ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.0 -AIX- |
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本章ではAdvancedCopy Manager が提供する各種デーモン起動・停止方法について説明します。
なお、下記のデーモンの起動と停止は、本マニュアルの『デーモンの起動/停止コマンド』で参照することもできます。
AdvancedCopy Managerのエージェントは、以下のデーモンで構成されています。
デーモン種別 |
説明 |
---|---|
通信デーモン |
Storage管理サーバおよび他のStorageサーバと通信を行うデーモンです。 |
クラスタ運用している場合、Storageサーバ業務は以下のデーモンで構成されています。
デーモン種別 |
説明 |
---|---|
業務用通信デーモン |
Storage管理サーバおよび他のStorageサーバと通信を行うデーモンです。 |
以下のデーモンはStorageサーバ業務になりません。
通信デーモン(ローカル用のデーモン)
AdvancedCopy Managerのデーモンは、通常、自動的に、起動しますが、何らかの理由で起動に失敗した場合や一度デーモンを停止した場合は、各サーバで以下のコマンドを使用してデーモンを起動してください。
# /opt/swstorage/bin/startacm |
startacmコマンド実行前に環境変数SWSTGNODEが設定されていないことを確認してください。
クラスタ運用している場合、デーモンはクラスタシステムにより自動的に起動します。
何らかの理由でAdvancedCopy Managerの業務を構成するデーモンを個別に起動する場合、起動する方法は以下の通りです。
AdvancedCopy Managerの業務単位(Storageローカル業務を含む)に起動する必要があります。業務ごとに以下の手順を繰り返してください。
コマンドラインにて、以下のコマンドを実行します。
# ps -ef | grep stgxfws |
この結果
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfws 論理ノード名 |
と表示されないことを確認します。表示されている場合、すでにデーモンは起動しています。
環境変数SWSTGNODEに該当業務を行なう論理ノード名を設定します。
通信デーモンを起動します。
起動コマンドについては、本マニュアルの『デーモンの起動/停止コマンド』を参照してください。
Storage管理サーバ、Storageサーバ上のデーモンを停止します。通常、システムの停止時に自動的に停止します。
何らかの理由でデーモンを停止したい場合は、停止したいサーバで以下のコマンドを使用してデーモンを停止してください。
# /opt/swstorage/bin/stopacm |
stopacmコマンド実行前に環境変数SWSTGNODEが設定されていないことを確認してください。
クラスタ運用している場合、デーモンの停止はクラスタシステムから行ないます。停止方法についてはクラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
何らかの理由でAdvancedCopy Managerの業務を構成するデーモンを個別に停止する場合、停止する方法は以下の通りです。
AdvancedCopy Managerの業務単位(Storageローカル業務を含む)に停止する必要があります。業務ごとに以下の手順を繰り返してください。
コマンドラインにて、以下のコマンドを実行します。
# ps -ef | grep stgxfws |
この結果
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfws 論理ノード名 |
と表示されることを確認します。表示されていない場合、すでにデーモンは停止しています。
環境変数SWSTGNODEに該当業務を行なう論理ノード名を設定します。
通信デーモンを停止します。
停止コマンドについては、本マニュアルの『デーモンの起動/停止コマンド』を参照してください。
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