Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編) |
目次 索引 |
第2部 OLTPシステム運用編 | > 第9章 ワークユニット管理コマンド |
isstopwu − ワークユニットの停止
isstopwu [-M システム名] [-s | -c] [-t 停止監視時間] wuname
isstopwuコマンドは、ワークユニットを停止します。ワークユニットの停止には、以下の3つがあります。
通常停止は、該当ワークユニットに定義されているすべてのアプリケーションが処理中でない場合に限りワークユニットを停止します。ワークユニットが業務処理中の場合、ワークユニットは停止できません。この場合、アプリケーションの処理の完了を待ってから、再度このコマンドを実行してください。
IJServerワークユニット、トランザクションアプリケーションのワークユニット、ラッパーワークユニット、CORBAワークユニット、EJBワークユニットに対して有効です。Interstage Application Server Standard-J Editionの場合はIJServerワークユニットおよびEJBワークユニットに対して有効です。Interstage Application Server Web-J Editionの場合は、IJServerワークユニットのみです。なお、IJServerワークユニットの場合は、同期停止と同じ動きとなります。
同期停止は、コマンド実行時に処理中の要求を実行した後、ワークユニットを停止します。待ち状態となっている要求は、リジェクトされます。IJServerワークユニット、CORBAワークユニット、EJBワークユニットに対して有効です。Interstage Application Server Standard-J Editionの場合はIJServerワークユニットおよびEJBワークユニットに対して有効です。Interstage Application Server Web-J Editionの場合は、IJServerワークユニットのみです。
強制停止は、アプリケーションが処理中であってもワークユニットを停止します。
待ち状態となっている要求は、リジェクトされます。同期停止の処理中でも、強制停止を実行できます。IJServerワークユニット、トランザクションアプリケーションのワークユニット、ラッパーワークユニット、ユーティリティワークユニット、CORBAワークユニット、EJBワークユニットに対して有効です。Interstage Application Server Standard-J Editionの場合はIJServerワークユニットおよびEJBワークユニットに対して有効です。Interstage Application Server Web-J Editionの場合は、IJServerワークユニットのみです。
以下に、isstopwuコマンドのオプションとパラメタを説明します。停止モードのオプションを指定しなかった場合は通常停止となります。
対象のシステム名を指定します。
本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。
同期停止を指定します。
強制停止を指定します。
停止監視時間を秒で指定します。指定可能な値は、300〜3600です。本オプションを省略すると、停止監視時間として300秒が設定されます。停止監視時間を超えてもワークユニットが停止しない場合には、異常が発生したと見なして調査資料を自動的に採取します。
停止するワークユニットの名前を指定します。
IJServerを停止する場合はIJServer名を指定します。
isstopwu corbawu |
目次 索引 |