Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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28.5 ijsbackup
名前
ijsbackup − IJServerの資源のバックアップ・移出
形式
ijsbackup -d directory
機能説明
ijsbackupコマンドは、IJServerが使用する資源ファイルをバックアップ・移出します。
以下に、本コマンドの引数を説明します。
-d directory
IJServer資源のバックアップ先のディレクトリ名を絶対パスで指定します。
指定するディレクトリは、本コマンドの実行前に作成しておく必要があります。ディレクトリが存在しない場合、もしくはディレクトリでない場合は、エラーとなります。
バックアップする資源
バックアップするIJServer資源を以下に示します。
<共通資源>
・C:\Interstage\F3FMjs4\conf 配下
・C:\Interstage\F3FMihs\conf\workers2.properties
<V7以降のIJServerの資源>
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]直下の環境定義ファイル
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\apps 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\distribute 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\Shared 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\ext 配下
<V6用IJServerの資源>
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]直下の環境定義ファイル
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\webapps 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\ejbapps 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\client 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\common 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\distribute 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\soapgw 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]\ijserver\[IJServer名]\ext 配下 |
<共通資源>
・/etc/opt/FJSVjs4/conf 配下
・/etc/opt/FJSVihs/conf/workers2.properties
<V7以降のIJServerの資源>
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名] 直下の環境定義ファイル
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/apps 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/distribute 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/Shared 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/ext 配下
<V6用IJServerの資源>
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名] 直下の環境定義ファイル
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/webapps 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/ejbapps 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/client 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/common 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/distribute 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/soapgw 配下
・[J2EE共通ディレクトリ]/ijserver/[IJServer名]/ext 配下 |
注意事項
- 本コマンドは、管理者権限で実行してください。
- 本コマンドは、Interstageを停止した状態で実行してください。
- 本コマンドを実行する前に、Interstageセットアップ資源、コンポーネントトランザクションサービス資源、CORBAサービス資源とJ2EE共通資源のバックアップを行う必要があります。
- “サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーション”は、ijsbackupコマンドではバックアップされません。別途、バックアップしてください。
使用例
IJServer資源を“X:\Backup”ディレクトリにバックアップします。
C:\Interstage\bin\ijsbackup -d X:\Backup |
IJServer資源を“/backup”ディレクトリにバックアップします。
/opt/FJSVj2ee/bin/ijsbackup -d /backup |
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