Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第3部 EJB編 | > 第16章 EJBサービスの基本機能 | > 16.6 性能オプション |
事前コネクト機能は、EJBアプリケーションの起動時に、DBコネクションをあらかじめオープンする機能です。
ユーザは、事前コネクトするDBコネクションの数を設定できます。
事前コネクトするDBコネクション数をクライアントからの同時アクセス数とすることで、多重実行における処理性能の安定を図ることができます。
事前コネクトするDBコネクションの数は、使用するデータソース単位に定義することができます。設定しない場合は、事前コネクトは行いません。
クライアントからの同時接続数が設定値を超えた場合は、不足分のDBコネクションをオープンします。
高速呼出し機能を使用する場合、DBコネクションの事前コネクト機能の設定は、高速呼出し定義で行います。
高速呼出し定義の定義方法については、“高速呼出し定義の設定”を参照してください。
Light EJBコンテナ機能を使用する場合、DBコネクションの事前コネクト機能の設定は、EJBコンテナ定義で行います。
EJBコンテナ定義の定義方法については、“EJBコンテナ定義の設定”を参照してください。
また、EJBサービスでは、一度オープンしたDBコネクションを、EJBアプリケーションが停止するまでプーリングします。
プーリングしたDBコネクションを複数のクライアントで共有することにより、性能向上を図っています。
使用するJDBCドライバがJDBC2.0の場合、プーリングするDBコネクション数を設定できます。
詳細は、JDBCドライバのマニュアルを参照してください。
CMP2.0のEJBアプリケーションを起動する場合、起動時にDBMSの識別子長の最大値をチェックします。このため、事前コネクト機能を使用しない場合にも起動時にDBMSのコネクションを一本オープンします。
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