ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド 13.0 -Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Sever(TM) 2003-, -Solaris-, -HP-UX-, -Linux-, -AIX- |
目次
索引
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本章では、Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務のクラスタ環境を削除する方法について説明します。
Solaris版SafeCLUSTER/PRIMECLUSTERの場合、本マニュアルの『Solaris版SafeCLUSTER/PRIMECLUSTERでの削除』を参照してください。
Solaris版VERITAS Cluster Serverの場合、本マニュアルの『Solaris版VERITAS Cluster Serverでの削除』を参照してください。
Linux版PRIMECLUSTERの場合、本マニュアルの『Linux版PRIMECLUSTERでの削除』を参照してください。
Windows版SafeCLUSTERの場合、本マニュアルの『Windows版SafeCLUSTERでの削除』を参照してください。
Windows版MSCSの場合、本マニュアルの『Windows版MSCSでの削除』を参照してください。
HP版MC/ServiceGuardの場合、本マニュアルの『HP-UX版MC/ServiceGuardでの削除』を参照してください。
HP版VERITAS Cluster Serverの場合、本マニュアルの『HP-UX版VERITAS Cluster Serverでの削除』を参照してください。
AIX版VERITAS Cluster Serverの場合、本マニュアルの『AIX版VERITAS Cluster Serverでの削除』を参照してください。
AIX版High Availability Cluster Multi-Processingの場合、本マニュアルの『AIX版High Availability Cluster Multi-Processingでの削除』を参照してください。
Solaris版SafeCLUSTER/PRIMECLUSTERでの削除方法について説明します。
プライマリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでプライマリノードと設定したクラスタサービス(userApplication)のノードです。セカンダリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでセカンダリノードと設定した同クラスタサービス(userApplication)におけるノードを指します。セカンダリノードAとは、同クラスタサービス(userApplication)におけるセカンダリノードの中で環境を最後に削除するノードを示します。セカンダリノードBとは、同クラスタサービス(userApplication)における残りのセカンダリノードを示します。この意味付けは、
1対1運用待機、相互待機、N対1運用待機の場合、プライマリノードとセカンダリノードAの作業を実施します。
カスケード運用、移動待機運用の場合、プライマリノードとセカンダリノードAとセカンダリノードBの作業を実施します。
クラスタ環境を削除する流れを記述します。
以下の手順で、クラスタ環境の削除を行います。
ノードを削除します。
AdvancedCopy ManagerのGUIを使用してノードを削除します。ただし、Storage管理サーバ業務の場合、この操作を行なう必要はありません。
業務を停止します。
SafeCLUSTERの運用管理ビューまたはPRIMECLUSTERのRMSメインウィンドウを使用して、削除対象の業務を停止します。
リソースを削除します。
SafeCLUSTER の場合、SafeCLUSTERの運用管理ビューを使用して、対象業務に登録されているAdvancedCopy Managerのリソースを削除します。クラスタサービスがAdvancedCopy Managerのリソースのみで作成されている場合、クラスタサービスごと削除します。
PRIMECLUSTERの場合、PRIMECLUSTERの"userApplication Configuration Wizard"を使用して、対象業務に登録されているAdvancedCopy Managerのリソースを削除します。userApplicationがAdvancedCopy Managerのリソースのみで作成されている場合、userApplicationごと削除します。
1対1運用待機、相互待機、n対1運用待機の場合、手順10に進みます。
カスケード運用、移動待機運用の場合、手順4に進みます。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードBでマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードBでマウントします。
セカンダリノードBとなるノードが複数台ある場合、手順4〜手順9の処理を全てのセカンダリノードBで実施します。
セカンダリノードBでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、セカンダリノードBにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_safe -n 論理ノード名 |
Storage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ導入時に指定した(事前にSymfowareが導入されていた場合には、Symfoware導入時の)ロケールで実行してください。
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_safe -n nodeMGR AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : SafeCLUSTER or PRIMECLUSTER Node type : Secondary IP Address : 10.10.10.10 (Storageサーバ業務の場合は表示されません) Mount point : /STGMGRDISK Node name : nodeMGR Service : manager_service Function : Management Server (Storageサーバ業務の場合は "Server" と表示されます) Number : 3 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。セカンダリノードBの場合、必ず3以上になります。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースを削除します。
データベース削除の確認画面が表示されます。表示された内容を確認の上、"y"を入力してEnterキーを押します。Storageサーバ業務の場合は表示されません。
+----------------------------------------------------------------+ | | | AdvancedCopy Managerのデータベース環境を全て削除します。 | | | | [注意] | | 処理を開始すると、全ての格納データを消失します。 | | 実行可能な環境にあることを十分確認して続行して下さい。 | | | +----------------------------------------------------------------+ 処理を続けますか? [y/n] ==> y |
セカンダリノードBのクラスタアンセットアップコマンドが終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8143 セカンダリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。引き続き他のセカンダリノードのクラスタ環境を削除してください。 # |
セカンダリノードBの場合、完了メッセージはswstf8143になります。
セカンダリノードBで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードBでアンマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードBでアンマウントします。
セカンダリノードBとなるノードが残っている(手順4〜手順9を未実施のノードがある)場合、そのノードにて手順4から実施してください。全てのセカンダリノードBにて作業(手順4〜手順9)が終了した場合、手順10に進んでください。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードAでマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードAでマウントします。
セカンダリノードAでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、セカンダリノードにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_safe -n 論理ノード名 |
Storage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ導入時に指定した(事前にSymfowareが導入されていた場合には、Symfoware導入時の)ロケールで実行してください。
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_safe -n nodeMGR AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : SafeCLUSTER or PRIMECLUSTER Node type : Secondary IP Address : 10.10.10.10 (Storageサーバ業務の場合は表示されません) Mount point : /STGMGRDISK Node name : nodeMGR Service : manager_service Function : Management Server (Storageサーバ業務の場合は "Server" と表示されます) Number : 2 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。セカンダリノードの場合、必ず2になります。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースを削除します。
データベース削除の確認画面が表示されます。表示された内容を確認の上、"y"を入力してEnterキーを押します。Storageサーバ業務の場合は表示されません。
