Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
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第3部 J2EE編 | > 第16章 JNDI運用コマンド |
fjj2eeadmin − リソースアクセス定義の作成
(1)リソースアクセス定義の作成 fjj2eeadmin -jdbc | -javamail | -connector -s filename | -o filename [-M system]
(2)リソースのパラメタ情報の削除 fjj2eeadmin -jdbc | -javamail -d resource-name [-M system]
(3)リソースのパラメタ情報の表示 fjj2eeadmin -jdbc | -javamail | -connector -g resource-name [-M system]
(4)リソース一覧の表示 fjj2eeadmin -jdbc | -javamail | -connector -l [-M system]
JDBC、またはJavaMailのlookup時に使用されるリソースアクセス定義の作成・削除、およびリソース情報表示を行います。
また、connectorのlookup時に使用されるリソースアクセス定義の上書き作成、およびリソース情報表示を行います。
本コマンドをリソース名ごとに実行することで、リソースアクセス定義には、複数のリソース情報を登録することができます。
処理対象とするリソースアクセス定義を指定します。本コマンド実行時は、本パラメタは必須です。
-jdbc : JDBCリソースアクセス定義 -javamail : JavaMailリソースアクセス定義 -connector : connectorリソースアクセス定義
指定したプロパティを使用して、リソースアクセス定義を新規に作成します。
本機能は、処理対象とするリソースアクセス定義がJDBC、またはJavaMailの場合にのみ使用可能です。
filename : プロパティファイル名(フルパスで指定)
指定したプロパティを使用して、リソースアクセス定義を作成します。作成時に、同名のリソース名(DATA_SOURCE_NAME、MAIL_SOURCE_NAME、またはJCA_SOURCE_NAME)がすでに存在する場合は上書きします。処理対象とするリソースアクセス定義がJDBC、またはJavaMailの場合に、同名のリソース名が存在しない場合は新規に作成します。
filename : プロパティファイル名(フルパスで指定)
指定されたリソース名(DATA_SOURCE_NAME、またはMAIL_SOURCE_NAME)のパラメタ情報を削除します。
resource-name : リソース名
指定されたリソース名(DATA_SOURCE_NAME、MAIL_SOURCE_NAME、またはJCA_SOURCE_NAME)のパラメタ情報を表示します。
resource-name : リソース名
リソースアクセス定義に登録されているリソース名の一覧を表示します。
拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
fjj2eeadminコマンドの実行が成功すると、以下のリソースアクセス定義が生成されます。なお、リソースアクセス定義と同じ位置に、一時作業ファイルとして“jdbc.ser.bak”、“mail.ser.bak”、または“connector.ser.bak”を生成するため、同名のファイルが存在する場合は削除されます。
-sオプション、または-oオプションで指定するプロパティファイルの内容を以下に示します。
本コマンドは、旧バージョン互換コマンドです。本バージョンでは、isj2eeadminコマンドを使用することを推奨します。
2バイト文字(日本語など)の指定はできません。
データソース名などに日本語を指定したい場合は、Interstage管理コンソールより作成、変更してください。
■JDBCの場合
[Interstage管理コンソール] > [システム] > [リソース] > [JDBC] > [新規作成]
■JavaMailの場合
[Interstage管理コンソール] > [システム] > [リソース] > [JavaMail] > [新規作成]
■connectorの場合
[Interstage管理コンソール] > [システム] > [リソース] > [Connector] > [配備]
パラメタ |
設定内容 |
指定 |
---|---|---|
DATABASE_KIND |
Symfowareを使用する場合は、データベースタイプの種類に以下を選択します。
|
任意 |
Oracleを使用する場合は、データベースタイプの種類に以下を選択します。
|
任意 |
|
|
必須 |
|
Microsoft(R) JDBCドライバを使用したSQLServerを使用する場合は、データベースタイプの種類に以下を選択します。 (注1)
|
必須 |
|
INITIAL_CONTEXT_FACTORY |
使用するJDBCドライバのJNDIサービスプロバイダが、ネーミングサービスにアクセスするためのクラス名を指定します。
|
必須 |
PROVIDER_URL |
使用するJDBCドライバのJNDIサービスプロバイダが、ネーミングサービスにアクセスするためのURLを、以下の形式で指定します。
|
必須 |
DATA_SOURCE_NAME |
データソース名(リソース名)を指定します。 |
必須 |
JDBC_DATA_SOURCE_NAME |
使用するJDBCドライバのネーミングサービスに登録したデータソース名を、以下の形式で指定します。 (注3) |
必須 |
USERID |
データベースへ接続するためのユーザIDを指定します。 (注4) |
必須 |
PASSWORD |
データベースに接続するための、ユーザIDに対するパスワードを指定します。 (注4) |
必須 |
以下は、Oracle固有のパラメタです。
パラメタ
設定内容
指定
ORA_DRIVERTYPE
使用するOracle用JDBCドライバのJNDIサービスプロバイダが、ネーミングサービスにアクセスするためのドライバタイプを、“thin”(省略値)、または“oci”から選択します。 (注5)
任意
ORA_NET_PROTOCOL
