Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド |
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第1部 J2EE共通編 | > 第4章 JNDI | > 4.4 JNDI SPの運用 | > 4.4.1 JDBCを利用する場合 |
JDBCデータソースを使用するための環境設定を行います。
各データベースごとの設定を説明します。
Symfowareを使用する場合、SymfowareがInterstageと同一サーバシステム上にある場合と、別サーバシステム上にある場合で環境設定手順が異なります。
ここでは、以下の項目にわけて環境設定手順を説明します。
ここで記載する内容は、SymfoWARE V4.0L10以降を使用した場合の設定内容です。旧バージョンのSymfoWAREを使用する場合の環境設定については、“SymfoWARE Client JDBCドライバ オンラインマニュアル”を参照してください。
ここで記載する内容は、SymfoWARE 3.2以降を使用した場合の設定内容です。旧バージョンのSymfoWAREを使用する場合の環境設定については、“SymfoWARE Client JDBCドライバ オンラインマニュアル”を参照してください。
Symfowareは、Red Hat Linux Advanced Server 2.1でのみ利用可能です。
Interstageと同一サーバシステム上にあるSymfowareを使用する場合は以下の環境設定が必要です。
以下の環境変数を設定してください。
なお、EJBのワークユニットを使用する場合、これらの環境変数をワークユニット定義に設定してください。
ワークユニット定義での環境変数の定義方法については、“ワークユニット定義の登録”を参照してください。
また、WebアプリケーションからJDBCを利用する場合は、これらの環境変数をJServlet環境定義ファイルに設定してください。
JServlet環境定義ファイルでの環境変数の設定方法については、”JServlet環境定義ファイル”を参照してください。
環境変数 |
設定値 |
PATH |
[SymfoWARE V4.0L10以降を使用する場合] |
CLASSPATH |
[SymfoWARE V4.0L10以降を使用する場合] |
SymfoWARE JDBCドライバのインストールディレクトリが、c:\classes\SymfoJDBCの場合
[SymfoWARE V4.0L10以降を使用する場合]
set PATH=c:\classes\SymfoJDBC\com\fujitsu\symfoware\jdbc;%PATH% set CLASSPATH=c:\classes\SymfoJDBC;%CLASSPATH% set CLASSPATH=c:\classes\SymfoJDBC\com\fujitsu\symfoware\jdbc2;%CLASSPATH%
[SymfoWARE V5.0L10以降を使用する場合]
set PATH=c:\classes\SymfoJDBC\fjjdbc\bin;%PATH% set CLASSPATH=c:\classes\SymfoJDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar;%CLASSPATH%
環境変数 |
設定値 |
LD_LIBRARY_PATH |
[SymfoWARE 3.2以降を使用する場合] |
CLASSPATH |
[SymfoWARE 3.2以降を使用する場合] |
SymfoWARE JDBCドライバのインストールディレクトリが、/classes/SymfoJDBCの場合
[SymfoWARE 3.2以降を使用する場合(Cシェル使用時)]
setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNrdb2b/lib:${LD_LIBRARY_PATH} setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNiconv/lib:${LD_LIBRARY_PATH} setenv LD_LIBRARY_PATH /classes/SymfoJDBC/com/fujitsu/symfoware/jdbc:${LD_LIBRARY_PATH} setenv CLASSPATH /classes/SymfoJDBC:${CLASSPATH} setenv CLASSPATH /classes/SymfoJDBC/com/fujitsu/symfoware/jdbc2:${CLASSPATH}
[SymfoWARE 5.0以降を使用する場合(Cシェル使用時)]
setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNrdb2b/lib:${LD_LIBRARY_PATH} setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNiconv/lib:${LD_LIBRARY_PATH} setenv LD_LIBRARY_PATH /classes/SymfoJDBC/fjjdbc/bin:${LD_LIBRARY_PATH} setenv CLASSPATH /classes/SymfoJDBC/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar:${CLASSPATH}
環境変数 |
設定値 |
LD_LIBRARY_PATH |
Symfowareのインストールディレクトリ/lib |
CLASSPATH |
JDBC ドライバのインストールディレクトリ/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar |
Symfoware JDBCドライバのインストールディレクトリが、/classes/SymfoJDBCの場合
[Cシェル使用時]
setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVrdb2b/lib:${LD_LIBRARY_PATH} setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNiconv/lib:${LD_LIBRARY_PATH} setenv LD_LIBRARY_PATH /classes/SymfoJDBC/fjjdbc/bin:${LD_LIBRARY_PATH} setenv CLASSPATH /classes/SymfoJDBC/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar:${CLASSPATH}