+----------------------------------------------------------------+ | | | AdvancedCopy Managerのデータベース環境を全て削除します。 | | | | [注意] | | 処理を開始すると、全ての格納データを消失します。 | | 実行可能な環境にあることを十分確認して続行して下さい。 | | | +----------------------------------------------------------------+ 処理を続けますか? [y/n] ==> y |
セカンダリノードAのクラスタアンセットアップコマンドが終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8103 セカンダリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。引き続きプライマリ ノードのクラスタ環境を削除してください。 # |
セカンダリノードAで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードAでアンマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードAでアンマウントします。
プライマリノードで共有ディスクをマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードでマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもプライマリノードでマウントします。
プライマリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、プライマリノードにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_safe -n 論理ノード名 |
Storage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ導入時に指定した(事前にSymfowareが導入されていた場合には、Symfoware導入時の)ロケールで実行してください。
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_safe -n nodeMGR AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : SafeCLUSTER or PRIMECLUSTER Node type : Primary IP Address : 10.10.10.10 (Storageサーバ業務の場合は表示されません) Mount point : /STGMGRDISK Node name : nodeMGR Service : manager_service Function : Management Server (Storageサーバ業務の場合は "Server" と表示されます) Number : 1 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。プライマリノードの場合、必ず1になります。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースを削除します。
データベース削除の確認画面が表示されます。表示された内容を確認の上、"y"を入力してEnterキーを押します。Storageサーバ業務の場合は表示されません。
+----------------------------------------------------------------+ | | | AdvancedCopy Managerのデータベース環境を全て削除します。 | | | | [注意] | | 処理を開始すると、全ての格納データを消失します。 | | 実行可能な環境にあることを十分確認して続行して下さい。 | | | +----------------------------------------------------------------+ 処理を続けますか? [y/n] ==> y |
プライマリノードのクラスタアンセットアップコマンドを終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8102 プライマリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。 # |
プライマリノードで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードでアンマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもプライマリノードでアンマウントします。
ポート番号を削除します。
クラスタセットアップ時に、/etc/servicesに設定した以下のサービスを削除します。サービスは、プライマリノードとセカンダリノードの両ノードで削除してください。OSのviコマンドなどを使用して/etc/servicesより削除してください。
業務用通信デーモン:stgxfws_論理ノード名
業務を起動します。
SafeCLUSTERの運用管理ビューまたはPRIMECLUSTERのRMSメインウィンドウを使用して、手順2で停止した業務を起動します。手順3でクラスタサービス(userApplication)を削除している場合は不要です。
SafeCLUSTERの場合、SafeCLUSTER運用管理ビューにてAdvancedCopy Managerのクラスタ環境を削除したサービスにAdvancedCopy Manager用状態遷移プロシジャ(SMGRPROC_論理ノード名)がないことを確認してください。存在する場合、手動にて削除してください。
Solaris版VERITAS Cluster Serverでの削除方法について説明します。
プライマリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでプライマリノードと設定したサービスグループのノードです。セカンダリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでセカンダリノードと設定した同サービスグループにおけるノードを指します。セカンダリノードAとは、同サービスグループにおけるセカンダリノードの中で環境を最後に削除するノードを示します。セカンダリノードBとは、同サービスグループにおける残りのセカンダリノードを示します。
1対1運用待機、相互待機、N対1運用待機の場合、プライマリノードとセカンダリノードAの作業を実施します。
カスケード運用の場合、プライマリノードとセカンダリノードAとセカンダリノードBの作業を実施します。
クラスタ環境を削除する流れを記述します。
以下の手順で、クラスタ環境の削除を行います。
ノードを削除します。
AdvancedCopy ManagerのGUIを使用してノードを削除します。ただし、Storage管理サーバ業務の場合、この操作を行う必要はありません。
業務を停止します。
VERITAS Cluster Serverの機能を利用して、削除対象の業務を停止します。
ユーザーサービスグループの停止方法については、『VERITAS Cluster Server User's Guide』を参照してください。
VERITAS Cluster Serverのコマンドによるユーザーサービスグループの停止例は以下の通りです。
本例では、ユーザーサービスグループ名を"STGMGRSRV"、運用系ノード名を"node1"とします。
# hagrp -offline STGMGRSRV -sys node1 |
リソースを削除します。
VERITAS Cluster Serverの機能を利用して、対象業務に登録されているAdvancedCopy Managerのリソースを削除します。サービスグループがAdvancedCopy Managerのリソースのみで作成されている場合、サービスグループごと削除します。
ユーザーサービスグループ及びリソースの削除方法については、『VERITAS Cluster Server User's Guide』を参照してください。
VERITAS Cluster Serverのコマンドによるユーザーサービスグループ及びリソースの削除例は以下の通りです。
本例では、ユーザーサービスグループ名を"STGMGRSRV"とします。
また、各リソース名は以下の通りとします。
リソース名(Application):AdvancedCopy_Manager_appl
リソース名(AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのMountPoint):AdvancedCopy_Manager_mount
リソース名(AdvancedCopy Managerリポジトリ用のMountPoint):AdvancedCopy_Manager_DB
当該リソースは、Storage管理サーバ業務でのみ存在します。
リソース名(IP):sybase_ip
VCS定義ファイルを別名で保存します。
# mv /etc/VRTSvcs/conf/config/main.cf /etc/VRTSvcs/conf/config/main.cf.bk |
VCSの設定を読み込み/書き込み可能な状態にします。
# haconf -makerw |
リソース(Application、MountPoint)を削除します。
# hares -delete AdvancedCopy_Manager_appl # hares -delete AdvancedCopy_Manager_mount # hares -delete AdvancedCopy_Manager_DB |
業務で使用しない場合、リソース(IP)を削除します。
# hares -delete sybase_ip |
業務を削除する場合、ユーザーサービスグループを削除します。
# hagrp -delete STGMGRSRV |
VCSの設定設定を反映し、読み取り専用に設定します。
# haconf -dump -makero |
1対1運用待機、相互待機、n対1運用待機の場合、手順10に進みます。
カスケード運用の場合、手順4に進みます。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードBでマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードBでマウントします。
セカンダリノードBとなるノードが複数台ある場合、手順4〜手順9の処理を全てのセカンダリノードBで実施します。
セカンダリノードBでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、セカンダリノードBにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_vcs -n 論理ノード名 |
Storage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ導入時に指定した(事前にSymfowareが導入されていた場合には、Symfoware導入時の)ロケールで実行してください。
