Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第19章 運用する> 19.3 運用環境を変更する

19.3.2 EJBアプリケーションの実行環境を変更する

 以下の3種類があります。

■ EJBアプリケーションの再作成による変更

 EJBアプリケーションを再作成して、J2EE Deploymentツールの実行することにより、EJBアプリケーションそのものを変更します。
 EJBアプリケーションの作成とEJB Deploymentツールの実行に関しては、Apworksの"Apdesigner プログラマーズガイド"または"コンポーネントデザイナ ユーザーズガイド"(注:Plus Developerでは提供していません)を参照してください。

注意事項

 EJBアプリケーションのインストールを行う場合は、必ず、該当するEJBアプリケーションが定義されているワークユニットを一度停止してください。
 EJBコンテナ内のEJBアプリケーションを変更する場合は、EJBアプリケーションを停止してから配備してください。

◆ 変更手順

 以下に、EJBアプリケーションの再作成による運用の変更手順を示します。

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1.ワークユニットの停止

ワークユニットを停止してください。

2.EJBアプリケーションの配備

再作成したEJBアプリケーションを配備してください。
再作成する前のEJBアプリケーションと再作成した後のEJBアプリケーションで、カストマイズツールで設定するEJBアプリケーションの定義に変更がない場合は、配備後にカストマイズツールを再度実行する必要はありません。
ただし以下の定義項目については、deployment descriptorの定義が、EJBアプリケーションの定義よりも優先されます。常にカストマイズした定義情報を有効にしたい場合は、EJBアプリケーションの再作成時に、以下の定義項目についてdeployment descriptorの定義を行わないでください。

3.ワークユニットの起動

ワークユニットを起動してください。

■ EJBアプリケーションの定義変更による実行環境の変更

 カストマイズツールを使用してEJBアプリケーションの定義を変更し、EJBアプリケーションの実行環境を変更します。
 EJBアプリケーションの定義内容と変更方法については、“EJBアプリケーションの実行環境の定義”を参照してください。
 EJBアプリケーションの定義変更を行う場合は、必ず該当するEJBアプリケーションが定義されているワークユニットを一度停止してください。

◆ 変更手順

 以下に、EJBアプリケーションの定義変更の手順を示します。

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● 高速呼出し機能を使用する場合

1.ワークユニットの停止

ワークユニットを停止してください。

2.EJBアプリケーションの定義変更

カストマイズツールを使用して、EJBアプリケーションの定義変更をしてください。

3.ワークユニットの起動

ワークユニットを起動してください。

● Light EJBコンテナ機能を使用する場合

1.ワークユニットの停止

ワークユニットを停止してください。

2.EJBコンテナの定義変更

カストマイズツール、またはJ2EE Deploymentツールを使用してEJBコンテナの定義変更をしてください。
EJBコンテナ定義について詳しくは、EJBコンテナ定義を参照してください。

3.ワークユニットの起動

ワークユニットを起動してください。

■ ワークユニット定義の変更による実行環境の変更

 ワークユニット定義を変更し、EJBアプリケーションの実行環境を変更します。ワークユニットの定義内容と変更方法については、“ワークユニットを変更する”を参照してください。
 ワークユニットの定義変更を行う場合は、ワークユニットを必ず一度停止してください。
 ワークユニットの定義変更の手順を以下に示します。

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1.ワークユニットの停止

ワークユニットを停止してください。

2.ワークユニットの定義変更

ワークユニットの定義を変更してください。

3.ワークユニットの起動

ワークユニットを起動してください。

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