Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第11部 保守編 | > 第28章 バックアップコマンド |
ihsrestore − Interstage HTTP Serverの資源のリストア・移入
ihsrestore -d directory [-t pass|all] [-h host_table]
ihsrestoreコマンドは、ihsbackupコマンドでバックアップ・移出を行ったInterstage HTTP Serverの資源のリストア・移入を行います。
以下に、本コマンドのオプションと引数を説明します。
Interstage HTTP Server資源の格納ディレクトリ名(絶対パス)を指定します。ihsbackupコマンドで指定したディレクトリ名を指定してください。
リストア・移入の対象とする資源を以下から指定します。
本オプションを省略した場合は、環境定義ファイル(httpd.conf)だけを対象とします。
バックアップ・移出の対象となる資源については、“Interstage Application Server 運用ガイド”の“資源のバックアップとリストア”を参照してください。
移入時に、ホスト名/IPアドレスを変更する必要がある場合、変更前と変更後のホスト名/IPアドレスを記述したファイル名(絶対パス)を指定することにより、移入処理時に自動的にホスト名/IPアドレスを変換することができます。
指定するファイルは、以下のように記述します。
−コメント行には、各行の先頭にハッシュマーク(#)を記述します。
−半角スペース、タブは、無視します。
### Host IP conversion table ### # IP address conversion definition (変換前のIPアドレス) > (変換後のIPアドレス) : # Host name conversion definition (変換前のホスト名) > (変換後のホスト名) : |
例)ホスト名およびIPアドレスを以下のように変換する場合
−変換前:IPアドレス“192.168.0.1”、変換後:IPアドレス“192.168.0.3”
−変換前:IPアドレス“192.168.0.2”、変換後:IPアドレス“192.168.0.4”
−変換前:ホスト名“www.fujitsu.com”、変換後:ホスト名“www.interstage.com”
−変換前:ホスト名“host1.fujitsu.com”、変換後:ホスト名“host2.fujitsu.com”
### Host IP conversion table ### # IP address conversion definition 192.168.0.1 > 192.168.0.3 192.168.0.2 > 192.168.0.4 # Host name conversion definition www.fujitsu.com > www.interstage.com host1.fujitsu.com > host2.fujitsu.com |
なお、本オプションを省略した場合は、ホスト名/IPアドレスを変換しません。
Interstage HTTP Serverの資源をリストアします。
ihsrestore -d X:\Backup -t all |
Interstage HTTP Serverの資源をリストアします。
ihsrestore -d /backup -t all |
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