Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
目次 索引 前ページ次ページ

第4章 システムの保守> 4.2 システムの構成変更

4.2.5 directorの削除

directorを削除する場合、以下の手順で行います。

  1. Shunsakuを停止します。

    Shunsakuの停止については、“3.2.2 停止”を参照してください。

  2. システム用動作環境ファイルを編集し、配布します。
    システム用動作環境ファイルの編集は、conductorを配置するディレクタサーバで行ってください。

    削除する実行パラメタには以下のものがあります。

    実行パラメタ名

    意味

    説明

    Director

    directorのサーバ情報

    削除するdirector用のパラメタを削除します

    Searcher

    searcherのサーバ情報

    削除するdirectorに接続しているsearcher用のパラメタを削除します

  3. conductorを配置するディレクタサーバでconductor用動作環境ファイルを編集します。編集する実行パラメタには、以下のものがあります。

    実行パラメタ名

    意味

    説明

    File

    File情報

    Shunsaku Fileを使用している場合、Fileからdirectorの情報を削除します。

    InsertPoint

    データを挿入するdirectorの情報

    削除するdirectorが指定されている場合、データを挿入するdirectorを変更します。

  4. Windows版のShunsakuでは、directorを削除するために、登録していたdirectorのサービスを削除する必要があります。
    directorのサービスは、shundserviceコマンドで削除します。
    directorを配置しているディレクタサーバにおいて、shundserviceコマンドを実行し、directorをサービスから削除します。
    shundservice -s director識別子 -n Shunsakuシステム名 -d

  5. director用動作環境ファイルを削除します。

    Shunsakuのインストール先のフォルダ\etc\director\削除するdirector識別子.cfg というファイルを削除します。

    /etc/opt/FJSVshnsk/etc/director/削除するdirector識別子.cfg というファイルを削除します。

  6. ディレクタデータファイルを削除します。
    削除するdirectorが使用していたディレクタデータファイルを削除します。
    director用動作環境ファイルのDataFileFolderパラメタで指定したディレクトリ配下に存在するdirector識別子名のディレクトリ配下をすべて削除してください。

  7. オペレーションログファイルを削除します。
    削除するdirectorがオペレーションログファイルを使用していた場合、それを削除します。
    director用動作環境ファイルのOperationLogFolderパラメタで指定したディレクトリ配下に存在するdirector識別子名のディレクトリ配下をすべて削除してください。

  8. directorを配置するサーバの以下のファイルに指定してあるdirector用のポート番号を削除します。

    Windowsのインストール先のフォルダ\system32\drivers\etc\services

    /etc/services

    director用ポート番号として定義してある、以下のポート番号の削除が必要となります。

  9. 削除するdirectorに接続しているsearcherを削除します。
    searcher数だけ繰り返します。

    searcherの削除については、“4.2.4 searcherの削除”を参照してください。

  10. Shunsakuを起動します。

    Shunsakuの起動については、“3.2.1 起動”を参照してください。

目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006