JDBCを使用する場合は、JDBCデータソースへの登録/参照、およびJ2EEアプリケーションを実行するためにネーミングサービスを起動する必要があります。
以下の手順でネーミングサービスを起動してください。
ネーミングサービスの起動を行う前に、Java環境の設定が行われているかを確認してください。
Java環境の設定については、”Javaの環境設定”を参照してください。
“環境変数の設定”に記載されている環境変数を設定してください。
ネーミングサービスを起動してください。
java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.naming.SYMNameService
JDBCを使用する場合は、JDBCデータソースを登録する必要があります。
以下の手順でJDBCデータソースを登録してください。
データソースの登録を行う前に、Java環境の設定が行われているかを確認してください。
Java環境の設定については、”Javaの環境設定”を参照してください。
“環境変数の設定”に記載されている環境変数を設定してください。
管理者権限をもつユーザIDで、JDBCデータソース登録ツールを起動します。
java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.tool.FJJdbcTool
データソース一覧の[追加]ボタンをクリックし、データソースの登録に必要な情報を設定して[OK]ボタンをクリックします。
データソース名 : DS1
プロトコル : ローカル
データ資源名 : DB1
ユーザ名 : j2ee
パスワード : j2ee
Interstageと別のサーバシステム上にあるSymfowareにアクセスするために使用する接続形態を“RDB2_TCP”と呼びます。
RDB2_TCPでSymfowareに接続するためには、以下の作業が必要です。
Interstageがインストールされているサーバシステムで以下の環境変数を設定してください。
なお、EJBのワークユニットを使用する場合、これらの環境変数をワークユニット定義に設定してください。
ワークユニット定義での環境変数の定義方法については、“ワークユニット定義の登録”を参照してください。
また、WebアプリケーションからJDBCを利用する場合は、これらの環境変数をJServlet環境定義ファイルに設定してください。
JServlet環境定義ファイルでの環境変数の設定方法については、”JServlet環境定義ファイル”を参照してください。
環境変数 |
設定値 |
PATH |
[SymfoWARE V4.0L10以降を使用する場合(V5.0L10以降を除く)] |
CLASSPATH |
[SymfoWARE V4.0L10以降を使用する場合(V5.0L10以降を除く)] |
SymfoWARE JDBCドライバのインストールディレクトリが、c:\classes\SymfoJDBCの場合
[SymfoWARE V4.0L10以降を使用する場合]
set PATH=c:\classes\SymfoJDBC\com\fujitsu\symfoware\jdbc;%PATH% set CLASSPATH=c:\classes\SymfoJDBC;%CLASSPATH%
[SymfoWARE V5.0L10以降を使用する場合]
set PATH=c:\classes\SymfoJDBC\fjjdbc\bin;%PATH% set CLASSPATH=c:\classes\SymfoJDBC\fjjdbc\lib\fjsymjdbc2.jar;%CLASSPATH%
環境変数 |
設定値 |
LD_LIBRARY_PATH |
[SymfoWARE 3.2以降を使用する場合] |
CLASSPATH |
[SymfoWARE 3.2以降を使用する場合] |
SymfoWARE JDBCドライバのインストールディレクトリが、/classes/SymfoJDBCの場合
[SymfoWARE 3.2以降を使用する場合(Cシェル使用時)]
setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNrdb2b/lib:${LD_LIBRARY_PATH} setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNiconv/lib:${LD_LIBRARY_PATH} setenv LD_LIBRARY_PATH /classes/SymfoJDBC/com/fujitsu/symfoware/jdbc:${LD_LIBRARY_PATH} setenv CLASSPATH /classes/SymfoJDBC:${CLASSPATH}
[SymfoWARE 5.0以降を使用する場合(Cシェル使用時)]
setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNrdb2b/lib:${LD_LIBRARY_PATH} setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNiconv/lib:${LD_LIBRARY_PATH} setenv LD_LIBRARY_PATH /classes/SymfoJDBC/fjjdbc/bin:${LD_LIBRARY_PATH} setenv CLASSPATH /classes/SymfoJDBC/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar:${CLASSPATH}
環境変数 |
設定値 |
LD_LIBRARY_PATH |
Symfowareのインストールディレクトリ/lib |
CLASSPATH |
JDBC ドライバのインストールディレクトリ/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar |
Symfoware JDBCドライバのインストールディレクトリが、/classes/SymfoJDBCの場合
[Cシェル使用時]
setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVrdb2b/lib:${LD_LIBRARY_PATH} setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FSUNiconv/lib:${LD_LIBRARY_PATH} setenv LD_LIBRARY_PATH /classes/SymfoJDBC/fjjdbc/bin:${LD_LIBRARY_PATH} setenv CLASSPATH /classes/SymfoJDBC/fjjdbc/lib/fjsymjdbc2.jar:${CLASSPATH}
SymfowareへのアクセスをRDB2_TCPで行う場合、Symfowareがインストールされているサーバシステムで以下の設定を行う必要があります。
Symfowareのシステム用動作環境ファイル内に、以下のパラメタを追加してください。
MAX_CONNECT_TCP = (n) |
n : 最大接続数(省略値は0)
システム用動作環境ファイルは、Symfowareインストール時に指定した場所に格納されています。格納場所を指定しないでインストールした場合は、以下の場所に格納されています。
[Symfowareがインストールされているドライブ]:\SFWETC¥RDB\ETC\UXPSQLENV |
/opt/FSUNrdb2b/etc/fssqlenv |
/opt/FJSVrdb2b/etc/fssqlenv |
システム用動作環境ファイル内にMAX_CONNECT_TCPを設定していない、または最大接続数に0が指定されている場合、J2EEアプリケーション実行時に、Symfoware ODBCドライバのエラーが出力されます。出力されるエラーの詳細については、”トラブルシューティング集”の”データベースを使用したときの異常”を参照してください。
以下のファイルに、RDB2_TCP用のポート番号を設定してください。
Windows NT(R)インストールディレクトリ\system32\drivers\etc\services |
/etc/services |
ポート番号に2050を割り当てる場合
RDBII 2050/TCP
Oracleを使用する場合は以下の環境設定が必要です。
以下の環境変数を設定してください。
なお、EJBのワークユニットを使用する場合、これらの環境変数をワークユニット定義に設定してください。
ワークユニット定義での環境変数の定義方法については、“ワークユニット定義の登録”を参照してください。
また、WebアプリケーションからJDBCを利用する場合は、これらの環境変数をJServlet環境定義ファイルに設定してください。
JServlet環境定義ファイルでの環境変数の設定方法については、”JServlet環境定義ファイル”を参照してください。
【システム環境変数に設定する場合】
環境変数 |
設定値 |
CLASSPATH |
Oracleのインストールディレクトリ\jdbc\lib\classes12.zip |
※ Oracle8iおよびOracle9iのJDBC2.xを使用する場合のみ設定
set CLASSPATH=%ORACLE_HOME%\jdbc\lib\classes12.zip;%CLASSPATH% set CLASSPATH=%ORACLE_HOME%\jdbc\lib\nls_charset12.zip;%CLASSPATH%
Oracle8iおよびOracle9iのJDBC2.xを使用する場合に、providerutil.jarおよびfscontext.jarファイルをC:\classesディレクトリに格納した場合は、以下の設定を追加してください。
set CLASSPATH=C:\classes\providerutil.jar;%CLASSPATH% set CLASSPATH=C:\classes\fscontext.jar;%CLASSPATH%
環境変数 |
設定値 |
CLASSPATH |
Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/classes12.zip Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/nls_charset12.zip ダウンロードしたクラスが格納されているディレクトリ/providerutil.jar ※ ダウンロードしたクラスが格納されているディレクトリ/fscontext.jar ※ |
※ Oracle8iおよびOracle9iのJDBC2.xを使用する場合のみ設定
[Cシェルの場合]
setenv CLASSPATH ${ORACLE_HOME}/jdbc/lib/classes12.zip:${CLASSPATH} setenv CLASSPATH ${ORACLE_HOME}/jdbc/lib/nls_charset12.zip:${CLASSPATH}
Oracle8iおよびOracle9iのJDBC2.xを使用する場合に、providerutil.jarおよびfscontext.jarファイルを/classesディレクトリに格納した場合は、以下の設定を追加してください。
setenv CLASSPATH /classes/providerutil.jar:${CLASSPATH} setenv CLASSPATH /classes/fscontext.jar:${CLASSPATH}
環境変数 |
設定値 |
CLASSPATH |
Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/classes12.zip Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/nls_charset12.zip ダウンロードしたクラスが格納されているディレクトリ/providerutil.jar ※ ダウンロードしたクラスが格納されているディレクトリ/fscontext.jar ※ |
※ Oracle9iのJDBC2.xを使用する場合のみ設定
[Cシェルの場合]
setenv CLASSPATH ${ORACLE_HOME}/jdbc/lib/classes12.zip:${CLASSPATH} setenv CLASSPATH ${ORACLE_HOME}/jdbc/lib/nls_charset12.zip:${CLASSPATH}
