Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

10.8.3.3 CorbaServletとCorbaClientの関係

　CorbaServletは3つのクラスと呼び出し用のHTMLファイルから構成されています。

• サーブレットクラス CorbaServlet
• パラメータクラス CorbaServletParameter
• ページクラス CorbaServletPage
• HTMLファイル CorbaServlet.html

　CorbaClientは1つのクラスから構成されています。

• CorbaClient

　CorbaServletとCorbaClientの関係を以下に示します。

　サーブレットクラスCorbaServletは、HTMLファイルより呼び出され、メインの処理を行うサーブレットクラスです。パラメータクラスCorbaServletParameterは画面からの数値を取り出す処理、ページクラスCorbaServletPageは加算の結果を表示する処理を行います。

　CORBAアプリケーションとの連携は、CorbaClientクラスで実現しています。CorbaClientクラスのコンストラクタでは、ORBの生成と初期化を行っています。
　CorbaClientクラスのrunメソッドでは、CORBAアプリケーションのメソッドを呼び出し、実際の加算処理を行っています。