Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第11部 保守編> 第28章 バックアップコマンド

28.1 esbackupsys

名前

 esbackupsys − イベントサービスの資源のバックアップ・移出

形式

 esbackupsys -d directory [-M system]

機能説明

 esbackupsysコマンドは、イベントサービスが使用する資源ファイルのバックアップ・移出を行います。

 以下に、本コマンドの引数を説明します。

-d directory

 バックアップ・移出を行うイベントサービス資源の格納ディレクトリ名(絶対パス)を1024バイト以内で指定します。
 指定したディレクトリ配下に以下のディレクトリを作成後、以下のディレクトリ配下にイベントサービス資源のバックアップを行います。すでに同じ名前のディレクトリが存在する場合は、以下のディレクトリを削除してから実行してください。
 Windows(R):ES
 Solaris/Linux:FJSVes

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

使用例


 イベントサービスの資源を“X:\Backup\ES”ディレクトリにバックアップします。

 esbackupsys -d X:\Backup


 イベントサービスの資源を“/backup/FJSVes”ディレクトリにバックアップします。

 esbackupsys -d /backup


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