Interstage Application Server インストールガイド −Windows(R)−
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第2章 動作環境 > 2.2 特定機能を使用する場合に必要なソフトウェア

2.2.2 アプリケーション実行時に必要なソフトウェア

 アプリケーション実行時に必要なソフトウェは、次のとおりです。

項番

機能名

製品名

バージョン・レベル

1

COBOL Webサブルーチン

COBOL97(注1)
または
PowerCOBOL97シリーズ(注1)

V40L20以降
または
V4.0L20以降

2

AIM連携機能、AIM連携拡張機能またはAIMクライアント連携機能

NETSTAGE Director

V3.0L10以降

3

データベースの使用(EJBサービス以外)

Symfoware Server
Enterprise Edition

V1.2L11以降 (注2)

Oracle7

R7.3.4 (注2)

Oracle8 Enterprise Edition

R8.0.5 (注2)

Oracle8i Enterprise Edition

R8.1.5またはR8.1.6(注2)
R8.1.7

Oracle9i database enterprise edition

release1(9.0.1)

SQL Server

6.5または7.0

4

コンポーネントトランザクションサービス、データベース連携サービスのCOBOLサーバアプリケーションの運用

COBOL97 ランタイムシステム

V40L20

PowerCOBOL97 ランタイムシステム

V4.0L20

PowerCOBOL97 Server

V5.0L10以降 (注3)

NetCOBOL for Windows
NetCOBOL Base Edition for Windows
NetCOBOL Standard Edition for Windows
NetCOBOL Professional Edition for Windowsのいずれか

V7.0L10以降

5

CORBAサービス、イベントサービスのCOBOLサーバアプリケーションの運用

COBOL97 ランタイムシステム

V40L10以降 (注4)

PowerCOBOL97 ランタイムシステム

V4.0L10 (注4)

PowerCOBOL97 Server

V5.0L10以降 (注3) (注5)

NetCOBOL for Windows
NetCOBOL Base Edition for Windows
NetCOBOL Standard Edition for Windows
NetCOBOL Professional Edition for Windows

V7.0L10以降

6

CORBAサービスのOOCOBOLサーバアプリケーションの運用

PowerCOBOL97 Server

V6.1L20以降

NetCOBOL for Windows
NetCOBOL Base Edition for Windows
NetCOBOL Standard Edition for Windows
NetCOBOL Professional Edition for Windows

V7.0L10以降

7

CORBAサービス、イベントサービスのJavaサーバアプリケーションの運用

APWORKS サーバ運用パッケージ

V1.0L10以降

Interstage Java実行環境サーバパッケージ

V3.0L10以降

8

InfoProvider Pro、Interstage HTTP Server、CORBAサービス、Portable-ORB、InfoDirectoryのSSL機能

SystemWalker/PkiMGR (注6)

V10.0L10以降

9

Servletサービスの運用

Interstage Java実行環境サーバパッケージ

V5.0L20

10

Servletサービス(Interstage V2.0)の運用

APWORKS サーバ運用パッケージ

V2.0L10またはV2.0L20

Interstage Java実行環境サーバパッケージ

V3.0L10以降

11

データベース連携サービスのJavaサーバアプリケーションの運用

APWORKS サーバ運用パッケージ

V1.0L10以降
 (注7)

Interstage Java実行環境サーバパッケージ

V3.0L10以降

12

データベースの使用(EJBサービス)

SymfoWARE Server
Enterprise Edition

V2.0L10以降
 (注8)

SymfoWARE Server
Standard Edition

V2.0L10以降 (注8)

SymfoWARE Server

V4.0L10以降 (注8)

Oracle8i Enterprise Edition

R8.1.5、R8.1.6またはR8.1.7 (注8) (注14)

Oracle9i database enterprise edition

release1(9.0.1) (注8) (注14)

SQL Server

2000 (注8)

13

EJBアプリケーションの運用
(注9)

Interstage Java実行環境サーバパッケージ(注10)

V5.0L10

14

CORBAサービスのHTTPトンネリング(WWWサーバとしてMicrosoft Internet Information Serverを使用する場合のみ)

Microsoft Internet Information
Server

3.0, 4.0, 5.0

15

Servletサービス
(WWWサーバとしてMicrosoft Internet Information Serverを使用する場合のみ)

Microsoft Internet Information
Server

4.0または5.0

16

Servletサービス(Interstage V2.0)
(WWWサーバとしてMicrosoft Internet Information Serverを使用する場合のみ)

Microsoft Internet Information
Server

4.0

17

ディレクトリサービス(WWWサーバとしてNetscape Enterpris Serverを使用する場合のみ)