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_vcs -n nodeMGR AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : VERITAS Cluster Server Node type : Secondary IP Address : 10.10.10.10 (Storageサーバ業務の場合は表示されません) Mount point : /STGMGRDISK Node name : nodeMGR Service : STGMGRSRV Function : Management Server (Storageサーバ業務の場合は "Server" と表示されます) Number : 3 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。セカンダリノードBの場合、必ず3以上になります。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースを削除します。
データベース削除の確認画面が表示されます。表示された内容を確認の上、"y"を入力してEnterキーを押します。Storageサーバ業務の場合は表示されません。
+--------------------------------------------------------------------+ | | | AdvancedCopy Managerのデータベース環境を全て削除します。 | | | | [注意] | | 処理を開始すると、全ての格納データを消失します。 | | 実行可能な環境にあることを十分確認して続行して下さい。 | | | +--------------------------------------------------------------------+ 処理を続けますか? [y/n] ==> y |
セカンダリノードBのクラスタアンセットアップコマンドが終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8143 セカンダリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。引き続き他のセカンダリノードのクラスタ環境を削除してください。 # |
セカンダリノードBの場合、完了メッセージはswstf8143になります。
セカンダリノードBで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードBでアンマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードBでアンマウントします。
セカンダリノードBとなるノードが残っている(手順4〜手順9を未実施のノードがある)場合、そのノードにて手順4から実施してください。全てのセカンダリノードBにて作業(手順4〜手順9)が終了した場合、手順10に進んでください。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードAでマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードAでマウントします。
セカンダリノードAでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、セカンダリノードAにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_vcs -n 論理ノード名 |
Storage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ導入時に指定した(事前にSymfowareが導入されていた場合には、Symfoware導入時の)ロケールで実行してください。
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_vcs -n nodeMGR AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : VERITAS Cluster Server Node type : Secondary IP Address : 10.10.10.10 (Storageサーバ業務の場合は表示されません) Mount point : /STGMGRDISK Node name : nodeMGR Service : STGMGRSRV Function : Management Server (Storageサーバ業務の場合は "Server" と表示されます) Number : 2 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。セカンダリノードの場合、必ず2になります。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースを削除します。
データベース削除の確認画面が表示されます。表示された内容を確認の上、"y"を入力してEnterキーを押します。Storageサーバ業務の場合は表示されません。
+--------------------------------------------------------------------+ | | | AdvancedCopy Managerのデータベース環境を全て削除します。 | | | | [注意] | | 処理を開始すると、全ての格納データを消失します。 | | 実行可能な環境にあることを十分確認して続行して下さい。 | | | +--------------------------------------------------------------------+ 処理を続けますか? [y/n] ==> y |
セカンダリノードAのクラスタアンセットアップコマンドが終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8103 セカンダリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。引き続きプライマリ ノードのクラスタ環境を削除してください。 # |
セカンダリノードAで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードAでアンマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードAでアンマウントします。
プライマリノードで共有ディスクをマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードでマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもプライマリノードでマウントします。
プライマリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、プライマリノードにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_vcs -n 論理ノード名 |
Storage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ導入時に指定した(事前にSymfowareが導入されていた場合には、Symfoware導入時の)ロケールで実行してください。
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_vcs -n nodeMGR AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : VERITAS Cluster Server Node type : Primary IP Address : 10.10.10.10 (Storageサーバ業務の場合は表示されません) Mount point : /STGMGRMNT Node name : nodeMGR Service : STGMGRSRV Function : Management Server (Storageサーバ業務の場合は "Server" と表示されます) Number : 1 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。プライマリノードの場合、必ず1になります。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースを削除します。
データベース削除の確認画面が表示されます。表示された内容を確認の上、"y"を入力してEnterキーを押します。Storageサーバ業務の場合は表示されません。
+--------------------------------------------------------------------+ | | | AdvancedCopy Managerのデータベース環境を全て削除します。 | | | | [注意] | | 処理を開始すると、全ての格納データを消失します。 | | 実行可能な環境にあることを十分確認して続行して下さい。 | | | +--------------------------------------------------------------------+ 処理を続けますか? [y/n] ==> y |
プライマリノードのクラスタアンセットアップコマンドを終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8102 プライマリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。 # |
プライマリノードで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードでアンマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもプライマリノードでアンマウントします。
ポート番号を削除します。
クラスタセットアップ時に、/etc/servicesに設定した以下のサービスを削除します。サービスは、プライマリノードとセカンダリノードの両ノードで削除してください。OSのviコマンドなどを使用して/etc/servicesより削除してください。
業務用通信デーモン:stgxfws_論理ノード名
業務を起動します。
VERITAS Cluster Serverの機能を利用して、手順2で停止した業務を起動します。手順3でサービスグループを削除している場合は不要です。
ユーザーサービスグループの起動方法については、『VERITAS Cluster Server User’s Guide』を参照してください。
# hagrp -online ユーザーサービスグループ -sys システム名 |
システム名はユーザーサービスグループを起動したいノード名です。
Linux版PRIMECLUSTERでの削除方法について説明します。
プライマリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでプライマリノードと設定したuserApplicationのノードです。セカンダリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでセカンダリノードと設定した同userApplicationにおけるノードを指します。セカンダリノードAとは、同userApplicationにおけるセカンダリノードの中で環境を最後に削除するノードを示します。セカンダリノードBとは、同userApplicationにおける残りのセカンダリノードを示します。この意味付けは、
1対1運用待機、相互待機、N対1運用待機の場合、プライマリノードとセカンダリノードAの作業を実施します。
カスケード運用、移動待機運用の場合、プライマリノードとセカンダリノードAとセカンダリノードBの作業を実施します。
クラスタ環境を削除する流れを記述します。
以下の手順で、クラスタ環境の削除を行います。
ノードを削除します。
AdvancedCopy ManagerのGUIを使用してノードを削除します。ただし、Storage管理サーバ業務の場合、この操作を行なう必要はありません。
業務を停止します。
PRIMECLUSTERのRMSメインウィンドウを使用して、削除対象の業務を停止します。
リソースを削除します。
PRIMECLUSTERのRMS Wizardを使用して、対象業務に登録されているAdvancedCopy Managerのリソースを削除します。userApplicationがAdvancedCopy Managerのリソースのみで作成されている場合、userApplicationごと削除します。
userApplicationとリソースの削除方法は、『PRIMECLUSTER導入運用手引書』を参照してください。
1対1運用待機、相互待機、n対1運用待機の場合、手順10に進みます。
カスケード運用、移動待機運用の場合、手順4に進みます。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードBでマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードBでマウントします。
セカンダリノードBとなるノードが複数台ある場合、手順4〜手順9の処理を全てのセカンダリノードBで実施します。
セカンダリノードBでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、セカンダリノードBにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_lxprm -n 論理ノード名 |
Storage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ導入時に指定した(事前にSymfowareが導入されていた場合には、Symfoware導入時の)ロケールで実行してください。
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_lxprm -n nodeMGR AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : PRIMECLUSTER Node type : Secondary IP Address : 10.10.10.10 (Storageサーバ業務の場合は表示されません) Mount point : /STGMGRDISK Node name : nodeMGR Service : manager_service Function : Management Server (Storageサーバ業務の場合は "Server" と表示されます) Number : 3 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。セカンダリノードBの場合、必ず3以上になります。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースを削除します。
データベース削除の確認画面が表示されます。表示された内容を確認の上、"y"を入力してEnterキーを押します。Storageサーバ業務の場合は表示されません。
+----------------------------------------------------------------+ | | | AdvancedCopy Managerのデータベース環境を全て削除します。 | | | | [注意] | | 処理を開始すると、全ての格納データを消失します。 | | 実行可能な環境にあることを十分確認して続行して下さい。 | | | +----------------------------------------------------------------+ 処理を続けますか? [y/n] ==> y |
セカンダリノードBのクラスタアンセットアップコマンドが終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8143 セカンダリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。引き続き他のセカンダリノードのクラスタ環境を削除してください。 # |
セカンダリノードBの場合、完了メッセージはswstf8143になります。
セカンダリノードBで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードBでアンマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードBでアンマウントします。
セカンダリノードBとなるノードが残っている(手順4〜手順9を未実施のノードがある)場合、そのノードにて手順4から実施してください。全てのセカンダリノードBにて作業(手順4〜手順9)が終了した場合、手順10に進んでください。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードAでマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードAでマウントします。
セカンダリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、セカンダリノードAにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_lxprm -n 論理ノード名 |
Storage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ導入時に指定した(事前にSymfowareが導入されていた場合には、Symfoware導入時の)ロケールで実行してください。
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_lxprm -n nodeMGR AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : PRIMECLUSTER Node type : Secondary IP Address : 10.10.10.10 (Storageサーバ業務の場合は表示されません) Mount point : /STGMGRDISK Node name : nodeMGR Service : manager_service Function : Management Server (Storageサーバ業務の場合は "Server" と表示されます) Number : 2 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。セカンダリノードの場合、必ず2になります。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースを削除します。
データベース削除の確認画面が表示されます。表示された内容を確認の上、"y"を入力してEnterキーを押します。Storageサーバ業務の場合は表示されません。
+----------------------------------------------------------------+ | | | AdvancedCopy Managerのデータベース環境を全て削除します。 | | | | [注意] | | 処理を開始すると、全ての格納データを消失します。 | | 実行可能な環境にあることを十分確認して続行して下さい。 | | | +----------------------------------------------------------------+ 処理を続けますか? [y/n] ==> y |
セカンダリノードAのクラスタアンセットアップコマンドが終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8103 セカンダリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。引き続きプライマリ ノードのクラスタ環境を削除してください。 # |
セカンダリノードAで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードAでアンマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードAでアンマウントします。
プライマリノードで共有ディスクをマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードでマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもプライマリノードでマウントします。
プライマリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、プライマリノードにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_lxprm -n 論理ノード名 |
Storage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ導入時に指定した(事前にSymfowareが導入されていた場合には、Symfoware導入時の)ロケールで実行してください。
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_lxprm -n nodeMGR AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : PRIMECLUSTER Node type : Primary IP Address : 10.10.10.10 (Storageサーバ業務の場合は表示されません) Mount point : /STGMGRDISK Node name : nodeMGR Service : manager_service Function : Management Server (Storageサーバ業務の場合は "Server" と表示されます) Number : 1 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。プライマリノードの場合、必ず1になります。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースを削除します。
