Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -

D.3.4 director用動作ログファイルのサイズ

director用動作ログファイルのサイズの見積り式について以下に示します。

定義単位	変動要因	サイズ(バイト)
director起動時の動作ログサイズ	director起動回数 接続searcher数 格納レコード件数(注1) レコードの標準サイズ	director起動回数×((2,000 ＋ 500 × 接続searcher数) ＋ 100×[(格納レコード件数×レコードの標準サイズ) / (1,024×1,024)] ) ※[　]は計算結果を整数値に切り上げ
検索処理の動作ログサイズ	検索API実行数(注2)	370×検索API実行数
更新処理の動作ログサイズ	更新API実行数(注3)	430×更新API実行数
shundimportコマンド実行時の動作ログサイズ	shundimport実行回数 取込みを行うファイルサイズ（バイト） (注4)	shundimport実行回数×（2,000 ＋ 100×[取込みを行うファイルサイズ/(1,024×1,024)] ） ※[　]は計算結果を整数値に切り上げ
director用コマンド実行時の動作ログサイズ	director用コマンド実行回数(注5)	700×director用コマンド実行回数

注1）director起動時における格納レコード件数です。
注2）検索、ソート、集計およびダイレクトアクセスキーを指定した検索処理を含みます。
注3）追加、削除、更新、ダイレクトアクセスキーを指定した更新および削除処理を含みます。
注4）shundimportコマンドの-fオプションで指定するXML文書格納ファイルの平均ファイルサイズです。
注5）directorの起動処理、shundimport、shundstateコマンド以外のdirector用コマンドです。

見積り例

director用動作ログファイルのサイズの見積り例を示します。

変動要因が以下の条件の場合

• director起動回数：5 (回)
• 接続searcher数：3
• 格納レコード件数：100,000 (件)
• レコードの標準サイズ：4,000 (バイト)
• 検索API実行数：10,000
• 更新API実行数：10,000
• shundimport実行回数：5 (回)
• 取込みを行うファイルサイズ：1,000,000 (バイト)
• director用コマンド実行回数：10 (回)

director起動時の動作ログサイズ

5×((2,000 ＋ 500×3)  ＋ 100×[(100,000×4,000)/(1,024×1,024)])=208,500バイト（約203KB）

検索処理の動作ログサイズ

370×10,000 = 3,700,000バイト (約3.5MB)

更新処理の動作ログサイズ

430×10,000 = 4,300,000バイト (約4MB)

shundimportコマンド実行時の動作ログサイズ

5×(2,000 ＋ 100×[1,000,000/(1,024×1,024)])=10,500バイト（約10KB）

director用コマンド実行時の動作ログサイズ

700×10 = 7,000バイト（約7KB）