Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第3部 EJB編> 第16章 EJBサービスの基本機能> 16.7 EJBサービスが提供するトランザクション機能

16.7.3 トランザクションアイソレーションレベル

 トランザクションアイソレーションレベル(以降、アイソレーションレベルと呼びます。)とは、データベースに対する排他整合性水準のことです。EJBアプリケーションからデータベースにアクセスする場合、EJBアプリケーションの実行多重度を上げるには、アイソレーションレベルを考慮する必要があります。

 使用できるアイソレーションレベルを以下に示します。アイソレーションレベルの詳細は、使用するデータベースのマニュアルを参照してください。

 アイソレーションレベルの設定は、UserTransaction.begin()メソッドを発行してから、UserTransaction.commit()メソッドまたはUserTransaction.rollback()メソッドを発行するまでの間有効です。

■ 設定方法

◆ 高速呼出し機能を使用する場合

 アイソレーションレベルは、高速呼出し定義の中で、使用するデータソースごとに定義することができます。
 設定方法の詳細は、“データソースの定義”を参照してください。

◆ Light EJBコンテナ機能を使用する場合

 アイソレーションレベルは、EJBコンテナ定義の中で、使用するデータソースごとに定義できます。
 設定方法の詳細については、“定義詳細”を参照してください。


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