Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - - UNIX共通 -
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第4章 システムの保守> 4.2 システムの構成変更

4.2.3 sorterの追加およびソートサーバの増設

ソートサーバの増設の目的はソート処理の負荷分散です。
ソートサーバの増設は運用中に実施することができます。
サーバ構成については、“2.1.2 サーバ構成”の“ソートサーバを増設して運用するシステム”を参照してください。
ソートサーバを増設してsorterを追加する場合、以下の手順で行います。

  1. 増設するソートサーバでsorterのインストールおよびセットアップを行います。

    sorterのインストールの詳細については、“インストールガイド”の“ソートサーバ増設時のインストールおよびセットアップ”を参照してください。

    ソートサーバを設置する場合、conductor、directorのインストールおよびセットアップは必要ありません。

  2. conductorを配置するディレクタサーバでシステム用動作環境ファイルを編集し、配布します。

    システム用動作環境ファイルの編集時に追加する実行パラメタには以下のものがあります。

    実行パラメタ名

    意味

    説明

    Sorter

    sorterのサーバ情報

    増設するソートサーバ上のsorter情報を追加します。

  3. sorterのサーバ情報で、IPアドレスを用いずにホスト名を指定した場合は、conductorを配置するディレクタサーバの以下のファイルに、増設するソートサーバのIPアドレスとホスト名を指定します。

    Windowsのインストール先のフォルダ\system32\drivers\etc\hosts

    /etc/hosts

  4. 増設したソートサーバ上でshunsysstartコマンドを実行し、sorterを起動します。
    shunsysstart -n Shunsakuシステム名

  5. 追加するsorterの情報をconductorに反映するために、conductorを配置しているディレクタサーバ上でshunsyscfgeditコマンドを実行します。
    shunsyscfgeditコマンドの実行後に、追加したsorterが有効になります。
    shunsyscfgedit -n Shunsakuシステム名

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