Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -

D.3.3 director用性能ログファイルのサイズ

director用性能ログファイルのサイズの見積り式について以下に示します。

定義単位	変動要因	サイズ(バイト)
検索処理の性能ログサイズ	検索API実行数(注1) 接続searcher数 平均検索式サイズ 平均リターン式サイズ	検索API実行数×(700 ＋ 200×接続searcher数 ＋ 平均検索式サイズ ＋ 平均リターン式サイズ)
更新処理の性能ログサイズ	更新API実行数(注2) 接続searcher数	更新API実行数×(550 ＋ 450×接続searcher数)
ダイレクトアクセスキーを指定した検索処理の性能ログサイズ	ダイレクトアクセスキーを指定した検索API実行数 平均ダイレクトアクセスキーサイズ 平均リターン式サイズ	ダイレクトアクセスキーを指定した検索API実行数×(400 ＋ 平均ダイレクトアクセスキーサイズ ＋ 平均リターン式サイズ)
ダイレクトアクセスキーを指定した更新処理の性能ログサイズ	ダイレクトアクセスキーを指定した更新API実行数(注3) 接続searcher数 平均ダイレクトアクセスキーサイズ	ダイレクトアクセスキーを指定した更新API実行数×(650 ＋ 450×接続searcher数 ＋ 平均ダイレクトアクセスキーサイズ )

注1）検索、ソートおよび集計処理を含みます。
注2）追加、削除および更新処理を含みます。
注3）ダイレクトアクセスキーを指定した更新および削除処理を含みます。

見積り例

director用性能ログファイルのサイズの見積り例を示します。

変動要因が以下の条件の場合

• 検索API実行数：10,000
• 更新API実行数：10,000
• ダイレクトアクセスキーを指定した検索API実行数：10,000
• ダイレクトアクセスキーを指定した更新API実行数：10,000
• 接続searcher数：3
• 平均検索式サイズ：1,024（バイト）
• 平均リターン式サイズ：1,024（バイト）
• 平均ダイレクトアクセスキーサイズ：12（バイト）

検索処理の性能ログサイズ

10,000 × (700 ＋ 200 × 3 ＋ 1,024 ＋ 1,024 ) = 33,480,000バイト(約32MB)

更新処理の性能ログサイズ

10,000 × (550 ＋ 450 × 3) = 19,000,000バイト(約18MB)

ダイレクトアクセスキーを指定した検索処理の性能ログサイズ

10,000 × (400 ＋ 12 ＋ 1,024 ) = 14,360,000バイト(約14MB)

ダイレクトアクセスキーを指定した更新処理の性能ログサイズ

10,000 × (650 ＋ 450 × 3 ＋ 12 ) = 20,120,000バイト(約19MB)