使用するOracle用JDBCドライバのJNDIサービスプロバイダが、ネーミングサービスにアクセスするためのネットワークプロトコルを、“tcp”(省略値)、または“ipc”から選択します。 (注5)
任意
ORA_DATASOURCE
使用するOracle用JDBCドライバのデータソースの種類を以下から選択します。 (注6)
- “0”:Interstageがコネクションプーリングを行う (省略値)
- “2”:分散トランザクションを使用する
任意
ORA_URL
使用するOracle用JDBCドライバのJNDIサービスプロバイダが、ネーミングサービスにアクセスするためのサーバのURLを、以下の形式で指定します。
jdbc:oracle:{ドライバタイプ}:@{ホスト名}:{ポート番号}:{SID}必須
ORA_MAKE_BINDING
使用するOracle用JDBCドライバのアクセス定義を設定するファイルである“.bindings”ファイルの作成可否を、“YES”(“.bindings”ファイルを作成する、省略値)、または“NO”から選択します。 (注7)
任意
以下は、SQL Server固有のパラメタです。
InterstageJDBCドライバを使用する場合は、“移行ガイド”の“Interstage Application Server V6からの移行”の“JDBCドライバ”を参照してください。
パラメタ
設定内容
指定
MS_HOST_NAME
データベースが存在するホスト名を指定します。
必須
MS_DATABASE_NAME
データベース名を指定します。
必須
MS_PORT
ポート番号を指定します。省略値は1433です。
任意
MS_MAKE_BINDING
使用するMicrosoft(R) JDBCドライバの、アクセス定義を設定するファイルである“.bindings”ファイルの作成可否を、“YES”(“.bindings”ファイルを作成する、省略値)、または“NO”から選択します。 (注7)
任意
以下は、PostgreSQL固有のパラメタです。
パラメタ
設定内容
指定
PS_HOST_NAME
PostgreSQLデータベースが存在するホスト名を指定します。
接続ホスト名の省略値は、“localhost”です。任意
PS_DATABASE_NAME
PostgreSQLデータベース名を指定します。
必須
PS_PORT
PostgreSQLデータベースサーバが監視しているTCP/IPポートを1から65535までで指定します。接続ポート番号の省略値は、“5432”です。
任意
PS_JDBC_VERSION
使用するJDBCバージョンの種類をを以下から選択します。
- “2”:JDBCバージョンがJDBC2.0 (省略値)
- “3”:JDBCバージョンがJDBC3.0
任意
PS_DATASOURCE
使用するPostgreSQL用JDBCドライバのデータソースの種類を以下から選択します。
- "0":Interstageがコネクションプーリングを行う (省略値)
- "1":PostgreSQLがコネクションプーリングを行う
任意
PS_MAKE_BINDING
使用するPostgreSQL用JDBCドライバのアクセス定義を設定するファイルである“.bindings”ファイルの作成可否を、“YES”(“.bindings”ファイルを作成する、省略値)、または“NO”から選択します。 (注7)
任意
注1) データベースタイプを指定する場合はINITIAL_CONTEXT_FACTORYと以下を組合せて指定する必要があります。
データベース
INITIAL_CONTEXT_FACTORY
データベースタイプ
Symfoware
com.fujitsu.symfoware.jdbc2.jndisp.SYMContextFactory
0
Oracle
com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory
1
PostgreSQL
com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory
3
SQLServer
com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory
4
注2)
このクラス名は、V4.0L10以降のSymfowareを使用する場合のクラス名です。V4.0L10より前のバージョンのSymfoWAREを使用する場合は、以下のクラス名を指定してください。
fujitsu.symfoware.jdbc2.jndisp.SYMContextFactory
注3) XAデータソースは、クライアント側アプリケーションでは運用できません。
注4) このユーザIDとパスワードは、JNDI サービスプロバイダの環境設定時に指定する、deployment descriptorファイル、またはWebアプリケーション環境定義ファイル(Webアプリケーション運用時)のリソースマネージャ接続者(res-authタグ)に“Container”を指定した場合に使用されます。詳細については、“J2EEユーザーズガイド”の“リソース接続者管理機能”を参照してください。
注5) ドライバタイプが“thin”の場合はネットワークプロトコルの値は“tcp”で指定します。
注6) Oracle10gでは“Oracleがコネクションプーリングを行う”場合のOracleConnectionCacheImplクラスが未サポートとなっています。“Interstageがコネクションプーリングを行う”を指定してください。
注7) “.bindings”ファイル作成を指定した場合は、クラスパスに以下を設定してください。
データベースタイプ
設定値 (注1)
Oracle9i
以前
1.3Oracleインストールディレクトリ/jdbc/lib/classes12.zip (注2)
Oracleインストールディレクトリ/jdbc/lib/nls_charset12.zip1.4
Oracleインストールディレクトリ/jdbc/lib/ojdbc14.jar (注2)
Oracleインストールディレクトリ/jdbc/lib/nls_charset12.zipOracle10g
以降
1.3Oracleインストールディレクトリ/jdbc/lib/classes12.zip (注2)
Oracleインストールディレクトリ/jdbc/lib/orai18n.jar1.4