データベース削除の確認画面が表示されます。表示された内容を確認の上、"y"を入力してEnterキーを押します。Storageサーバ業務の場合は表示されません。
+----------------------------------------------------------------+ | | | AdvancedCopy Managerのデータベース環境を全て削除します。 | | | | [注意] | | 処理を開始すると、全ての格納データを消失します。 | | 実行可能な環境にあることを十分確認して続行して下さい。 | | | +----------------------------------------------------------------+ 処理を続けますか? [y/n] ==> y |
プライマリノードのクラスタアンセットアップコマンドを終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8102 プライマリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。 # |
プライマリノードで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードでアンマウントします。
Storage管理サーバ業務の場合、リポジトリ用共有ディスクもプライマリノードでアンマウントします。
ポート番号を削除します。
クラスタセットアップ時に、/etc/servicesに設定した以下のサービスを削除します。サービスは、プライマリノードとセカンダリノードの両ノードで削除してください。OSのviコマンドなどを使用して/etc/servicesより削除してください。
業務用通信デーモン:stgxfws_論理ノード名
業務を起動します。
PRIMECLUSTERのRMSメインウィンドウを使用して、手順2で停止した業務を起動します。手順3でuserApplicationを削除している場合は不要です。
Windows版SafeCLUSTERでの削除方法について説明します。
プライマリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでプライマリノードと設定したクラスタサービスのノードです。セカンダリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでセカンダリノードと設定した同クラスタサービスにおけるノードを指します。
クラスタ環境を削除する流れを記述します。
以下の手順で、クラスタ環境の削除を行います。
本処理を以下のサービスを利用して実行した場合、不具合が発生しますので、利用しないでください。
ターミナルサービス(リモートデスクトップ接続による利用)
Telnetサーバーサービス
なお、Storage管理サーバがWindows Server 2003であれば、ターミナルサービスへのコンソールセッション接続を行うことで、利用可能です。コンソールセッション接続の方法については、以下を参照してください。
http://support.microsoft.com/kb/278845/ja
対象がStorageサーバ業務の場合、AdvancedCopy ManagerのGUIを使用して、当該Storageサーバ業務の属する論理サーバを削除します。対象がStorage管理サーバ業務の場合、この操作を行なう必要はありません。
SafeCLUSTERの運用管理ビューを利用して、当該AdvancedCopy Managerの属する業務を停止します。
クラスタサービスの停止方法の詳細については、『SafeCLUSTER/Standard V1.1 導入運用ガイド』を参照してください。
SafeCLUSTERの運用管理ビューを利用して、クラスタサービスに設定されている当該AdvancedCopy Manager用のリソースを削除します。
クラスタサービスがAdvancedCopy Managerのリソースのみで構成されている場合、クラスタサービスも削除します。
以下のリソースを削除してください。
Storage管理サーバ業務の場合
AdvancedCopy_COM_Service_論理ノード名
AdvancedCopy_RDB_RDBSWSTF_論理ノード名
AdvancedCopy_RDA_RDBSWSTF_論理ノード名
AdvancedCopy_GUI_Service_論理ノード名
AdvancedCopy_ACL_Service_論理ノード名
Storage管理サーバ業務用の引継ぎIPアドレスリソース
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクリソース
AdvancedCopy Managerリポジトリ用の共有ディスクリソース
Storageサーバ業務の場合
AdvancedCopy_COM_Service_論理ノード名
Storageサーバ業務用の引継ぎIPアドレスリソース
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクリソース
引継ぎIPアドレスリソース、AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクリソース、AdvancedCopy Managerリポジトリ用の共有ディスクリソースを引き続きクラスタサービスで使用する場合、削除する必要はありません。
リソースの削除方法の詳細については、『SafeCLUSTER/Standard V1.1 導入運用ガイド』を参照してください。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクが、プライマリノードとセカンダリノードでオフラインであることを確認します。プライマリノードでオンラインの場合、オフラインにします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをセカンダリノードにてオンラインにします。
Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクもプライマリノードとセカンダリノードでオフラインであることを確認します。プライマリノードでオンラインの場合、オフラインにします。
Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクもセカンダリノードにてオンラインにします。
共有ディスクのオンライン/オフラインはSafeCLUSTERのcldisksetupコマンドで実施します。cldisksetupコマンドの詳細については、『SafeCLUSTER/Standard V1.1 導入運用ガイド』を参照してください。
共有ディスクがSafeDISKの場合、共有ディスクのオンライン/オフラインはSafeDISKのコマンド(sdxconfnode -S)と運用管理画面から実施します。SafeDISKのコマンドについては、『SafeDISK 構築ガイド』の『コンソールコマンド』の項を参照してください。オンライン/オフライン方法の詳細については、『SafeDISK説明書』を参照してください。
セカンダリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。コマンドの実行手順は以下の通りです。
次のコマンドをセカンダリノードのコマンドプロンプト画面から実行します。
プログラムディレクトリ\bin\stgclunset_winsafe |
クラスタアンセットアップコマンドの画面が表示されます。
削除するAdvancedCopy Manager業務の論理ノード名を選択します。ハード障害等による片側ノードダウン時のアンセットアップの場合は、強制実行の欄にチェックをつけます。各項目を確認した後、[OK]ボタンをクリックします。
削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)を削除するための開始画面が表示されます。
[開始]ボタンをクリックします。
削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)の削除終了画面が表示されます。
[閉じる]をクリックします。
ポート番号・サービス設定/解除コマンドの開始画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
ポート番号・サービス設定/解除コマンドの完了画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
セカンダリノードのクラスタアンセットアップを終了します。
クラスタアンセットアップの完了画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。引き続き、プライマリノードのアンセットアップを行います。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクが、プライマリノードとセカンダリノードでオフラインであることを確認します。セカンダリノードでオンラインの場合、オフラインにします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードにてオンラインにします。
Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクもプライマリノードとセカンダリノードでオフラインであることを確認します。セカンダリノードでオンラインの場合、オフラインにします。
Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクもプライマリノードにてオンラインにします。
共有ディスクのオンライン/オフラインはSafeCLUSTERのcldisksetupコマンドで実施します。cldisksetupコマンドの詳細については、『SafeCLUSTER/Standard V1.1 導入運用ガイド』を参照してください。
共有ディスクがSafeDISKの場合、共有ディスクのオンライン/オフラインはSafeDISKのコマンド(sdxconfnode -S)と運用管理画面から実施します。SafeDISKのコマンドについては、『SafeDISK 構築ガイド』の『コンソールコマンド』の項を参照してください。オンライン/オフライン方法の詳細については、『SafeDISK説明書』を参照してください。
プライマリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。コマンドの実行手順は以下の通りです。
次のクラスタアンセットアップコマンドをプライマリノードのコマンドプロンプト画面から実行します。
プログラムディレクトリ\bin\stgclunset_winsafe |
クラスタアンセットアップコマンドの画面が表示されます。
セカンダリノードのクラスタアンセットアップ画面で選択した論理ノード名を選択します。ノードダウン時のアンセットアップの場合は、強制実行の欄にチェックをつけます。各項目を確認した後、[OK]ボタンをクリックします。
削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)を削除するための開始画面が表示されます。
