Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

9.4.1 Interstage HTTP Serverの場合

　サーブレット・ゲートウェイをInterstage HTTP ServerのDSO(Dynamic Shared Objects)モジュールとして動作できるように環境定義ファイルを設定します。
　詳細な設定手順については、“WWWサーバ運用ガイド(Interstage HTTP Server編)”を参照してください。

■httpd.confの設定

　サーブレット・ゲートウェイをInterstage HTTP ServerのDSOモジュールとして動作するように設定します。設定は、Interstage HTTP Serverで提供されているhttpd.confファイルの末尾に以下に示す２つの定義項目を、示す順序で追加します。

"LoadModule jsvlt_module C:/INTERSTAGE/F3FMjs2/gateway/jsgw_apapi_is.dll"
"include サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのフルパス名"

"LoadModule jsvlt_module /opt/FJSVjs2/gateway/jsgw_apapi_is.so"
"include サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルのフルパス名"

　これにより、サーブレット・ゲートウェイがInterstage HTTP ServerのDSOモジュールとして登録され、サーブレット・ゲートウェイの動作が可能になります。

　以下に記述例(Solaris OEシステムの場合)を示します。

httpd.confファイル
# Interstage HTTP Server環境定義ファイル
(略)
# Port: The port to which the standalone server listens.
#
Port 80
(略)
# サーブレット・ゲートウェイ
LoadModule jsvlt_module /opt/FJSVjs2/gateway/jsgw_apapi_is.so
include /etc/opt/FJSVjs2/jsgw_apapi.conf

• "jsvlt_module"は、固定の文字列です。

• サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルには、httpd.confに記述する"User"と"Group"に対する読み込み権限を付与してください。
  読み込み権限が付与されていない場合には、サーブレット・ゲートウェイ環境定義ファイルの"ApJServDefinitionRead"に"auto"を記述しても環境定義が反映されません。