Interstage Application Server J2EE ユーザーズガイド
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第1部 J2EE共通編> 第1章 J2EEの概要

1.4 J2EEのアーキテクチャ

 J2EEアプリケーショは、複数のJ2EEコンポーネンの組合せで構成されており、実行時にサーバ上に配備されます。企業内での効率的なシステム再構成や運用のためには、個々のコンポーネントが独立していることが重要です。そのためには、コンポーネントが汎用的に作成されていること、つまり、如何に共通的に利用できるかが重要です。汎用性が高ければ高いほどコンポーネントの独立性が増します。

 特にJ2EEアプリケーションでは、外部リソース(他のEnterprise Bean、JMSリソース、JDBCリソースなど)にアクセスすることが一般的です。アプリケーションの開発者は、外部リソースにあらかじめ名前を付けてソースコードに記述しておき、実行時に名前と実体との対応を解決することで、コンポーネントの独立性を確保します。Interstageでは、名前解決の手段をJNDI(Java Naming and Directory Interface)サービスプロバイダで提供しています。

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