[開始]ボタンをクリックします。
削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)の削除終了画面が表示されます。
[閉じる]をクリックします。
ポート番号・サービス設定/解除コマンドの開始画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
ポート番号・サービス設定/解除コマンドの完了画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
プライマリノードのクラスタアンセットアップを終了します。
クラスタアンセットアップの完了画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードでオフラインにします。
Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクもプライマリノードでオフラインにします。
共有ディスクのオンライン/オフラインはSafeCLUSTERのcldisksetupコマンドで実施します。cldisksetupコマンドの詳細については、『SafeCLUSTER/Standard V1.1 導入運用ガイド』を参照してください。
共有ディスクがSafeDISKの場合、共有ディスクのオンライン/オフラインはSafeDISKのコマンド(sdxconfnode -S)と運用管理画面から実施します。SafeDISKのコマンドについては、『SafeDISK 構築ガイド』の『コンソールコマンド』の項を参照してください。オンライン/オフライン方法の詳細については、『SafeDISK説明書』を参照してください。
業務用に設定したAdvancedCopy Managerのポート番号を削除します。
Windowsのメモ帳などを利用して、当該Storageサーバ業務またはStorage管理サーバ業務で設定したポート番号をWindowsインストールディレクトリ\system32\drivers\etc\servicesより削除します。ポート番号は、プライマリノードとセカンダリノードの両ノードで削除してください。services内のサービス名は以下のとおりです。
stgxfws_論理ノード名
SafeCLUSTERの運用管理ビューを利用して、手順2で停止した業務を起動してください。
手順3にてクラスタサービスを削除している場合、本操作を実施する必要はありません。
クラスタサービスの起動方法の詳細については、『SafeCLUSTER/Standard V1.1 導入運用ガイド』を参照してください。
Windows版MSCSでの削除方法について説明します。
プライマリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでプライマリノードと設定したクラスタグループのノードです。セカンダリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでセカンダリノードと設定した同クラスタグループにおけるノードを指します。セカンダリノードAとは、同クラスタグループにおけるセカンダリノードの中で環境を最後に削除するノードを示します。セカンダリノードBとは、同クラスタグループにおける残りのセカンダリノードを示します。この意味付けは、
1対1運用待機、相互待機、N対1運用待機の場合、プライマリノードとセカンダリノードAの作業を実施します。
カスケード運用の場合、プライマリノードとセカンダリノードAとセカンダリノードBの作業を実施します。
クラスタ環境を削除する流れを記述します。
以下の手順で、クラスタ環境の削除を行います。
本処理を以下のサービスを利用して実行した場合、不具合が発生しますので、利用しないでください。
ターミナルサービス(リモートデスクトップ接続による利用)
Telnetサーバーサービス
なお、Storage管理サーバがWindows Server 2003であれば、ターミナルサービスへのコンソールセッション接続を行うことで、利用可能です。コンソールセッション接続の方法については、以下を参照してください。
http://support.microsoft.com/kb/278845/ja
対象がStorageサーバ業務の場合、AdvancedCopy ManagerのGUIを使用して、当該Storageサーバ業務の属する論理サーバを削除します。対象がStorage管理サーバ業務の場合、この操作を行なう必要はありません。
クラスタアドミニストレータを利用して、当該AdvancedCopy Managerの属する業務を停止します。ただし、AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクはオンラインにします。また、Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクもオンラインにします。クラスタグループの停止方法、共有ディスクのオンライン方法は、Microsoft(R) Cluster Serverのマニュアルを参照してください。
1対1運用待機、相互待機、n対1運用待機の場合、手順5に進みます。
カスケード運用の場合、手順3に進みます。
クラスタアドミニストレータを利用して、セカンダリノードBで当該AdvancedCopy Managerの属する業務の所有権を獲得します。所有権の獲得方法の詳細については、Microsoft(R) Cluster Serverのマニュアルを参照してください。
セカンダリノードBとなるノードが複数台ある場合、手順3、手順4の処理を全てのセカンダリノードBで実施します。
セカンダリノードBでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。コマンドの実行手順は以下の通りです。
次のコマンドをセカンダリノードBのコマンドプロンプト画面から実行します。
プログラムディレクトリ\bin\stgclunset_mscs |
クラスタアンセットアップコマンドの画面が表示されます。
削除するAdvancedCopy Manager業務の論理ノード名を選択します。ハード障害等による片側ノードダウン時のアンセットアップの場合は、強制実行の欄にチェックをつけます。各項目を確認した後、[OK]ボタンをクリックします。
削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)を削除するための開始画面が表示されます。
[開始]ボタンをクリックします。
削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)の削除終了画面が表示されます。
[閉じる]をクリックします。
ポート番号・サービス設定/解除コマンドの開始画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
ポート番号・サービス設定/解除コマンドの完了画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
セカンダリノードのクラスタアンセットアップを終了します。
クラスタアンセットアップの完了画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。
セカンダリノードBの場合、完了メッセージはswstf8143になります。
セカンダリノードBとなるノードが残っている(手順3、手順4を未実施のノードがある)場合、そのノードにて手順3から実施してください。全てのセカンダリノードBにて作業(手順3、手順4)が終了した場合、手順5に進んでください。
クラスタアドミニストレータを利用して、セカンダリノードAで当該AdvancedCopy Managerの属する業務の所有権を獲得します。所有権の獲得方法の詳細については、Microsoft(R) Cluster Serverのマニュアルを参照してください。
セカンダリノードAでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。コマンドの実行手順は以下の通りです。
次のコマンドをセカンダリノードAのコマンドプロンプト画面から実行します。
プログラムディレクトリ\bin\stgclunset_mscs |
クラスタアンセットアップコマンドの画面が表示されます。
削除するAdvancedCopy Manager業務の論理ノード名を選択します。ハード障害等による片側ノードダウン時のアンセットアップの場合は、強制実行の欄にチェックをつけます。各項目を確認した後、[OK]ボタンをクリックします。
削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)を削除するための開始画面が表示されます。
[開始]ボタンをクリックします。
削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)の削除終了画面が表示されます。
[閉じる]をクリックします。
ポート番号・サービス設定/解除コマンドの開始画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
ポート番号・サービス設定/解除コマンドの完了画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
セカンダリノードのクラスタアンセットアップを終了します。
クラスタアンセットアップの完了画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。引き続き、プライマリノードのアンセットアップを行います。
クラスタアドミニストレータを利用して、プライマリノードで当該AdvancedCopy Managerの属する業務の所有権を獲得します。所有権の獲得方法の詳細については、Microsoft(R) Cluster Serverのマニュアルを参照してください。
プライマリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。コマンドの実行手順は以下の通りです。
次のクラスタアンセットアップコマンドをプライマリノードのコマンドプロンプト画面から実行します。
プログラムディレクトリ\bin\stgclunset_mscs |
クラスタアンセットアップコマンドの画面が表示されます。
セカンダリノードのクラスタアンセットアップ画面で選択した論理ノード名を選択します。ノードダウン時のアンセットアップの場合は、強制実行の欄にチェックをつけます。各項目を確認した後、[OK]ボタンをクリックします。
削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)を削除するための開始画面が表示されます。
[開始]ボタンをクリックします。
削除するAdvancedCopy Manager業務がStorage管理サーバ業務の場合、Storage管理サーバ業務の環境(データベース)の削除終了画面が表示されます。
[閉じる]をクリックします。
ポート番号・サービス設定/解除コマンドの開始画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
ポート番号・サービス設定/解除コマンドの完了画面が表示されます。