Oracleインストールディレクトリ/jdbc/lib/ojdbc14.jar (注2)
Oracleインストールディレクトリ/jdbc/lib/orai18n.jarSQL Server
JDBCドライバインストールディレクトリ/lib/msbase.jar
JDBCドライバインストールディレクトリ/lib/mssqlserver.jar
JDBCドライバインストールディレクトリ/lib/msutil.jarPostgreSQL
JDBC2.0 + Optional PackagePostgreSQLインストールディレクトリ\share\java\jdbc2op\postgresql.jar (注2)
JDBC3.0PostgreSQLインストールディレクトリ\share\java\jdbc3\postgresql.jar (注2)
PostgreSQLインストールディレクトリ/share/java/jdbc3/postgresql.jar
共通 (注3)
ダウンロードしたクラスの格納ディレクトリ/providerutil.jar
ダウンロードしたクラスの格納ディレクトリ/fscontext.jar注1)Windows(R)の場合は、"/"を"\"に読み替えてください。注2)このクラスファイルは、isj2ee.jarよりも後ろに設定するようにしてください。注3)Interstageが基本提供するクラスファイル(providerutil.jar、fscontext.jar)を使用せずに、Sun Microsystems社のホームページからダウンロードしたクラスファイルを使用する場合に設定してください。
複数のJDKを混在して使用する場合は、JDK1.4用のみを設定してください。【isj2ee.propertiesファイルに設定する方法】Interstage管理コンソールの[システム] > [環境設定]タブ > [J2EEプロパティ]で設定します。詳細は、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。
ただし、EJBアプリケーション、WebアプリケーションからJDBCオブジェクトを参照する場合は、Interstage管理コンソールでワークユニット定義に設定してください。
また、Interstageのクライアント機能をインストールしている場合には、以下のisj2ee.propertiesファイルを直接編集してください。
C:\Interstage\J2ee\etc\isj2ee.properties
/etc/opt/FJSVj2ee/etc/isj2ee.propertiesデータベースがOracle10g以降、JDKが1.4の場合の設定例を以下に示します。
- classpath=Oracleインストールディレクトリ\jdbc\lib\ojdbc14.jar;Oracleインストールディレクトリ\jdbc\lib\orai18n.jar
- classpath=Oracleインストールディレクトリ/jdbc/lib/ojdbc14.jar:Oracleインストールディレクトリ/jdbc/lib/orai18n.jar
【Windows(R)上の環境設定でシステム環境変数に設定する方法】
- [コントロールパネル]−[システム]−[詳細]の環境変数ボタンをクリックしてください。
注)Windows(R) 2000の場合の説明です。使用するOSにより操作方法は異なります。なお、Windows(R) 98、Windows(R) Meの場合はAutoexec.batを編集してください。- 必要な設定値をCLASSPATH環境変数に追加してください。
【コマンドでシステム環境変数に設定する方法】Sun Microsystems社のホームページからダウンロードしたproviderutil.jar、fscontext.jarを利用する場合の設定例です。■JDBCの場合SQL Serverを使用した場合の設定例です。
- set CLASSPATH= JDBCドライバインストールディレクトリ\lib\msbase.jar;%CLASSPATH%
set CLASSPATH= JDBCドライバインストールディレクトリ\lib\mssqlserver.jar;%CLASSPATH%
set CLASSPATH= JDBCドライバインストールディレクトリ\lib\msutil.jar;%CLASSPATH%
set CLASSPATH=ダウンロードしたクラスが格納されているディレクトリ\providerutil.jar;%CLASSPATH%
set CLASSPATH=ダウンロードしたクラスが格納されているディレクトリ\fscontext.jar;%CLASSPATH%- setenv CLASSPATH JDBCドライバインストールディレクトリ/lib/msbase.jar:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH CLASSPATH JDBCドライバインストールディレクトリ/lib/mssqlserver.jar:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH CLASSPATH JDBCドライバインストールディレクトリ/lib/msutil.jar:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH ダウンロードしたクラスが格納されているディレクトリ/providerutil.jar:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH ダウンロードしたクラスが格納されているディレクトリ/fscontext.jar:${CLASSPATH}■Oracleの場合Oracle10g、JDK1.4の場合の設定例です。
- set CLASSPATH=%ORACLE_HOME%\jdbc\lib\ojdbc14.jar;%CLASSPATH%
set CLASSPATH=%ORACLE_HOME%\jdbc\lib\orai18n.jar;%CLASSPATH%
set CLASSPATH=C:\classes\providerutil.jar;%CLASSPATH%