Netscape Enterprise Server

3.5

18

Systemwalkerと連携した稼働管理および性能監視ツールでリアルタイム監視を行う場合

Systemwalker CentricMGR CentricMGR Enterprise Edition、または
Systemwalker CentricMGR Standard Edition

V5.0L10, V5.0L20,
V5.0L30, V10.0L10 以降
(注11)

19

Systemwalkerと連携した自動運転を行う場合

Systemwalker OperationMGR Enterprise Edition、または
Systemwalker OperationMGR Standard Edition

V5.0L10, V5.0L20,
V5.0L30, V10.0L10 以降
(注12)

20

CORBAサービスのプロキシ連携機能

Interstage Security Director (注13)

V3.0以降
3.0以降 (Solaris版)

21

Interstage運用操作ツール

Microsoft Internet Explorer
または
Netscape(R) Communicator

5.01, 5.5, 6.0

4.7, 4.75

22

SafeCLUSTERを使用した高信頼化システムの構築

SafeCLUSTER/Standard

V1.1L10以降

23

Traffic Directorと連携した負荷分散システムの構築

Interstage Traffic Director Enterprise Edition

V3.0L20, V4.0L10, V4.0L20, V5.0L10(注16)

24

MessageQueueDirectorの非同期メッセージングを利用するCOBOLアプリケーションの運用

COBOL85 ランタイムシステム

V30L10以降

COBOL97 ランタイムシステム

V40L10以降

NetCOBOL for Windows
NetCOBOL Base Edition for Windows
NetCOBOL Standard Edition for Windows
NetCOBOL Professional Edition for Windows

V7.0L10以降

25

MessageQueueDirectorのACM連携機能を使用する場合

IDCM

V1.0L60以降 (注15)

26

MessageQueueDirectorのACM連携機能を使用してグローバルサーバと連携する場合(IDCMのサービス名にACM01またはACM02を指定する場合)

OS IV/MSP AIM
OS IV/MSP IDCM

V20L10 D96031以降
V10L10 D96031以降

OS IV/XSP AIM
OS IV/XSP IDCM

V20L10 D96091以降
V10L10 D96091以降

27

MessageQueueDirectorのACM連携機能を使用してグローバルサーバと連携する場合(IDCMのPSYSプロトコルにTCP/IPを指定する場合)

OS IV/MSP AIM
OS IV/MSP IDCM
OS IV/MSP IDCM/TISP

V20L10 D96031以降
V10L10 D96031以降
V10L20 D97111以降

OS IV/XSP AIM
OS IV/XSP IDCM
OS IV/XSP IDCM/TISP

V20L10 D96091以降
V10L10 D96091以降
V10L20 D97111以降

28

MessageQueueDirectorのACM連携機能を使用してグローバルサーバと連携する場合(項番32、33以外の場合)

OS IV/MSP AIM
OS IV/MSP IDCM

V20L10 D95031以降
V10L10 D95031以降

OS IV/XSP AIM
OS IV/XSP IDCM

V20L10 D95091以降
V10L10 D95091以降

29

MessageQueueDirectorのキューファイルとしてRDBを使用する場合

SymfoWARE Server Enterprise Edition

V2.0またはV4.0

SymfoWARE Server Standard Edition

V2.0またはV4.0

SymfoWARE Server for Windows NT

V1.2

30

MessageQueueDirectorの文字コード変換機能を使用する場合

ADJUST

V2.1L40以降

SystemWalker/CharsetMGR-M SE、
または
SystemWalker/CharsetMGR-A SE

V5.0以降

31

MessageQueueDirectorとIBM社MQSeriesを連携する場合

MessageQueueDirector MQゲートウェイ

1.0

32

SOAPサービスの運用

Interstage Java実行環境サーバパッケージ

V5.0L10以降

33

ネットワーク管理マネージャによる性能情報のリアルタイム監視機能(MIBによる監視)

SNMPサービス

Windows NT(R) 4.0
Windows(R) 2000
(注17)

34

JNDIを使用する場合(注19)

Interstage Java実行環境サーバパッケージ(注18)

V5.0L10

Fujitsu XML プロセッサ

V5.1

35

JavaMailを使用する場合

Interstage Java実行環境サーバパッケージ(注18)

V5.0L10以降

36

JMSを使用する場合

Interstage Java実行環境サーバパッケージ(注18)

V5.0L10以降

37

J2EE Deploymentツールを使用する場合

Interstage Java実行環境サーバパッケージ(注18) (注20)

V5.0L10

38

HTMLページ編集サービス(WWWサーバとしてMicrosoft Internet Information Serverを使用する場合のみ)

Microsoft Internet Information Server

4.0または5.0

39

HTMLページ編集サービス(WWWサーバとして右記を使用する場合のみ)

Sun ONE Web Server Enterprise Edition,
iPlanet Web Server Enterprise Edition,
Netscape Enterprise Server

