Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド

8.4 コンテナの監視

　Servletサービスは、サーブレット・コンテナの状態を監視しています。
　これは、コンテナ監視プロセスが行っています。
　コンテナ監視プロセスは、サーブレット・コンテナの起動、停止を行うだけでなく、サーブレット・コンテナが何かの原因で停止してしまったときには、サーブレット・コンテナを再起動します。

　コンテナ監視プロセスは、サーブレット・コンテナの再起動が最大時間内に最大回数失敗した場合、サーブレット・コンテナの再起動を中止します。
　サーブレット・コンテナの再起動を行う最大時間と最大回数の設定については、“JServlet環境定義ファイル”を参照してください。

　jscontdispコマンドを使用して、サーブレット・コンテナの状態を確認することができます。
　コマンドの仕様については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)"を参照してください。

• コンテナ監視プロセスは、サーブレット・コンテナの状態監視を10秒間隔で行っています。
• 以下の場合、コンテナ監視プロセスは、サーブレット・コンテナを強制終了します。
  • 停止処理でサーブレット・コンテナに3回続けて接続できなかった場合
  • サーブレット・コンテナに接続し停止要求を行ってから、一定時間(JServlet環境定義ファイルのcontainer.shutdownInterval項目で指定)経過してもサーブレット・コンテナが終了しない場合