Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

8.5 ログ機能

　Servletサービス、サーブレット・ゲートウェイ、サーブレット・コンテナの3種類のログ情報を取得することができます。

■標準的な出力先ディレクトリ

　ログの標準的な出力先ディレクトリを以下に示します。
　ログファイル名を指定しない場合や、指定したファイルにログが出力できない場合は、ログは以下のディレクトリに出力されます。
　サーブレット・ゲートウェイのログは、出力先を任意に指定することができます。
　サーブレット・コンテナ（起動ログを除く）のログを採取する場合は、出力先を指定する必要があります。

C:\INTERSTAGE\F3FMjs2\log\

Interstage Application Server Enterprise Edition のデフォルトシステムの場合
Interstage Application Server Standard Editionの場合
Interstage Application Server Plusの場合
Interstage Application Server Web-J Edition の場合
　　　/var/opt/FJSVjs2/log/
Interstage Application Server Enterprise Edition のマルチシステム機能を利用した拡張システムの場合
　　　/var/opt/FJSVisas/system/{システム名}/FJSVjs2/var/log/

/var/opt/FJSVjs2/log/

■ログのバックアップについて

• Servletサービス、サーブレット・ゲートウェイのログは、
  ログのサイズが1Mバイトを超えた場合、バックアップファイルを作成します。
• サーブレット・コンテナの起動ログは、
  コンテナ起動時または再起動時にログのサイズが1Mバイトを超えていた場合、バックアップファイルを作成します。
• サーブレット・コンテナの起動ログ以外のログは、
  バックアップを有効に設定していれば、ログのサイズが指定されたサイズを超えた場合、バックアップファイルを作成します。

　バックアップファイルは、ファイル名に拡張子(.old)を付加して作成します。
　既に同名のバックアップファイルがあるとき、バックアップファイルは上書きされます。

■出力形式

[日時] ［種別 : メッセージID : ］メッセージテキスト

■出力項目

出力項目名	説明
日時	メッセージ事象の発生日時です。 サーブレット・コンテナのログでは、出力を抑止することができます。
種別	メッセージ事象の種別です。以下の3種類があります。 INFO 　　：情報 WARNING　：警告 ERROR　　：エラー サーブレット・コンテナのログでは、出力されません。
メッセージID メッセージテキスト	内容については、“メッセージ集”の“Servletサービスのメッセージ”を参照してください。 サーブレット・コンテナのログでは、メッセージIDは出力されません。

■出力例

[13/04/2001 16:45:10:992] ERROR: 2904: There is a mistake in the JServlet environment definition file. (10 line(s))

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8.5.1 Servletサービスのログ機能

8.5.2 サーブレット・ゲートウェイのログ機能

8.5.3 サーブレット・コンテナのログ機能