Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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第5章 バックアップ・リカバリ> 5.3 異常が発生する直前までリカバリする方法

5.3.2 バックアップ

異常が発生する直前までリカバリするには、あらかじめディレクタデータファイルをバックアップしておく必要があります。

異常時のリカバリに備えたバックアップは以下の手順となります。

  1. shundbackupコマンドにbオプションを指定して実行し、バックアップの開始を宣言します。
    shundbackup -s director識別子 -b

  2. ディレクタデータファイルをバックアップします。

    director用動作環境ファイルのDataFileFolderに指定したディレクトリ配下にdirector識別子名のディレクトリがあります。
    director識別子名のディレクトリ配下のファイルをすべてバックアップしてください。

    バックアップには、以下のOSコマンドまたはディスク装置によるコピー機能を使用してください。

    copyコマンドなど

    cpコマンドなど

  3. shundbackupコマンドのeオプションを指定して実行し、バックアップの終了を宣言します。
    shundbackup -s director識別子 -e

最後のバックアップを実行した日時は、shundstateコマンドで確認することができます。
shundstateコマンドの出力表示については、“6.2.3 director運用情報のモニタリング”を参照してください。

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