Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

50.3.15 finderメソッド定義タグ

　以下にfinderメソッド定義タグの表示例を示します。

　以下に変更可能な項目を説明します。

◆ ［検索条件］

メソッドシグネチャの一覧には、Homeインタフェースクラスに記述されているfinderメソッドが表示されます。表示されているfinderメソッドの検索条件を指定します。

　検索条件が入力されていない場合は、全件検索になります。

[指定方法]
検索条件には、SQLのSELECT文のWHERE句以降を指定します。
更新するデータの整合性検索条件の中で、CMFのフィールド名とパラメタ名は以下のように指定します。

• CMFのフィールド名の前に、“@”をつけます。
• finderメソッドにあるパラメタ名の前後を、“?”で囲みます。

CMFフィールド“ID”がfinderメソッドのパラメタ“param1”と等しい条件で検索する場合は、以下のように記述してください。

　　WHERE @ID = ?param1?

　　　　ID　　：CMFのフィールド名
　　　　param1：finderメソッドのパラメタ名

◆ ［findByPrimaryKeyにFOR UPDATE句を付加］

　「findByPrimaryKeyにFOR UPDATE句を付加」のチェックボックスをチェックすると、同一レコードへ複数トランザクションからアクセスする場合に、SELECT文で検索したレコードに対して排他をかけるため、レコードの検索から更新までのデータの整合性が保たれます。
　FOR UPDATE句の指定は、すべてのDeploymentしたCMP Entity Beanに対してだけ有効です。

　finderメソッドのパラメタ名は、1番目のパラメタから順番にparam1、param2、param3、....のようにメソッドシグネチャに表示されます。検索条件でfinderメソッドのパラメタ名を指定する場合には、メソッドシグネチャに表示されるパラメタ名を指定してください。

　検索条件のサポート範囲は、単一のテーブルを対象とした検索とORDER BY句を使用した検索です。