set CLASSPATH=C:\classes\fscontext.jar;%CLASSPATH%- setenv CLASSPATH ${ORACLE_HOME}/jdbc/lib/ojdbc14.jar:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH ${ORACLE_HOME}/jdbc/lib/orai18n.jar:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH /classes/providerutil.jar:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH /classes/fscontext.jar:${CLASSPATH}
■PostgreSQLの場合
JDBCバージョンが2.0、Sun Microsystems社のホームページからダウンロードしたproviderutil.jar、fscontext.jarを利用する場合の設定例です。
- set CLASSPATH=C:\PowerGresPlus\share\java\jdbc2op\postgresql.jar;%CLASSPATH%
set CLASSPATH=C:\Interstage\J2EE\lib\providerutil.jar;%CLASSPATH%
set CLASSPATH=C:\Interstage\J2EE\lib\fscontext.jar;%CLASSPATH%- setenv CLASSPATH ${PostgreSQL_HOME}/share/java/jdbc3/postgresql.jar:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH /classes/providerutil.jar:${CLASSPATH}
setenv CLASSPATH /classes/fscontext.jar:${CLASSPATH}
記述例 <Symfowareの場合>
******************************************************************************* INITIAL_CONTEXT_FACTORY=fujitsu.symfoware.jdbc2.jndisp.SYMContextFactory PROVIDER_URL=SYM://myhost:10326 DATA_SOURCE_NAME=DS1 JDBC_DATA_SOURCE_NAME=jdbc/DS1 USERID=user1 PASSWORD=pass1 *******************************************************************************
記述例 <Oracleの場合>
******************************************************************************* INITIAL_CONTEXT_FACTORY= com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory PROVIDER_URL=file:/tmp/JNDI DATA_SOURCE_NAME=DS1 JDBC_DATA_SOURCE_NAME=jdbc/DS1 USERID=user1 PASSWORD=pass1 ORA_DRIVERTYPE=thin ORA_NET_PROTOCOL=tcp ORA_DATASOURCE=0 ORA_URL=jdbc:oracle:oci:@romeo:1521:sid ORA_MAKE_BINDING=YES *******************************************************************************
記述例 <SQL Serverの場合>
******************************************************************************* DATABASE_KIND=4 INITIAL_CONTEXT_FACTORY= com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory PROVIDER_URL= file:/tmp/JNDI DATA_SOURCE_NAME=DS1 JDBC_DATA_SOURCE_NAME=jdbc/DS1 USERID=user1 PASSWORD=pass1 MS_HOST_NAME=romeo MS_DATABASE_NAME= testDB MS_PORT=1433 MS_MAKE_BINDING=YES
*******************************************************************************
記述例 <PostgreSQLの場合>
******************************************************************************* DATABASE_KIND=3 INITIAL_CONTEXT_FACTORY=com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory PROVIDER_URL=file:/tmp/JNDI DATA_SOURCE_NAME=DS1 JDBC_DATA_SOURCE_NAME=jdbc/DS1 USERID=user1 PASSWORD=pass1 PS_HOST_NAME=localhost PS_DATABASE_NAME=testDB PS_PORT=5432 PS_JDBC_VERSION=2 PS_DATASOURCE=0 PS_MAKE_BINDING=YES *******************************************************************************
パラメタ |
設定内容 |
指定 |
---|---|---|
MAIL_SOURCE_NAME |
リソース名を指定します。 |
必須 |
mail.from |
メールの発信者を指定します。 |
必須 |
mail.user |
メールサーバのログインユーザ名を指定します。 |
