Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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8.13 サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナを分離したシステム構築
サーブレット・ゲートウェイと、サーブレット・コンテナを別のサーバマシン上に配備することができます。
この機能により、以下のシステム構築が可能です。
- セキュリティの向上
サーブレット・コンテナをDMZ(DeMilitarized Zone:非武装地帯)に配備させたくない場合、サーブレット・ゲートウェイ(WWWサーバを含む)をDMZのマシンに配備して、サーブレット・コンテナはFirewallを越えたイントラネット上に配備します。
- 負荷分散
マシンのCPU負荷が大きい場合、サーブレット・ゲートウェイ(WWWサーバを含む)とサーブレット・コンテナを分離したシステムを構築し、負荷を分散します。
なお、Traffic Directorを使用することでサーブレット・コンテナが稼動するマシンの稼動状態やCPU負荷状態を監視した負荷分散が行えるようになります。
この機能を利用する場合の運用準備については、“サーブレット・ゲートウェイとサーブレット・コンテナを分離する場合の運用準備”を参照してください。
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