Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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第2部 OLTPシステム運用編> 第10章 イベントサービス運用コマンド

10.13 essetcnfchnl

名前

 essetcnfchnl − イベントチャネルの動作環境の参照と設定

形式

 essetcnfchnl -g group -c channel -s list [-M system]
 essetcnfchnl -g group -s list [-M system]
 essetcnfchnl [ -g group ] -d [-M system]
 essetcnfchnl -l [-M system]


 essetcnfchnl [ -g group ] -mcd [-M system]

機能説明

 イベントチャネルの動作環境を設定します。イベントチャネルの動作環境は、グループ単位とイベントチャネル単位で設定する項目があります。
 指定できるオプションとパラメタを以下に示します。

-g group

 イベントチャネルのグループ名を指定します。

-c channel

 イベントチャネル名を指定します。

-s list

 イベントチャネル、またはイベントチャネルグループ全体の動作環境を設定します。listには動作環境の設定項目を示すオプションと設定値を指定します。設定項目については“動作環境設定項目”を参照してください。

-d

 -gオプションで指定したグループ名のイベントチャネルの動作環境の内容をグループ単位で標準出力により表示します。グループ名を省略した場合はシステムに登録されているすべてのグループのイベントチャネルの動作環境を表示します。
 表示内容の詳細は、“アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)”(Interstage Application Server Enterprise Editionで提供)の“静的生成運用のイベントチャネルの設定”−“イベントチャネルの環境設定”を参照してください。

-l

 グループ名の一覧を表示します。

-M system

 拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
 本オプションは、以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Application Server Enterprise Edition
 − Interstage Business Application Server

[動作環境設定項目]

オプション

動作環境項目

設定値

省略値 (注1)

有効範囲

-edinit

イベントチャネルに蓄積できるイベントデータ数の初期値

default

1〜10000

-edmax

イベントチャネルに蓄積できるイベントデータ数の最大値

default

1〜10000000

-type

イベントチャネルのモデル

- (none)

push
pull
mixed
none(不定)(注2)

-ltime

イベントチャネルに蓄積したイベントデータの生存時間(秒)
イベントデータおよび接続情報の不揮発化運用時は、-pltimeで生存時間を設定してください。

default

1〜1000000
0 : 無限大

-sthinit

Pushモデルの送信スレッド数の初期値 (注3)

default

1〜100

-sthmax

Pushモデルの送信スレッド数の最大値 (注3)

default

1〜100

-coninit

イベントチャネルグループに接続できるコンシューマ数の初期値 (注3)

default

1〜1000

-conext

コンシューマ数が初期値を超えた場合のコンシューマの拡張数 (注3)

default

1〜1000

-conenum

コンシューマ数を拡張する場合の拡張回数 (注3)

default

1〜100

-supinit

イベントチャネルグループに接続できるサプライヤ数の初期値 (注3)

default

1〜1000

-supext

サプライヤ数が初期値を超えた場合のサプライヤの拡張数 (注3)

default

1〜1000

-supenum

サプライヤ数を拡張する場合の拡張回数 (注3)

default

1〜100

-discon

イベントチャネル終了時のサプライヤ、コンシューマへのdisconnectメソッドの呼出し
(yes:disconnectを呼び出してイベントチャネルの終了を通知する)

default

yes,no

-oneway

Pushモデルでコンシューマからの応答を待ち合わせない(yes:待ち合わせない)

default

yes,no

-chksend

Pushモデルで通信エラーが発生したコンシューマへの送信の迂回
("-oneway no"指定時のみ有効)

default

yes,no

-wtime

Mixedモデルのイベントデータの待ち合わせ時間(秒)
10秒より小さい値を設定する場合は、try_pull()メソッドを使用してイベントデータの待ち合わせを行わない運用を検討してください。
5秒より小さい値を設定する場合は、essetcnfの-dtimeの設定値にも同じ値を設定してください。
なお、タイムアウト時間はessetcnfの-dtimeで指定した間隔で確認します。そのため、タイムアウト時間の異常は、この間隔分を遅延して検出される可能性があります。

default

1〜1000000
0:(注4)

-ltrntime

ローカルトランザクションのタイムアウト時間(秒)(注5)

default

1〜1000000

-pltime

イベントデータおよび接続情報の不揮発化運用時にイベントチャネルに蓄積したイベントデータの生存時間(秒)

default

1〜2000000000
0:無限大

-chkcon

コンシューマ未接続時のエラー復帰モード(注6)
 yes:エラー復帰
 no:正常終了
yesを指定した場合、静的生成チャネルに対し、Pushメソッド発行時にイベントチャネルに接続しているコンシューマが存在しないときにエラーで復帰し、Pushメソッド発行時に以下の例外が通知されます。
 例外情報:BAD_OPERATION
 マイナーコード:0x464a09e9

default

yes,no

-threshold
(注7)