必須 |
mail.host |
メールサーバのIPアドレス、またはホスト名を指定します。 |
必須 |
mail.smtp.host(注) |
SMTPサーバのIPアドレス、またはホスト名を指定します。 |
任意 |
mail.smtp.port(注) |
SMTPサーバのポート番号を指定します。 |
任意 |
mail.smtp.user(注) |
SMTP Authenticationを使用する場合の、ユーザ名を指定します。 |
任意 |
mail.imap.host(注) |
IMAPサーバのIPアドレス、またはホスト名を指定します。 |
任意 |
mail.imap.port(注) |
IMAPサーバのポート番号を指定します。 |
任意 |
mail.imap.user(注) |
IMAPサーバのログインユーザ名を指定します。 |
任意 |
mail.pop3.host(注) |
POP3サーバのIPアドレス、またはホスト名を指定します。 |
任意 |
mail.pop3.port(注) |
POP3サーバのポート番号を指定します。 |
任意 |
mail.pop3.user(注) |
POP3サーバのログインユーザ名を指定します。 |
任意 |
注)本パラメタは、mail.user、またはmail.hostと異なる値を使用する場合、またはデフォルトのポート以外を利用する場合に指定します。ポート番号のデフォルト値は以下のとおりです。
- SMTPサーバ:25
- IMAPサーバ:143
- POP3サーバ:110
記述例
******************************************************************************** MAIL_SOURCE_NAME=MailSession mail.from=JavaMailTester mail.user=tester mail.host=10.0.0.1 ********************************************************************************
パラメタ |
設定内容 |
指定 |
---|---|---|
JCA_SOURCE_NAME |
配備時に指定したコネクションファクトリ名(リソース名)を指定します。 |
必須 |
RAR_NAME |
リソース名に関連付けるresource adapterファイル名(RARファイル名)を指定します。 |
必須 |
USER_NAME |
resource adapterへ接続するためのユーザ名を指定します。 |
任意 |
PASSWORD(注2) |
resource adapterへ接続するためのパスワードを指定します。 |
任意 |
CONFIG_PROPERTY(注3) |
配備で指定した、resource adapterのdeployment descriptorに定義されたconfig-propertyの情報(プロパティ名、プロパティ値のクラス名、およびプロパティの値)を、以下の形式で指定します。 |
任意(注4) |
注1)本パラメタには、パラメタ情報の表示機能(fjj2eeadmin -connector -g resource-name)を使用して参照したパラメタの値を指定してください。
注2)PASSWORDパラメタのみの指定はできません。PASSWORDパラメタを指定する場合は、USER_NAMEパラメタを必ず指定する必要があります。
注3)CONFIG_PROPERTYパラメタは複数の指定が可能です。複数指定する場合は、パラメタ名には先頭が” CONFIG_PROPERTY”で始まる任意の名前で、かつ重複しない名前を指定します。
ただし、CONFIG_PROPERTYパラメタ自体の個数は、配備時の個数から変更することはできません。
注4)CONFIG_PROPERTYパラメタの値には、<タブ>で区切られたプロパティ名、プロパティ値のクラス名、およびプロパティの値を1組として指定する必要があります。
ただし、変更可能な値はプロパティの値のみであり、プロパティ名、およびプロパティ値のクラス名は、パラメタ情報の表示機能を使用して参照したパラメタの値を指定してください。
記述例
******************************************************************************** JCA_SOURCE_NAME=RA001 RAR_NAME=ra001.rar USER_NAME=raUser1 PASSWORD=raPass1 CONFIG_PROPERTY1=str java.lang.String test CONFIG_PROPERTY2=flag java.lang.Boolean true CONFIG_PROPERTY3=number java.lang.Integer 123 ********************************************************************************
C:\Interstage\J2EE\lib\jce1_2_2.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\local_policy.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\sunjce_provider.jar
C:\Interstage\J2EE\lib\US_export_policy.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/jce1_2_2.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/local_policy.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/sunjce_provider.jar
/opt/FJSVj2ee/lib/US_export_policy.jar
コマンド実行時に表示されるエラーメッセージについては、“メッセージ集”の“リソースアクセス定義時に出力されるメッセージ”を参照してください。
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