Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
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目次
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5.1 isaddadminfunc
名前
isaddadminfunc − 管理サーバ機能の追加
形式
isaddadminfunc
機能説明
isaddadminfuncコマンドは、コマンドを実行するサーバに管理サーバ機能を追加します。
本コマンドを実行すると、以下のメッセージが出力され、実行してよいか確認します。
管理サーバからスタンドアロンサーバへの変更は行えなくなりますので、管理サーバへ変更することに問題がないことを確認して”y"を実行してください。
注意事項
- 本コマンドを実行すると、以下のメッセージが出力され、実行してよいか確認します。
Switching from the Admin Server to Standalone Server is not possible...
Are you sure to switch from Standalone Server to the Admin Server?[y,n]:
管理サーバからスタンドアロンサーバへの変更は行えなくなりますので、管理サーバへ変更することに問題がないことを確認して”y"を実行してください。
- 本コマンドは、管理者権限をもつユーザだけが実行可能です。
- 本コマンドは、スタンドアロンサーバだけで実行可能です。スタンドアロンサーバ以外で実行すると処理に失敗します。
- コマンド実行の結果、そのサーバは管理サーバとスタンドアロンサーバの両方の機能をもつサーバとなります。サイトに参加させたりサーバグループに追加したりするためには、管理サーバからそれぞれの操作をしてください。
- マルチサーバ管理機能を使用し、複数台のサーバを管理する場合には、管理サーバと管理対象サーバを別サーバとして運用します。したがって、通常、共存サーバによる運用は行いません。
- 管理サーバからスタンドアロンサーバへの変更は行えなくなります。管理サーバからスタンドアロンサーバ、または管理対象サーバのみの運用に変更する場合は、Interstage Application Serverの再インストールが必要です。
- non-global zoneにインストールされた管理対象サーバでは、本コマンドは使用できません。
メッセージ
本コマンド実行時に表示されるメッセージと意味を以下に示します。
isaddadminfunc: ERROR: Improper Java Execution environment.
[意味]
Javaの実行環境に誤りがあります。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
Interstage JMXサービスが使用するJDK/JREのインストールパスを正しく設定してください。Interstage JMXサービスのカスタマイズについては、“Interstage Application Server運用ガイド”の“Interstage管理コンソール環境のカスタマイズ”を参照してください。
isaddadminfunc: ERROR: Improper Interstage environment.
[意味]
Interstageの環境に誤りがあります。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
環境変数IS_HOMEが正しく設定されているかどうかを確認し、問題がある場合は正しいInterstageのインストール先を設定してください。IS_HOMEが正しく設定されている場合は、Interstageの環境が不正な状態のため、Interstageを再インストールしてください。
isaddadminfunc: ERROR: Failure execution of command.
[意味]
コマンドの実行に失敗しました。
[システムの処理]
コマンドの処理を中止します。
[ユーザの対処]
失敗の原因を示すメッセージが他に出力されています。そちらを参照して対処してください。
isaddadminfunc: INFO: Success execution of command.
[意味]
コマンドの実行に成功しました。
isaddadminfunc: INFO: Execution of command has been terminated.
[意味]
コマンドの実行を中止しました。
使用例
コマンドを実行するスタンドアロンサーバに管理サーバの機能を追加します。
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