監視蓄積データ率(しきい率)
-edmaxの設定値(最大蓄積データ数)に対する比率で指定します。-safetyの設定値を超える値を指定してください。-safetyの設定値が1以上の場合は、省略不可です。
なお、0を指定した場合は、監視機能が無効となります。

default

1〜100
0:(注8)

-safety
(注7)

監視再開蓄積データ率
-edmaxの設定値(最大蓄積データ数)に対する比率で指定します。-thresholdの設定値が0以外の場合は、-thresholdの設定値より小さい値を指定してください。

default

0〜99

-blockade
(注7)

イベントチャネルの閉塞機能を使用する
 0:使用しない
 1:イベントチャネルの閉塞・閉塞解除操作が有効です。
 2: イベントチャネルの閉塞・閉塞解除操作および自動閉塞機能が有効です。

default

0,1,2

-unblock
(注7)

自動閉塞解除率
-edmaxの設定値(最大蓄積データ数)に対する比率で指定します。本オプションは、-blockadeに2が指定されている場合に有効です。

default

0〜99

-autostart

イベントサービス起動時にイベントチャネルを自動起動する(注3)
 
yes:自動起動する
 no:自動起動しない

default

yes,no

-ptpstop

Point-To-Pointモデルが閉塞終了モードでイベントチャネルの停止時、接続コンシューマ数が0になった時点で停止する

default

yes,no


-coled
(注9)

イベントデータの生存時間超過時、またはイベントチャネル停止時のイベントデータ削除前出口関数呼び出しモード
 yes:イベントデータ削除前出口関数を呼び出します。
 no:イベントデータ削除前出口関数を呼び出しません。

default

yes,no

注1)defaultの場合、イベントサービスの構成情報が適用されます(詳細は“essetcnf”を参照)。

注2)ノーティフィケーションサービス/JMS("-notify"指定時)は、"mixed"と"none"のみが有効です。

注3)チャネルグループ全体にのみ設定できます。("-c channel"指定時は指定不可)

注4)CORBAサービスの動作環境ファイル(config)のperiod_receive_timeoutの値に依存します。

注5)“イベントチャネルに蓄積したイベントデータの生存時間(-ltime)”、“イベントデータおよび接続情報の不揮発化運用時にイベントチャネルに蓄積したイベントデータの生存時間(-pltime)”、およびStructuredEvent型データに設定するイベントデータの生存時間よりも小さい値を指定してください。

注6)本モードは、通信モデルがMixedモデルかつメッセージングモデルがMultiCastモデル、またはメッセージングモデルがPoint-To-Pointモデルで有効となります。JMSでは、メッセージングモデルがPublish/Subscribeモデル、またはメッセージングモデルがPoint-To-Pointモデルで有効となります。

注7)本オプションは、esmkchnl実行時(イベントチャネル作成時)に以下のオプションを指定した場合に有効となります。

注8)イベントチャネルの蓄積データ数を監視しない場合は、0を指定します。

注9)本オプションは、以下の製品で指定可能です。
   − Interstage Business Application Server

-mcd

 Interstage Business Application Serverにおいて、-gオプションで指定したグループ名のイベントチャネルの動作環境の内容をグループ単位で標準出力により表示します。グループ名を省略した場合は、システムに登録されているすべてのグループのイベントチャネルの動作環境を表示します。
 本オプションは、-dオプションの表示項目に、Interstage Business Application Serverの情報を付加して表示する場合に指定します。
 表示内容の詳細は、“アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)”(Interstage Application Server Enterprise Editionで提供)の“静的生成運用のイベントチャネルの設定”−“イベントチャネルの環境設定”を参照してください。
 なお、本オプションは以下の製品で指定可能です。
 − Interstage Business Application Server

注意事項

使用例

 グループ“GROUP”のデータ蓄積数の初期値“1000”、最大値“10000”を設定します。

essetcnfchnl -g GROUP -s -edinit 1000 -edmax 10000

 グループ“GROUP”のイベントチャネル“EVENT1”のタイプにモデル“pull”を設定します。

essetcnfchnl -g GROUP -c EVENT1 -s -type pull


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