オブジェクト閉塞プログラム用のmakeコマンドを実行します。

 makeコマンドを実行することにより、アプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。
 makeコマンドが正常に終了した場合、makeコマンドを実行したカレントディレクトリに、inhobjが作成されます。
 makeコマンドが失敗する場合には、以下のコマンドを実行してください。


     >make clean

(e) オブジェクト閉塞解除プログラム用のmakeコマンドを実行します。

 makeコマンドを実行することにより、アプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。
 makeコマンドが正常に終了した場合、makeコマンドを実行したカレントディレクトリに、pmtobjが作成されます。
 makeコマンドが失敗する場合には、以下のコマンドを実行してください。


     >make clean

(f) サーブレット・コンテナ起動プログラム用のmakeコマンドを実行します

 makeコマンドを実行することにより、アプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。
 makeコマンドが正常に終了した場合、makeコマンドを実行したカレントディレクトリに、strcontが作成されます。
 makeコマンドが失敗する場合には、以下のコマンドを実行してください。


     >make clean

(g) サーブレット・コンテナ停止プログラム用のmakeコマンドを実行します。

 makeコマンドを実行することにより、アプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。
 makeコマンドが正常に終了した場合、makeコマンドを実行したカレントディレクトリに、stpcontが作成されます。
 makeコマンドが失敗する場合には、以下のコマンドを実行してください。


     >make clean

(h) サーブレット・コンテナ情報獲得プログラム用のmakeコマンドを実行します。

 makeコマンドを実行することにより、アプリケーションの作成に必要なファイルのコンパイル、リンクを行います。
 makeコマンドが正常に終了した場合、makeコマンドを実行したカレントディレクトリに、notifycontが作成されます。
 makeコマンドが失敗する場合には、以下のコマンドを実行してください。


     >make clean



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