SSF/Backup Facility 導入手引書
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付録A テープライブラリ使用時の注意事項

A.3 ETERNUS LT220テープライブラリ

 

A.3.1 テープライブラリの設定 

■OSと接続するための設定

テープライブラリをOSと接続するために、接続環境(SCSI)に応じたテープライブラリの設定を行ってください。

また、SPシリーズにネットワーク型バックアップソフトウェアを導入する場合は、複数のテープライブラリが必要です。

  • 設定内容の詳細については『ETERNUS LT220 テープライブラリ ユーザーズガイド』を参照してください。

  • ネットワーク型バックアップソフトウェアを導入する場合、LMF Liteとネットワーク型バックアップソフトウェアで異なるターゲットIDを設定してください。

■テープライブラリの動作モードの設定

ETERNUS LT220をSPシリーズで使用できるようにするために、オペレータパネルを操作して、テープライブラリの動作モードを以下の表を参照して設定してください。

設定項目

設定内容

AUTO CLEANING

OFF

DRV. SCSI ID

01

LOD. SCSI ID

00

FAST LOAD MODE

OFF


なお、上記の表で示していない設定項目については、お使いの環境に応じて設定してください。

  • オペレータパネルの操作方法は『ETERNUS LT220 テープライブラリ ユーザーズガイド』を参照してください。

 

A.3.2 OSの設定 

  1. SPシリーズにログインし、viエディタ等で/kernel/drv/st.confファイルを以下のように編集してください。
    ただし、"tape-config-list"定義行に既に他のエントリが存在している場合は、既存のエントリと上記エントリを","(カンマ)で区切って併記してください。エントリの最後は、";"(セミコロン)で終了させる必要があります。
    なお、st.confファイルでは、行頭に"#"がある行はコメント行です。"tape-config-list"行の先頭に"#"がないことを確認してください。

    tape-config-list =
    "IBM□□□□□ULTRIUM-TD3", "IBM Ultrium3", "LTO_Ultrium3";
    注)□は半角スペースを示します。

    ...

    LTO_Ultrium3 = 2,0x3B,0,0x18659,4,0x44,0x44,0x44,0x44,3,60,300,600,1200,600,600,18000;

     

  2. 『ETERNUS LT220 テープライブラリ ユーザーズガイド』を参照して、接続環境に応じた設定を行ってください。

    • 設定内容の詳細については『ETERNUS LT220 テープライブラリ ユーザーズガイド』を参照してください。

     

  3. 再起動後にデバイスファイルを再構築するため、以下の手順を実施してください。

    # rm -f /dev/rmt/* <Return>
    # touch /reconfigure <Return>

     

  4. システムを再起動してください。

    # shutdown -y -g0 -i6 <Return>

 


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