Oracle9iのJDBC2.xを使用する場合に、providerutil.jarおよびfscontext.jarファイルを/classesディレクトリに格納した場合は、以下の設定を追加してください。
setenv CLASSPATH /classes/providerutil.jar:${CLASSPATH} setenv CLASSPATH /classes/fscontext.jar:${CLASSPATH}
【isj2ee.propertiesファイルに設定する場合】
isj2ee.propertiesファイルの設定例 |
classpath=Oracleのインストールディレクトリ\jdbc\lib\classes12.zip;Oracleのインストールディレクトリ\jdbc\lib\nls_charset12.zip;ダウンロードしたクラスが格納されているディレクトリ\providerutil.jar;ダウンロードしたクラスが格納されているディレクトリ\fscontext.jar |
※ Oracle8iおよびOracle9iのJDBC2.xを使用する場合のみ設定。
isj2ee.propertiesファイルの設定例 |
classpath=Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/classes12.zip:Oracleのインストールディレクトリ/jdbc/lib/nls_charset12.zip:ダウンロードしたクラスが格納されているディレクトリ/providerutil.jar:ダウンロードしたクラスが格納されているディレクトリ/fscontext.jar |
※ Oracle8iおよびOracle9iのJDBC2.xを使用する場合のみ設定。
JDBCを使用する場合は、JDBCデータソースを登録する必要があります。
登録するデータソースは分散トランザクションを使用する場合と使用しない場合で異なります。
どちらのデータソースを登録するかによって、登録時に作成するアプリケーションの内容が異なりますが、手順は同じです。
なお、間違ったデータソースを登録した場合、J2EEアプリケーションの実行時にエラーが発生します。
以下の手順でJDBCデータソースを登録してください。
データソースの登録を行う前に、Java環境の設定が行われているかを確認してください。
Java環境の設定については、”Javaの環境設定”を参照してください。
なお、JDBCデータソースの登録についての詳細は、“Oracle8i JDBC開発者ガイド”および“Oracle8i リファレンスリリース8.1”、または“Oracle9i JDBC開発者ガイド”および“Oracle9i リファレンスリリース9.1”を参照してください。
なお、JDBCデータソースの登録についての詳細は、“Oracle9i JDBC開発者ガイド”および“Oracle9i リファレンスリリース9.1”を参照してください。
“環境変数の設定”に記載されている環境変数を設定してください。
set CLASSPATH=%ORACLE_HOME%\jdbc\lib\classes12.zip;%CLASSPATH%
set CLASSPATH=%ORACLE_HOME%\jdbc\lib\nls_charset12.zip;%CLASSPATH%
set CLASSPATH=C:\classes\providerutil.jar;%CLASSPATH%
set CLASSPATH=C:\classes\fscontext.jar;%CLASSPATH%
[Cシェルの場合]
setenv CLASSPATH ${ORACLE_HOME}/jdbc/lib/classes12.zip:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH ${ORACLE_HOME}/jdbc/lib/nls_charset12.zip:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH /classes/providerutil.jar:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH /classes/fscontext.jar:${CLASSPATH}
[Cシェルの場合]
setenv CLASSPATH ${ORACLE_HOME}/jdbc/lib/classes12.zip:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH ${ORACLE_HOME}/jdbc/lib/nls_charset12.zip:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH /classes/providerutil.jar:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH /classes/fscontext.jar:${CLASSPATH}
サーバ上の任意のディレクトリに、jdbcという名前のディレクトリを作成してください。
Cドライブの\tmp\JNDIにjdbcディレクトリを作成した場合
C:\tmp\JNDI\jdbc
/tmp/JNDIにjdbcディレクトリを作成した場合
/tmp/JNDI/jdbc
データソース登録アプリケーションは、登録するデータソースにより異なります。
以下のディレクトリに格納されているサンプルソースを使用して、データソース登録アプリケーションを作成してください。
C:\INTERSTAGE\J2EE\sample\datasource |
/opt/FJSVj2ee/sample/datasource |
“FJDSJNDILOCAL.java”を作成してください。
“FJDSJNDIXA.java”を作成してください。
“FJDSJNDILOCAL.java”または“FJDSJNDIXA.java”内の以下の項目を使用する環境に合わせて修正します。
- JDBCデータソースを登録するディレクトリ名
3.で作成したファイル内の以下の行を、2.で作成したディレクトリ名に変更してください。
--------------------------------------------------------
:
env.put (Context.PROVIDER_URL, "file:///c:/tmp/JNDI");
:
--------------------------------------------------------
