Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第11部 保守編> 第28章 バックアップコマンド

28.2 esrestoresys

名前

 esrestoresys − イベントサービスの資源のリストア・移入

形式

 esrestoresys -d directory [-v3] [-e] [-M system]

機能説明

 esrestoresysコマンドは、esbackupsysコマンドでバックアップ・移出を行ったイベントサービスの資源のリストア・移入を行います。
 以下に、本コマンドの引数を説明します。

-d directory

 イベントサービス資源の格納ディレクトリ名(絶対パス)を1024バイト以内で指定します。esbackupsysコマンドで指定したディレクトリ名を指定してください。

-v3

 esbackupコマンド(Interstage V3で提供)を使用してバックアップを行ったInterstage V3のイベントサービス資源のリストアを行います。

-e

 Interstage Application Server Standard Edition V3のイベントサービス資源のリストアを行う際に指定します。

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

使用例

 イベントサービスのバックアップ資源をリストアします。

 esrestoresys -d X:\Backup

 esrestoresys -d /backup

 Interstage Application Server Enterprise Edition V3でバックアップしたイベントサービス資源をリストアします。

 esrestoresys -d X:\Backup -v3

 esrestoresys -d /backup -v3

 Interstage Application Server Standard Edition V3でバックアップしたイベントサービス資源をリストアします。

 esrestoresys -d X:\Backup -v3 -e

 esrestoresys -d /backup -v3 -e


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