[OK]ボタンをクリックします。
プライマリノードのクラスタアンセットアップを終了します。
クラスタアンセットアップの完了画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。
AdvancedCopy Managerで使用したリソースを移動/削除します。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクを業務で使用しない場合、クラスタアドミニストレータを使用して他のグループに移動してください。Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクも業務で使用しない場合、クラスタアドミニストレータを使用して他のグループに移動してください。
以下のリソースを継続して使用しない場合は、クラスタアドミニストレータを使用して削除してください。以下のリソースは、AdvancedCopy Managerのクラスタセットアップ時に「新規にIPアドレスリソースを作成」を選択していた場合に存在します。
AdvancedCopy IP Address_論理ノード名
AdvancedCopy Network_論理ノード名
ディスクリソースの移動方法、リソースの削除方法は、Microsoft(R) Cluster Serverのマニュアルを参照してください。
業務用に設定したAdvancedCopy Managerのポート番号を削除します。
Windowsのメモ帳などを利用して、当該Storageサーバ業務またはStorage管理サーバ業務で設定したポート番号をWindowsインストールディレクトリ\system32\drivers\etc\servicesより削除します。ポート番号は、プライマリノードとセカンダリノードの両ノードで削除してください。services内のサービス名は以下のとおりです。
stgxfws_論理ノード名
クラスタアドミニストレータを利用して、停止した業務を再開してください。クラスタグループの起動方法は、Microsoft(R) Cluster Serverのマニュアルを参照してください。
HP版MC/ServiceGuardでの削除方法について説明します。
プライマリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでプライマリノードと設定したパッケージのノードです。セカンダリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでセカンダリノードと設定した同パッケージにおけるノードを指します。
セカンダリノードBとは、同パッケージにおける残りのセカンダリノードを示します。
1対1運用待機、相互待機、N対1運用待機の場合、プライマリノードとセカンダリノードAの作業を実施します。
カスケード運用、移動待機運用の場合、プライマリノードとセカンダリノードAとセカンダリノードBの作業を実施します。
クラスタ環境を削除する流れを記述します。
以下の手順で、クラスタ環境の削除を行います。
ノードを削除します。
AdvancedCopy ManagerのGUIを使用してノードを削除します。
MC/ServiceGuardの機能を利用して、業務を停止します。
削除対象の業務(パッケージ)を停止します。
業務の停止方法については、MC/ServiceGuardのマニュアルを参照してください。
1対1運用待機、相互待機、n対1運用待機の場合、手順8に進みます。
カスケード運用の場合、手順3に進みます。
セカンダリノードBで共有ディスクをマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクがプライマリノードと全てのセカンダリノードとでアンマウント状態であることを確認します。
確認後、AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードBでマウントします。
セカンダリノードBとなるノードが複数台ある場合、手順3〜手順7の処理を全てのセカンダリノードBで実施します。
セカンダリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、セカンダリノードにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_mcsg -n 論理ノード名 |
入力例)
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_mcsg -n nodepr |
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : MC/ServiceGuard Node type : Secondary IP Address : 10.10.10.10 SUBNET : 10.10.10.0 Mount point : /stgmount Device Name : /dev/vg01/lvol1 Volume Group : vg01 Node name : nodepr Service : serv1 Function : Server Number : 3 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] y |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。セカンダリノードBの場合、必ず3以上になります。
セカンダリノードBのクラスタアンセットアップコマンドが終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8143 セカンダリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。引き続き他のセカンダリノードのクラスタ環境を削除してください。 # |
セカンダリノードBの場合、完了メッセージはswstf8143になります。
セカンダリノードBで共有ディスクをアンマウントします。
セカンダリノードBでAdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをアンマウントします。
セカンダリノードBとなるノードが残っている(手順3〜手順7を未実施のノードがある)場合、そのノードにて手順3から実施してください。全てのセカンダリノードBにて作業(手順3〜手順7)が終了した場合、手順8に進んでください。
セカンダリノードAで共有ディスクをマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードAでマウントします。
セカンダリノードAでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、セカンダリノードAにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_mcsg -n 論理ノード名 |
入力例)
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_mcsg -n nodepr |
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : MC/ServiceGuard Node type : Secondary IP Address : 10.10.10.10 SUBNET : 10.10.10.0 Mount point : /stgmount Device Name : /dev/vg01/lvol1 Volume Group : vg01 Node name : nodepr Service : serv1 Function : Server Number : 2 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] y |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。セカンダリノードAの場合、必ず2になります。
セカンダリノードAのクラスタアンセットアップコマンドが終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8103 セカンダリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。引き続きプライマリ ノードのクラスタ環境を削除してください。 # |
セカンダリノードAで共有ディスクをアンマウントします。
セカンダリノードAでAdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをアンマウントします。
プライマリノードで共有ディスクをマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをプライマリノードでマウントします。
プライマリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、プライマリノードにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_mcsg -n 論理ノード名 |
入力例)
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_mcsg -n nodepr |
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : MC/ServiceGuard Node type : Primary IP Address : 10.10.10.10 SUBNET : 10.10.10.0 Mount point : /stgmount Device Name : /dev/vg01/lvol1 Volume Group : vg01 Node name : nodepr Service : serv1 Function : Server Number : 1 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] y |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は"n"、処理を継続する場合は"y"を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。プライマリノードの場合、必ず1になります。
プライマリノードのクラスタアンセットアップコマンドを終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8102 プライマリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。 # |
プライマリノードで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードでアンマウントします。
ポート番号を削除します。
クラスタセットアップ時に、/etc/servicesに設定した以下のサービスを削除します。サービスはプライマリノードとセカンダリノードの両ノードで削除してください。OSのviコマンドなどを使用して/etc/servicesより削除してください。
