Interstage Application Server 移行ガイド
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6.8.5.1 Interstage Application Server Web-J Edition, Plusからの移行
V5.x Interstage Application Server Web-J Edition, PlusからのJavaアプリケーションの移行手順について説明します。
■移行手順
移行は以下の手順で行います。
- Javaアプリケーション資源のバックアップ
- パッケージのアンインストールとインストール
- Javaアプリケーション資源のリストア
- アプリケーションの再配置
1)Javaアプリケーション資源のバックアップ
以下に示すJavaアプリケーション資源をバックアップします。
- Javaソースファイル
- Javaクラスファイル
- Javaアプリケーション
・Java Archive(jar)ファイル
・Web Archive(war)ファイル
・Enterprise Archive(ear)ファイル
- ログイン構成ファイル
- トラストストアファイル
- セキュリティポリシーファイル
- サービスIDファイル
- その他のファイル(起動シェルや、Javaアプリケーションが使うデータファイルなど)
以下に資源のバックアップの例を示します。

バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatzag\javaapiの場合の操作例を以下に示します。
- copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、Javaアプリケーション資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーション資源の格納ディレクトリがC:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\javaapiの場合
xcopy C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\javaapi X:\Backup\ssoatzag\javaapi /E |

バックアップ先パスが/backup/FJSVssoaz/javaapiの場合の操作例を以下に示します。
- cpコマンドを使用して、Javaアプリケーション資源をバックアップ用ディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーション資源の格納ディレクトリが/home/jaas/sample/javaapiの場合
cp -pr /home/jaas/sample/javaapi/* /backup/FJSVssoaz/javaapi |
2)パッケージのアンインストールとインストール
現在インストールされているパッケージをアンインストール後、本バージョンのパッケージをインストールします。
3) Javaアプリケーション資源のリストア
以下に示すバックアップしたJavaアプリケーション資源をリストアします。
- Javaソースファイル
- Javaクラスファイル
- Javaアプリケーション
・Java Archive(jar)ファイル
・Web Archive(war)ファイル
・Enterprise Archive(ear)ファイル
- ログイン構成ファイル
- トラストストアファイル
- セキュリティポリシーファイル
- サービスIDファイル
- その他のファイル(起動シェルや、Javaアプリケーションが使うデータファイルなど)
以下に資源のリストアの例を示します。

バックアップ先パスがX:\Backup\ssoatzag\javaapiの場合の操作例を以下に示します。
- copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリにJavaアプリケーション資源をもとのディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーション資源の格納ディレクトリがC:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\javaapiの場合
xcopy X:\Backup\ssoatzag\javaapi C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\sample\javaapi /E |

バックアップ先パスが/backup/FJSVssoaz/javaapiの場合の操作例を以下に示します。
- cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーション資源をもとのディレクトリにコピーします。
Javaアプリケーション資源の格納ディレクトリが/home/jaastest/sample/javaapiの場合
cp -pr /backup/FJSVssoaz/javaapi/* /home/jaastest/sample/javaapi |
4)アプリケーションの再配備
アプリケーションがJ2EEアプリケーションの場合にはアプリケーションを再配備してください。詳細は“J2EEアプリケーションの移行”を参照してください。
クラスパス、JavaVMオプションおよびJavaVMのバージョンの指定は、Interstage管理コンソールの[システム] > [ワークユニット] > [IJServer] > [環境設定]タブをクリックして[ワークユニット]の設定で行います。
JSSEライブラリのクラスパスの指定方法がV5.xから変更になり、JSSEライブラリモジュール(jsse.jar、およびjcert.jar、jnet.jar)を、サーブレットアプリケーションを配備するIJServerディレクトリ配下のextディレクトリへコピーすることで指定します。

Interstageのインストールディレクトリ:C:\Interstage
配備したIJServer名:IJServer
C:\Interstage\J2EE\var\deployment\ijserver\IJServer\ext>copy C:\Interstage\J2EE\lib\jsse.jar
C:\Interstage\J2EE\var\deployment\ijserver\IJServer\ext>copy C:\Interstage\J2EE\lib\jnet.jar
C:\Interstage\J2EE\var\deployment\ijserver\IJServer\ext>copy C:\Interstage\J2EE\lib\jcert.jar |

配備したIJServer名:IJServer
cp /opt/FJSVj2ee/lib/jsse.jar /opt/FJSVj2ee/var/deployment/ijserver/IJServer/ext
cp /opt/FJSVj2ee/lib/jnet.jar /opt/FJSVj2ee/var/deployment/ijserver/IJServer/ext
cp /opt/FJSVj2ee/lib/jcert.jar /opt/FJSVj2ee/var/deployment/ijserver/IJServer/ext |
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