MQ連携サービス 説明書 - for Solaris(TM) オペレーティングシステム -
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第6章 操作コマンド> 6.2 操作コマンドの説明

6.2.7 mqdbdisplayコマンド

◆機能説明

 MQDBRIDGEシステムの起動パラメタ、通信ノードおよびブリッジノードの状態を表示します。

◆入力形式

◆パラメタ

-i idname

 MQDBRIDGEシステム識別名を指定します。本パラメタには、SYSTEM_INFORMATIONセクション定義のIDENT_NAMEパラメタ定義の値を指定してください。
 本パラメタのみを指定した場合、MQDBRIDGEシステムのシステム情報を表示します。

-t {node|brid}

“node”を指定した場合、通信ノードの状態を表示します。

“brid”を指定した場合、ブリッジノードの状態を表示します。

-n name

 通信ノードまたはブリッジノードの詳細を表示します。

 通信ノードの詳細を表示する場合は、NODE_INFORMATIONセクション定義のNODE_NAMEパラメタ定義の値を本パラメタに指定してください。
 ブリッジノードの詳細を表示する場合は、BRIDGE_INFORMATIONセクション定義のBRIDGE_NAMEパラメタ定義の値を本パラメタに指定してください。

◆注意事項

◆表示形式

以下の表示形式について説明します。

-iオプションのみの表示形式

説明

IDENT_NAME          :MQDBRIDGEシステム識別名
IP-ADDRESS          :自システムのIPアドレス
PORT                :自システムの受信ポート番号
NODE_NUMS           :起動パラメタで指定した有効な通信ノード定義の数
BRID_NUMS           :起動パラメタで指定した有効なブリッジノード定義の数
QUEUE_READWAIT_TIME : ブロッキング転送待ち時間(受信ブリッジノードの場合、常に“0”)
CHANNEL_TYPE        : MQBRIDGEシステムが使用するチャネルの属性
                   MQD_QUEUE    :MQDのメッセージキュー
                      EVENT_CHANNEL:CORBAのイベントチャネル

-t nodeの表示形式

説明

NAME  :通信ノード識別名
STATUS:通信ノード状態
          ACT    :活性化状態
          INACT  :非活性化状態
          ACT/P  :活性化状態へ遷移中
          INACT/P:非活性化状態へ遷移中


-t bridの表示形式

説明

NAME  :ブリッジノード識別名
TYPE  :ブリッジノードの動作モード
            SEND: 送信ブリッジノード
            RECV: 受信ブリッジノード
NODE  :通信ノード識別名
STATUS:ブリッジノード状態
            ACT    :活性化状態
            INACT  :非活性化状態
            ACT/P  :活性化状態へ遷移中
            INACT/P:非活性化状態へ遷移中


-n 通信ノードの表示形式

説明

NAME        :自システムの通信ノード識別名
IP-ADDRESS  :通信ノードIPアドレス(LOCALの場合)または接続中の相手システム通信ノード
              IPアドレス(REMOTEの場合)
PORT        :通信接続ポート番号(LOCALの場合)または接続中の相手通信ノード接続ポート
              番号(REMOTEの場合)
POLL-INTVL  :TCPコネクションのポーリングインターバル時間
POLL-TMOUT  :相手システムに対する応答監視時間
STATUS      :通信ノードの状態
                 ACT    :活性化状態
                 INACT  :非活性化状態
                 ACT/P  :活性化状態へ遷移中
                 INACT/P:非活性化状態へ遷移中
SEND        :データ送信回数(MQDBRIDGEシステム起動からの累計)
RECV        :データ受信回数(MQDBRIDGEシステム起動からの累計)
BRIDGE LIST :ブリッジノードの状態一覧 (詳細は-t bridの表示形式を参照)


-n ブリッジノードの表示形式

説明

NAME          :ブリッジノード識別名
NODE          :通信ノード識別名
TYPE          :ブリッジノードの動作モード
                   SEND: 送信ブリッジノード
                   RECV: 受信ブリッジノード
SMODE         :ブリッジノードの起動モード(受信ブリッジノードの場合、常に空白)
                   COLD: “COLD”モードで起動されたブリッジノード
                   WARM: “WARM”モードで起動されたブリッジノード
                   VRFY: “VRFY”モードで起動されたブリッジノード
GHDR          : BRIDGE_INFORMATIONセクション定義のGEN_HEADERパラメタ定義の値
                    (受信ブリッジノードの場合、常に空白)
PHDR          : BRIDGE_INFORMATIONセクション定義のPASS_HEADERパラメタ定義の値
                    (送信ブリッジノードの場合、常に空白)
CONN_INTERVAL : 接続処理のリトライインターバル時間(受信ブリッジノードの場合、常に“0”)
                    (BRIDGE_INFORMATIONセクション定義のCONN_INTERVALパラメタ定義の値)
MQMD_VER      : BRIDGE_INFORMATIONセクション定義のMQMD_VERSIONパラメタ定義の値(受信ブリッジノードの場合、常に空白)
MAXSIZE       : 最大メッセージ長
MAXNUMS       : 最大ブロッキング数
RECV-TMOUT    : 相手システムに送信したデータの応答監視時間
STATUS        : ブリッジノードの状態
                   ACT    :活性化状態
                   INACT  :非活性化状態
                   ACT/P  :活性化状態へ遷移中
                   INACT/P:非活性化状態へ遷移中
FROM          :送信用のキューマネージャ名とキュー名、
                送信用のMQDシステム名とメッセージキュー名、または
                送信用のイベントチャネルのグループ名とイベントチャネル名
TO            :受信用のキューマネージャ名とキュー名
                受信用のMQDシステム名とメッセージキュー名、または
                受信用のイベントチャネルのグループ名とイベントチャネル名
SEND          :プロトコルデータ送信回数 (MQDBRIDGEシステム起動からの累計)
RECV          :プロトコルデータ受信回数 (MQDBRIDGEシステム起動からの累計)
READ          :メッセージ読込み回数 (MQDBRIDGEシステム起動からの累計)
WRITE         :メッセージ書込み回数 (MQDBRIDGEシステム起動からの累計)

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