業務用通信デーモン:stgxfws_論理ノード名
業務環境を削除します。
対象業務のパッケージ制御スクリプトのCUSTOMER DEFINE FUNCTIONS セクションからStorageサーバ業務の起動停止コマンドを削除します。
起動時のセクションから、以下のコマンド(start オプションを含む)を削除します。
/opt/FJSVswstf/cluster/clproc/SmgrMCSG_論理ノード名 start
停止時のセクションから、以下のコマンド(stop オプションを含む)を削除します。
/opt/FJSVswstf/cluster/clproc/SmgrMCSG_論理ノード名 stop
AdvancedCopy Manager用に準備した共有ディスクを業務で使用しない場合、共有ディスクの情報も削除します。また、今後業務を使用しない場合、業務(パッケージ)を削除します。
制御スクリプトの編集方法や他のノードへの反映方法、パッケージの削除方法については、MC/ServiceGuardのマニュアルを参照してください。
MC/ServiceGuardの機能を利用して、対象業務(パッケージ)を開始します。
手順19で業務を削除している場合、本操作を実施する必要ありません。
業務の開始方法については、MC/ServiceGuardのマニュアルを参照してください。
HP版VERITAS Cluster Serverは未サポートです。
AIX版VERITAS Cluster Serverは未サポートです。
AIX版High Availability Cluster Multi-Processingでの削除方法について説明します。
プライマリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでプライマリノードと設定したリソースグループのノードです。セカンダリノードとは、AdvancedCopy Managerクラスタセットアップコマンドでセカンダリノードと設定した同リソースグループにおけるノードを指します。セカンダリノードAとは、同リソースグループにおけるセカンダリノードの中で環境を最後に削除するノードを示します。セカンダリノードBとは、同リソースグループにおける残りのセカンダリノードを示します。
1対1運用待機、相互待機、N対1運用待機の場合、プライマリノードとセカンダリノードAの作業を実施します。
カスケード運用の場合、プライマリノードとセカンダリノードAとセカンダリノードBの作業を実施します。
クラスタ環境を削除する流れを記述します。
以下の手順で、クラスタ環境の削除を行います。
ノードを削除します。
AdvancedCopy ManagerのGUIを使用してノードを削除します。
業務を停止します。
High Availability Cluster Multi-Processingの機能を利用して、削除対象の業務を停止します。
リソースグループの停止方法については、High Availability Cluster Multi-Processingのマニュアルを参照してください。
リソースを削除します。
High Availability Cluster Multi-Processingの機能を利用して、対象業務に登録されているAdvancedCopy Managerのリソースを削除します。リソースグループがAdvancedCopy Managerのリソースのみで作成されている場合、リソースグループごと削除します。
リソースグループ及びリソースの削除方法については、High Availability Cluster Multi-Processingのマニュアルを参照してください。
1対1運用待機、相互待機、n対1運用待機の場合、手順9に進みます。
カスケード運用の場合、手順4に進みます。
セカンダリノードBで共有ディスクをマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードBでマウントします。
セカンダリノードBとなるノードが複数台ある場合、手順4〜手順8の処理を全てのセカンダリノードBで実施します。
セカンダリノードBでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、セカンダリノードBにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_hacmp -n 論理ノード名 |
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_hacmp -n nodeagt AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : High Availability Cluster Multi-Processing Node type : Secondary Mount point : /STGMGRDISK Node name : nodeagt Service : STGMGRSRV Function : Server Number : 3 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。セカンダリノードBの場合、必ず3以上になります。
セカンダリノードBのクラスタアンセットアップコマンドが終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8143 セカンダリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。引き続き他のセカンダリノードのクラスタ環境を削除してください。 # |
セカンダリノードBの場合、完了メッセージはswstf8143になります。
セカンダリノードBで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードBでアンマウントします。
セカンダリノードBとなるノードが残っている(手順4〜手順8を未実施のノードがある)場合、そのノードにて手順4から実施してください。全てのセカンダリノードBにて作業(手順4〜手順8)が終了した場合、手順9に進んでください。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードAでマウントします。
セカンダリノードAでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、セカンダリノードAにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_hacmp -n 論理ノード名 |
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_hacmp -n nodeagt AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : High Availability Cluster Multi-Processing Node type : Secondary Mount point : /STGMGRDISK Node name : nodeagt Service : STGMGRSRV Function : Server Number : 2 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。セカンダリノードの場合、必ず2になります。
セカンダリノードAのクラスタアンセットアップコマンドが終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8103 セカンダリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。引き続きプライマリ ノードのクラスタ環境を削除してください。 # |
セカンダリノードAで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクをセカンダリノードAでアンマウントします。
プライマリノードで共有ディスクをマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードでマウントします。
プライマリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクに他のユーザーがアクセスしないようにした上で、プライマリノードにおいて次のコマンドを実行します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_hacmp -n 論理ノード名 |
削除対象を確認します。
コマンドで指定した論理ノードについての情報が表示されます。表示された内容を確認の上、Enterキーを押します。
# /opt/swstorage/bin/stgclunset_hacmp -n nodeagt AdvancedCopy Manager settings were as follows. Cluster system : High Availability Cluster Multi-Processing Node type : Primary Mount point : /STGMGRMNT Node name : nodeagt Service : STGMGRSRV Function : Server Number : 1 MODE : Normal Do you want to continue with un-setting of AdvancedCopy Manager cluster? [default:y] |
クラスタ環境解除処理を中断する場合は”n”、処理を継続する場合は”y”を入力するかそのままEnterキーを押します。
Numberには、クラスタアンセットアップコマンドを実施していないノード数が出力されています。プライマリノードの場合、必ず1になります。
プライマリノードのクラスタアンセットアップコマンドを終了します。
クラスタアンセットアップコマンドの完了画面が表示されます。
swstf8102 プライマリノードのクラスタ削除は正常に終了しました。 # |
プライマリノードで共有ディスクをアンマウントします。
AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクをプライマリノードでアンマウントします。
ポート番号を削除します。
クラスタセットアップ時に、/etc/servicesに設定した以下のサービスを削除します。サービスは、プライマリノードとセカンダリノードの両ノードで削除してください。OSのviコマンドなどを使用して/etc/servicesより削除してください。
業務用通信デーモン:stgxfws_論理ノード名
業務を起動します。
High Availability Cluster Multi-Processingの機能を利用して、手順2で停止した業務を起動します。手順3でリソースグループを削除している場合は不要です。
リソースグループの起動方法については、High Availability Cluster Multi-Processingのマニュアルを参照してください。
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