Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第2部 Servlet/JSP編 | > 第9章 Servletサービスの運用準備 | > 9.4 WWWサーバの環境設定 |
サーブレット・ゲートウェイをNSAPI Plug-inとしてSun ONE Web Server(iPlanet Web Server)に登録します。
登録はSun ONE Web Server(iPlanet Web Server)で提供されている“obj.conf”または"magnus.conf"に以下の定義を追加します。
なお、各命令のパラメタに記述形式以外のパラメタを定義した場合は、エラーメッセージが出力されずにサーブレット・ゲートウェイが正常起動することがありますが、動作の保証はできません。
詳細な登録手順については、Sun ONE Web Server(iPlanet Web Server)のマニュアルを参照してください。
Sun ONE Web Server(iPlanet Web Server)が同時に処理できる要求処理スレッドの最大スタックサイズを定義します。
“magnus.conf”の“StackSize”に262144(256K)以上の値を定義してください。
StackSize 262144 |
Sun ONE Web Server(iPlanet Web Server)を再起動または停止するときにサーブレット・ゲートウェイの終了処理を強制します。
“magnus.conf”の“ChildRestartCallback”に“on”または“yes”または“true”を定義してください。
ChildRestartCallback on |
iPlanet Web Server 4.xの場合は"obj.conf"に、Sun ONE Web Server(iPlanet Web Server) 6.0の場合は"magnus.conf"にInit命令の定義を追加します。
設定する値は以下のとおりです。
Init fn="load-modules" funcs="jsgw_init,jsgw_service" shlib="/opt/FJSVjs2/gateway/jsgw_nsapi.so" |
confパラメタを省略した場合またはconfパラメタを誤って記述した場合には、以下のファイルがサーブレット・ゲートウェイの環境定義ファイルとなります。
/etc/opt/FJSVjs2/jsgw.conf
“obj.conf"のデフォルトオブジェクトにNameTrans命令を使用してWebアプリケーション識別子の定義を追加します。
“obj.conf"の<Object name=default>〜</Object>の中にWebアプリケーション識別子の設定を2行1セットとして定義します。
このとき、Webアプリケーション識別子は、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのMountで定義したWebアプリケーション識別子と同じ値を定義してください。
なお、複数のWebアプリケーション識別子を記述する場合は、2行を1セットにして、複数行記述してください。
NameTrans fn="assign-name" from="/Webアプリケーション識別子" name="FJSVjs2" |
サンプルを動作させるための定義例(Solaris OEシステムの場合)を以下に示します。
<Object name=default> |
上記NameTrans命令を使用したWebアプリケーション識別子の定義は、デフォルトオブジェクトの設定の先頭に追加してください。
NameTrans命令の"document-root"の設定した行の後ろに上記NameTrans命令を追加した場合は、Servletサービスを使用することができません。
“obj.conf"にオブジェクトの定義を追加します。
設定する値は以下のとおりです。
<Object name=FJSVjs2> |
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