Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 - |
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付録A 動作環境ファイルの実行パラメタ | > A.4 sorter用動作環境ファイルの実行パラメタ |
sorter用動作環境ファイルの実行パラメタの意味について説明します。
ソートまたは集計依頼の同時受付最大件数を指定します。指定できる範囲は1〜50です。
本パラメタを省略した場合、20を指定したものとみなされます。
ソートまたは集計依頼の同時受付最大件数が本パラメタで指定した数を超える場合には、アプリケーションにエラーを返します。
sorterが出力するエラーの事象のメッセージや通知情報を出力するファイルを格納するディレクトリ名を絶対パスで指定します。
このディレクトリには以下のファイルが作成され、LogFileSwitchパラメタで指定された契機で切り替えられ、LogFileBackupパラメタで指定された数分、循環利用します。また、使用中のファイルのサイズが、LogFileSizeに指定されたサイズ以上になった場合にも切り替えられます。
LogFileSwitchパラメタを指定していない場合
LogFileSwitchパラメタを指定している場合
すでにsorter識別子_世代番号_old.logが存在する場合には上書きされます。
ディレクトリ名には、“#”または空白を含むことはできません。
sorter用動作ログファイルの切替えを行うファイルサイズを指定します。指定できる範囲は、0〜500です。単位はメガバイトです。
本パラメタを省略した場合、100を指定したものとみなされます。0を指定した場合には、動作ログは採取しません。
sorter用動作ログファイルのバックアップする数を指定します。
バックアップ数としては現在、使用中の動作ログファイルは含めません。
指定できる範囲は、0〜100です。0を指定するとバックアップファイルは作成されず、現在使用中のファイルのみが存在します。切替えが発生した場合は、切替えたあとに、切替え前のファイルは削除されます。
sorter用動作ログファイルの切替えを行う日数を指定します。
指定できる範囲は、0〜100です。
0を指定すると、LogFileSizeに指定したファイルサイズによって切替えを行います。1以上を指定すると、運用中に午前0時を過ぎた時点、またはプロセス起動時に動作ログファイルの前回の切替え日と異なっているときに切替えを行います。
ただし、LogFileSizeパラメタで指定したファイルサイズを超えた場合、指定した日数に関係なく切替えを行います。
本パラメタを省略した場合は、0を指定したものとみなされます。
sorter用動作ログファイル名は以下のようになります。
sorter識別子名_0_YYYYMMDDhhmm.log:使用中の動作ログファイル
sorter識別子名_1_old_YYYYMMDDhhmm.log:1世代前の動作ログファイル
sorter識別子名_2_old_YYYYMMDDhhmm.log:2世代前の動作ログファイル
YYYYMMDDhhmm(YYYY:年、MM:月、DD:日、hh:時、mm:分)は、動作ログファイルの切替えが発生した日時となります。
例1
“LogFileBackup:2”、“LogFileSwitch:1”を指定
Shunsakuシステムを起動して、2006年4月22日0時を経過した場合、以下のようになります。
shuno1_0_200604211235.log
現在使用中のファイルをリネームして、20060422までのバックアップファイルを作成します。
shuno1_0_200604220000.log shuno1_1_old_200604211235.log
次にShunsakuシステムを起動して、2006年4月23日0時を経過した場合、以下のようになります。
shuno1_0_200604230000.log shuno1_1_old_200604220000.log shuno1_2_old_200604211235.log
次にShunsakuシステムを起動して、2006年4月24日0時を経過した場合、バックアップ数の“2”を超えるため、一番古いファイルが削除され、以下のようになります。
shuno1_0_200604240000.log shuno1_1_old_200604230000.log shuno1_2_old_200604220000.log
例2
ファイルサイズが、途中でLogFileSizeパラメタで指定したサイズを超えた場合
shuno1_0_200604230000.log
ファイルサイズが、LogFileSizeの設定値を超えた場合、過ぎた時刻(2006年4月23日12時34分)をファイル名にして切り替わります。
shuno1_0_200604231234.log shuno1_1_old_200604230000.log
例3
LogFileSwitchパラメタを使用しない場合、ファイル名は以下のように切り替わります。
shuno1.log
ファイルサイズがLogFileSizeの設定値を超えた場合、世代番号を付加します。
shuno1.log shuno1_1_old.log
sorter用性能ログファイルを格納するディレクトリ名を絶対パスで指定します。
このディレクトリには以下のファイルが作成され、PfmFileSwitchパラメタで指定された契機で切り替えられ、PfmFileBackupパラメタで指定された数分、循環利用します。
また、使用中のファイルのサイズが、PfmFileSizeに指定されたサイズ以上になった場合にも切り替えられます。
PfmFileSwitchパラメタを指定していない場合
PfmFileSwitchパラメタを指定している場合
すでにsorter識別子_pfm_世代番号_old.logが存在する場合には上書きされます。
ディレクトリ名には、“#”または空白を含むことはできません。
sorter用性能ログファイルの切替えを行うファイルサイズを指定します。
指定できる範囲は、0〜500です。単位はメガバイトです。
省略した場合、100メガバイトを指定したものとみなされます。
0を指定した場合、性能ログを採取しません。
sorter用性能ログファイルのバックアップする数を指定します。
バックアップ数としては、現在使用中の性能ログファイルは含めません。
指定できる範囲は、0〜100です。0を指定すると、バックアップファイルは作成されず、現在使用中のファイルのみが存在します。
切替えが発生した場合、切替えたあとに、切替え前のファイルは削除されます。
性能ログファイルのバックアップ数が、本パラメタに指定した数を超えると、一番古いバックアップファイルが削除されます。
本パラメタを省略した場合は、1世代のみのバックアップを保持します。
sorter用性能ログファイルの切替えを行う日数を指定します。
指定できる範囲は0〜100です。0を指定すると、PfmFileSizeに指定したファイルサイズによって切替えを行います。1以上を指定すると、運用中に午前0を過ぎた時点、またはプロセス起動時に性能ログファイルの前回の切り替え日と異なっている場合に切替えを行います。
ただし、LogFileSizeパラメタで指定したファイルサイズを超えた場合、指定した日数に関係なく切替えを行います。
本パラメタを省略した場合は、0を指定したものとみなされます。
sorter用性能ログファイル名は以下のようになります。
sorter識別子名_pfm_0_YYYYMMDDhhmm.log:使用中の性能ログファイル
sorter識別子名_pfm_1_old_YYYYMMDDhhmm.log:1世代前の性能ログファイル
sorter識別子名_pfm_2_old_YYYYMMDDhhmm.log:2世代前の性能ログファイル
YYYYMMDDhhmm(YYYY:年、MM:月、DD:日、hh:時、mm:分)は、性能ログファイルの切替えが発生した日時となります。
sorterで異常が発生した場合のコアファイルを格納するディレクトリ名を絶対パスで指定します。
出力されるコアファイルの大きさは、sorterのメモリ使用量となります。
本パラメタは省略できません。
ディレクトリ名には、“#”または空白を含むことはできません。
Shunsakuシステム名を指定します。
V6.0系以前の起動コマンド(shuncstart、shundstart、shunsstart、 shunostart)を使用する際には本パラメタの指定が必要です。
本パラメタを省略した場合は、V6.0系以前の起動コマンド(shuncstart、shundstart、shunsstart、shunostart)を使用できなくなります。
V8.0系の起動コマンド(shunsysstart)を使用する場合は、本パラメタを指定する必要がありません。
Shunsakuシステム名は、8バイト以内の半角英数字の文字列を指定してください。
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