Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -

D.5.2 searcher用動作ログファイルのサイズ

searcher用動作ログファイルのサイズの見積り式について以下に示します。

定義単位	変動要因	サイズ(バイト)
searcher起動時の動作ログサイズ	searcher起動回数 接続directorの格納レコード件数 レコードの標準サイズ searcher数(注1)	searcher起動回数×(2,500 ＋ (350×[((接続directorの格納レコード件数×レコードの標準サイズ)/searcher数)/(1,024×1,024)])) ※ [　]は計算結果を整数値に切り上げ
検索処理の動作ログサイズ	検索API実行数(注2)	750×検索API実行数
更新処理の動作ログサイズ	更新API実行数(注3)	620×更新API実行数
shundimportコマンドによる追加処理の動作ログサイズ	shundimport実行回数 取込みを行うファイルサイズ（バイト） (注4) searcher数（注1）	360×shundimport実行回数×[ (取込みを行うファイルサイズ / searcher数 ) / ( 1,024× 1,024 ) ] ※ [　]は計算結果を整数値に切り上げ

注1）directorに接続されているsaercher数です。
注2）検索、ソートおよび集計処理を含みます。
注3）追加、削除、更新、ダイレクトアクセスキーを指定した更新および削除を含みます。
注4）shundimportコマンドの-fオプションで指定するXML文書格納ファイルの平均ファイルサイズです。

見積り例

searcher用動作ログファイルのサイズの見積り例を示します。

変動要因が以下の条件の場合

• searcher起動回数：5 (回)
• 接続directorの格納レコード件数：100,000 (件)
• レコードの標準サイズ：4,000 （バイト）
• searcher数：3
• 検索API実行数：10,000
• 更新API実行数：10,000
• shundimport実行回数：5
• 取込みを行うファイルサイズ：1,000,000 (バイト)

searcher起動時の動作ログサイズ

5×(2,500 ＋ (350×[((100,000×4,000)/3)/(1,024×1,024)] ))= 236,500バイト(約230KB)

検索処理の動作ログサイズ

750×10,000 = 7,500,000バイト (約7MB)

更新処理の動作ログサイズ

620×10,000 = 6,200,000バイト (約6MB)

shundimportコマンドによる追加処理の性能ログサイズ

360×5×[(1,000,000/3)/(1,024×1,024)] = 1,800バイト (約1KB)