“c:\tmp\JNDI”にjdbcディレクトリを作成した場合
:
env.put (Context.PROVIDER_URL, "file:///c:/tmp/JNDI");
:
--------------------------------------------------------
:
env.put (Context.PROVIDER_URL, "file:/tmp/JNDI");
:
--------------------------------------------------------
“/tmp/JNDI”にjdbcディレクトリを作成した場合
:
env.put (Context.PROVIDER_URL, "file:/tmp/JNDI");
:- JDBCデータソース名
3.で作成したファイル内の以下の2行を、登録するデータソース名に変更してください。
--------------------------------------------------------
:
dsBind(context, "jdbc/CT2");
dsLookup(context, "jdbc/CT2");
:
--------------------------------------------------------
“jdbc/EJBDS”というデータソース名を登録する場合
:
dsBind(context, "jdbc/EJBDS");
dsLookup(context, "jdbc/EJBDS");
:
- ユーザID/パスワード
3.で作成したファイル内の以下の2行を、使用するユーザIDとパスワードに変更してください。
--------------------------------------------------------
:
ods.setUser("CT2");
ods.setPassword("CT2");
:
--------------------------------------------------------
“ejb”というユーザIDとパスワードを使用する場合
:
ods.setUser("ejb");
ods.setPassword("ejb");
:
- ドライバのURL
分散トランザクションを使用しない場合(FJDSJNDILOCAL.java)は、3.で作成した以下の1行を、使用するドライバのURLに変更してください。
--------------------------------------------------------
:
ods.setURL("jdbc:oracle:thin:@host1:1521:sid1");
:
--------------------------------------------------------
ホスト名が“host2”、ポート番号が“1521”、SIDが“sid2”の場合
:
ods.setURL("jdbc:oracle:thin:@host2:1521:sid2");
:
データソース登録アプリケーション(“FJDSJNDILOCAL.java”または“FJDSJNDIXA.java”)をコンパイルした後、2.でjdbcディレクトリを作成したドライブで実行してください。
データソース登録アプリケーション(“FJDSJNDILOCAL.java”または“FJDSJNDIXA.java”)をコンパイルし、実行してください。
SQL Serverを使用する場合は以下の環境設定が必要です。
以下の環境変数を設定してください。
なお、EJBのワークユニットを使用する場合、これらの環境変数をワークユニット定義に設定してください。
ワークユニット定義での環境変数の定義方法については、“ワークユニット定義の登録”を参照してください。
また、WebアプリケーションからJDBCを利用する場合は、これらの環境変数をJServlet環境定義ファイルに設定してください。
JServlet環境定義ファイルでの環境変数の設定方法については、”JServlet環境定義ファイル”を参照してください。
環境変数 |
設定値 |
PATH |
C:\INTERSTAGE\EJB\jdbc\bin |
CLASSPATH |
C:\INTERSTAGE\EJB\jdbc\lib\fjisjdbc2.jar |
Interstageのインストールディレクトリが、C:\INTERSTAGEの場合
set PATH= C:\INTERSTAGE\EJB\jdbc\bin;%PATH% set CLASSPATH= C:\INTERSTAGE\EJB\jdbc\lib\fjisjdbc2.jar;%CLASSPATH%
ODBCデータソースの登録は、ODBCデータソースアドミニストレータで行います。
“SQL Server Books Online”を参照し、Windows NT(R)でのODBC データソースの登録を行ってください。
JDBCを使用する場合は、JDBCデータソースを登録する必要があります。
登録作業は、JDBCデータソース登録ツールを使用して行います。以下の手順でJDBCデータソースを登録してください。
データソースの登録を行う前に、Java環境の設定が行われているかを確認してください。
Java環境の設定については、”Javaの環境設定”を参照してください。
以下のコマンドを実行し、ネーミングサービスを起動してください。
java com.fujitsu.interstage.jdbc.FJJdbcNameService [<port_no>]
※[ ]内は省略可能
<port_no>:ポート番号を指定します。デフォルトは10526です。
以下のコマンドを実行し、JDBCデータソース登録ツールを起動します。
java com.fujitsu.interstage.jdbc.FJJdbcTool [<port_no>]
※[ ]内は省略可能
<port_no>:ポート番号を指定します。デフォルトは10526です。
JDBCデータソース登録ツールのヘルプを参照して、JDBCデータソースを登録してください。
JDBCデータソース登録ツールのヘルプの格納場所と参照方法を以下に示します。
- 格納場所
C:\INTERSTAGE\EJB\jdbc\lib\com\fujitsu\interstage\jdbc\Docs\file
- 参照方法
ブラウザで、上記ディレクトリに格納されているhelp0001.htmを参照してください。
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