3.0以降

40

Interstage シングル・サインオンの業務サーバ機能を使用する場合

Interstage HTTP Server、または
InfoProvider Proまたは、

Microsoft Internet Information
Server

V5.0L20


4.0または5.0

41

Interstage シングル・サインオンの認証サーバ機能を使用する場合

Interstage HTTP Server

V5.0L20

42

Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバ機能を使用する場合

Interstage HTTP Server
InfoDirectory

V5.0L20

43

UDDIレジストリサービスの運用

Interstage Java実行環境サーバパッケージ(注18)

V5.0L20

44

UDDIクライアントを使用する場合

Interstage Java実行環境サーバパッケージ(注18)

V5.0L10以降

45

J2EE管理ツール

Microsoft Internet Explorer
または
Netscape(R) Communicator

5.01, 5.5, 6.0
4.7系(注21)

注1)
 COBOL85/97およびPowerCOBOL85/97シリーズには、開発系製品と運用系製品(ランタイムシステム)があります。COBOLアプリケーションの実行には、運用系製品が必要です(開発系製品も実行は可能です)。また、運用系製品には、集約されている機能レベルに応じてCOBOL85/97ランタイムシステム、PowerCOBOL85/97ランタイムシステム、PowerCOBOL85/97 Stdランタイムシステム、PowerCOBOL85/97 Server Lite、PowerCOBOL85/97 Server Stdが用意されています。ご使用になる機能や目的に応じて、必要な製品を選択してください。
注2)
 SafeCLUSTERを使用する場合、Symfoware Server Enterprise Edition V2.0L10以降が必要になります。
 JTS、JTAによる分散トランザクション機能を利用する場合には、Oracle8i Enterprise Edition R8.1.7が必須になります。
 Symfoware Server Enterprise Edition V4.0L10を利用して分散トランザクションを利用するには、以下に示す応急修正の適用が必要です。
 − TP03451
注3)
 スレッド対応のCOBOLサーバアプリケーションを実行する場合はPowerCOBOL97 Server V5.0L10以降が必要です。
注4)
 COBOL97 ランタイムシステム V40L10またはPowerCOBOL97 ランタイムシステム V4.0L10を使用する場合には、COBOL97 ランタイムシステムV40L10のアップデートパックU001以降を適用してください。他のバーションについては、それぞれの最新のアップデートパックを適用してください。
注5)
 UNICODE対応のCOBOLアプリケーションを実行する場合はPowerCOBOL97 Server V6.0L10以降が必要です。また、UNICODE対応のCOBOLアプリケーションはWindows NT(R) 4.0(SP5以降)、Windows(R) 2000でなければ実行できません。
注6)
 証明書発行局を構築するサーバで必要です。証明書を証明書発行機関などから入手する場合は必要ありません。
 UTF-8証明書作成時には、SystemWalker/PkiMGRが必要です。
注7)
 APWORKSのV2.0L10以降を使用する場合、APWORKS内のJava Development Kitは1.1を使用してください。
注8)
 SymfoWARE Server Enterprise Edition、SymfoWARE Server Standard Edition、SymfoWARE Server、Oracle8i Enterprise Edition、Oracle9i database enterprise edition、SQL Serverのいずれかが必要です。
 SymfoWARE Server Enterprise Edition、SymfoWARE Server Standard EditionおよびSymfoWARE Serverを使用する場合、JDK1.2 用のJDBCドライバを使用してください。また、JDK1.2 用のJDBCドライバはJDK/JRE のバージョンが1.2 以上で使用できます。JDK1.2 用のJDBC ドライバ使用時、SymfoWARE のJDBC ドライバオンラインマニュアルには「JNDI クラスライブラリ(jndi パッケージ)およびJDBC2.0 Optional Package(javax.sql パッケージ)は、SUN Microsystems のJavasoft のホームページからダウンロードできます。」と記述されていますが、ダウンロードしないようにしてください。
RDB2_TCPでSymfoWAREを使用する場合は、SymfoWARE Server Enterprise Edition、SymfoWARE Server Standard Edition、SymfoWARE Serverいずれを使う場合もV4.0L10以降の製品を使用してください。
 OracleのJDBCドライバには、OCIドライバとthinドライバがありますが、EJBサービスを使用する場合、OCIドライバは使用できません。thinドライバを使用してください。
 JTS、JTAによる分散トランザクション機能を利用する場合には、Oracle8i Enterprise Edition R8.1.7またはOracle9i database enterprise editionが必須になります。
 SQL Serverを使用する場合、EJBサービスのパッケージ中に含まれるInterstage JDBC Driverを使用してください。使用に際しては、Interstage JDBC Driverに添付のソフトウェア説明書を参照してください。ソフトウェア説明書は、以下の場所にあります。
