Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第2部 Servlet/JSP編> 第9章 Servletサービスの運用準備> 9.4 WWWサーバの環境設定

9.4.2 InfoProvider Proの場合

 特定アプリケーション向けインタフェースのフィルタ・インタフェースとエクステンション・インタフェースを設定します。
 Webアプリケーションにアクセス制限を設定する場合は、InfoProvider Pro環境定義ファイルで定義します。
 詳細については、“WWWサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)”を参照してください。

■フィルタ・インタフェースの設定

 InfoProvider Pro環境定義ファイルにfilter-file定義項目を追加します。
 設定する値は以下のとおりです。



フィルタアプリケーションのパス

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 C:\INTERSTAGE\F3FMjs2\gateway\jsgw.dll
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 /opt/FJSVjs2/gateway/jsgw.so

フィルタアプリケーションに渡すパラメタ

conf=サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのフルパス名

 指定例(Solaris OEの場合)を以下に示します。

・・・
filter-file: /opt/FJSVjs2/gateway/jsgw.so conf=サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのフルパス名

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■エクステンション・インタフェースの設定

 InfoProvider Pro環境定義ファイルにcgi-path-idnt定義項目を追加します。
 設定する値は以下のとおりです。

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ディレクトリ名

 C:\INTERSTAGE\F3FMjs2\gateway

識別名

 F3FMjs2

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ディレクトリ名

 /opt/FJSVjs2/gateway

識別名

 FJSVjs2

 指定例を以下に示します。

・・・
cgi-path-idnt: /opt/FJSVjs2/gateway FJSVjs2

■アクセス制限の設定

 Webアプリケーションにアクセス制限を設定する場合は、サーブレット・ゲートウェイに対してアクセス制限を設定します。
 アクセス制限の詳細については、“セキュリティシステム運用ガイド”の“InfoProvider Proの認証とアクセス制御の設定”を参照してください。
 なお、個々のWebアプリケーションに対してアクセス制限を設定する場合は、“J2EEアプリケーションのセキュリティ”を参照してください。

 セキュリティ管理ファイルを作成します。
 セキュリティ管理ファイルのプロテクトパスには、以下のようにサーブレット・ゲートウェイを設定します。

image

・・・
C:\INTERSTAGE\F3FMjs2\gateway\jsgw.dll {
・・・
・・・
}

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・・・
/FJSVjs2/jsgw.so {
・・・
・・・
}

 また、InfoProvider Pro環境定義ファイルにauthfile定義項目を追加し、セキュリティ管理ファイルのパス名を設定します。

・・・
authfile: セキュリティ管理ファイルのパス名


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