 C:\INTERSTAGE\EJB\jdbc\fjisjdbc.txt
 Interstage JDBC Driverは、JDK/JRE1.3でのみ使用できます。
 Interstage JDBC Driverの実行環境と、SQL Serverのインストール環境が異なる場合、Interstage JDBC Driverの実行環境にSQL Serverクライアントツールをインストールしてください。
注9)
 Java Plug-inを使用する場合は、Interstage Java実行環境サーバパッケージ中のJBKプラグインを使用してください。
注10)
 EJBアプリケーションをワークユニットで運用する場合、空白を含むフォルダにインストールしないでください。
注11)
 連携するSystemWalker/CentricMGRのバージョン・レベルが、V5.0L10またはV5.0L20の場合、以下の機能は使用できません。
   ・EJBのワークユニットの稼働監視。
   ・マルチオブジェクト常駐のオブジェクトの監視。
   ・アプリケーション処理状況のリアルタイム監視。
 また、tdmodifywu、tdmodifyprocnumコマンドを使用して、アプリケーションのプロセス数を変更した場合に、プロセス多重度の表示に反映されません。
 連携するSystemWalker/CentricMGRのバージョン・レベルが、V5.0L30以前の場合、以下のEJBアプリケーション形態のEJBアプリケーションの情報が表示されません。
   ・Bean-managed persistence Entity
   ・Container-managed persistence Entity
 また、以下の機能についてはSystemWalker/CentricMGRバージョン・レベルがV10.0L10以前のものでは使用できません。
   ・CORBAワークユニットの稼働状態監視
   ・サーブレット・コンテナの稼働状態監視
   ・CORBAワークユニットのインプリメンテーションリポジトリに対するアプリケーション処理状況のリアルタイム監視
   ・EJBワークユニットのEJBアプリケーション処理状況のリアルタイム監視
   ・Light EJBコンテナのEJBアプリケーションの情報表示
   ・Light EJBコンテナの稼働状態監視
注12)
 連携するSystemWalker/OperationMGRのバージョン・レベルが、V5.0L10またはV5.0L20の場合、EJBのワークユニットの自動運転は行えません。
  また、以下の機能についてはSystemWalker/OperationMGRのバージョン・レベルが、V10.0L10以前のものでは使用できません。
   ・CORBAワークユニットの自動運転
   ・Light EJBコンテナのワークユニットの自動運転
注13)
 プロキシサーバで必要です。また、プロキシ連携が運用可能なInterstage(クライアント/サーバ)のバージョンは以下のとおりです。
 Windows (Windows(R) 2000, Windows NT(R), Windows(R) 9x、Windows(R) Me)
   Interstage Application Server Standard Edition V3.0(以降)、または
   Interstage Application Server Enterprise Edition V3.0(以降)
 Solaris:
   Interstage Standard Edition 2.1.1 以降、または
   Interstage Enterprise Edition 2.1.1 以降
注14)
 Oracle8i Enterprise Edition R8.1.6、R8.1.7またはOracle9i database enterprise editionを、JDBCドライバからデータソースによる接続を行って使用する場合は、Javasoftサイト(http://www.javasoft.com/)から、“File system service provider, 1.2"をダウンロードしてください。2001.06.08時点のファイル名はfscontext1_2beta3.zipですが、予告なしで、ファイル名が変更されることがありますので注意してください。ダウンロードしたファイルを解凍すると、以下のファイルが復元されます。
   ・providerutil.jar
   ・fscontext.jar
注15)
 IDCM V1.0L60を使用する場合、以下の応急修正を適用する必要があります。
  ・TP02836
 なお、本応急修正を適用したIDCM V1.0L60をInterstage Application Server Enterprise Edition V4.0のCD-ROMに同梱しています。
注16)
 ワークユニット停止時の縮退運用は、Interstage Traffic Director Enterprise Edition V3.0L20との連携では使用できません。
 また、メソッド単位の負荷分散は、Interstage Traffic Director Enterprise Edition V5.0L10との連携でのみ使用できます。
注17)
 SNMPサービスは、OSから提供される機能です。
注18)
 JDK1.1、JDK1.2は対象外です。
注19)
 CORBAサービスまたはCORBAサービスクライアントをインストールする必要があります。
注20)
 EJBアプリケーションを配備(あるいは展開)する場合は、以下をインストールする必要があります。
  ・CORBAサービス
  ・CORBAサービスディベロップメントツール
 EJBアプリケーションを配備(あるいは展開)する際にCORBA/SOAPサーバゲートウェイファイルを生成する場合は、以下をインストールする必要があります。
  ・SOAP サービス
注21)
 Netscape4.7系を使用すると画面表示に問題がでることがあります。

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