ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 13.0 -Microsoft(R) Windows(R) 2000- -Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003-
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第2章 サービスの起動と停止

本章ではAdvancedCopy Managerが提供する各種サービスの起動・停止方法について説明します。

2.1 AdvancedCopy Managerを構成するサービ 

AdvancedCopy Managerのマネージャーは、以下のサービスで構成されています。

[表2.1 AdvancedCopy Managerのマネージャーを構成するサービス]

サービス表示名

説明

AdvancedCopy Manager GUI Service

GUI画面を管理するサービスです。

AdvancedCopy Manager ACL Service

認証機構を管理するサービスです。

AdvancedCopy Manager COM Service

Storageサーバと通信を行うサービスです。

SymfoWARE RDA RDBSWSTF

リポジトリアクセスを行うサービスです。

SymfoWARE RDB RDBSWSTF

リポジトリアクセスを行うサービスです。

AdvancedCopy Managerのエージェントは、以下のサービスで構成されています。

[表2.2 AdvancedCopy Managerのエージェントを構成するサービス]

サービス表示名

説明

AdvancedCopy Manager COM Service

Storage管理サーバおよび他のStorageサーバと通信を行うサービスです。

■Microsoft(R) Cluster Serverでクラスタ運用している場合

Microsoft(R) Cluster Serverでクラスタ運用している場合、Storage管理サーバ業務は以下のアプリケーションリソースで構成されています。

[表2.3 Storage管理サーバ業務を構成するアプリケーションリソース]

サービス表示名

リソース名

説明

AdvancedCopy Manager GUI Service

AdvancedCopy GUI Service

GUI画面を管理するサービスです。

AdvancedCopy Manager ACL Service

AdvancedCopy ACL Service

認証機構を管理するサービスです。

AdvancedCopy Manager
COM Service for 論理ノード名

AdvancedCopy COM Service_論理ノード名

Storageサーバと通信を行う業務用のサービスです。

SymfoWARE RDA RDBSWSTF

SymfoWARE RDA RDBSWSTF

リポジトリアクセスを行うサービスです。

SymfoWARE RDB RDBSWSTF

SymfoWARE RDB RDBSWSTF

リポジトリアクセスを行うサービスです。

Microsoft(R) Cluster Serverでクラスタ運用している場合、Storageサーバ業務は以下のアプリケーションリソースで構成されています。

[表2.4 Storageサーバ業務を構成するアプリケーションリソース]

サービス表示名

リソース名

説明

AdvancedCopy Manager
COM Service for 論理ノード名

AdvancedCopy COM Service_論理ノード名

Storage管理サーバ、Storageサーバと通信を行う業務用のサービスです。

以下のサービスはクラスタサービス(アプリケーションリソース)になりません。

■SafeCLUSTERでクラスタ運用している場合

SafeCLUSTERでクラスタ運用している場合、Storage管理サーバ業務は以下のアプリケーションリソースで構成されています。

[表2.5 Storage管理サーバ業務を構成するアプリケーションリソース]

サービス表示名

リソース名

説明

AdvancedCopy GUI

AdvancedCopy_GUI_Service_論理ノード名

GUI画面を管理するサービスです。

AdvancedCopy ACL

AdvancedCopy_ACL_Service_論理ノード名

認証機構を管理するサービスです。

AdvancedCopy COM_論理ノード名

AdvancedCopy_COM_Service_論理ノード名

Storageサーバと通信を行う業務用のサービスです。

SymfoWARE RDA RDBSWSTF

SymfoWARE_RDA_RDBSWSTF_論理ノード名

リポジトリアクセスを行うサービスです。

SymfoWARE RDB RDBSWSTF

SymfoWARE_RDB_RDBSWSTF_論理ノード名

リポジトリアクセスを行うサービスです。

"AdvancedCopy Manager GUI Service"と"AdvancedCopy Manager ACL Service"は、クラスタセットアップコマンドにて"AdvancedCopy GUI"と"AdvancedCopy ACL"にサービス表示名が変更されます。

SafeCLUSTERでクラスタ運用している場合、Storageサーバ業務は以下のアプリケーションリソースで構成されています。

[表2.6 Storageサーバ業務を構成するアプリケーションリソース]

サービス表示名

リソース名

説明

AdvancedCopy COM_論理ノード名

AdvancedCopy_COM_Service_論理ノード名

Storage管理サーバ、Storageサーバと通信を行う業務用のサービスです。

以下のサービスはクラスタサービス(アプリケーションリソース)になりません。

2.2 サービスの起 

AdvancedCopy Managerの各種サービスは、システム起動時に自動的に起動されます。このため、通常は、起動処理を行う必要がありません。

しかし、以下の場合は、AdvancedCopy Managerのサービスを手動で起動させる必要があります。

サービスを手動で起動する場合は、以下の方法にて実施します。

  1. [コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]をクリックし、サービス画面を表示します。

  2. システムに登録されているサービスの一覧が表示されますので、起動させたいサービスを選択し、[開始]ボタンをクリックします。

■Microsoft(R) Cluster Serverでクラスタ運用している場合

クラスタシステムにおけるAdvancedCopy Managerの各種サービスの起動方法について説明します。

クラスタシステム構築後におけるサービスのスタートアップの種類は以下の通りです。

[表2.7 AdvancedCopy Managerマネージャー機能におけるサービスのスタートアップの種類]

サービス表示名

スタートアップの種類

AdvancedCopy Manager GUI Service

手動

AdvancedCopy Manager ACL Service

手動

AdvancedCopy Manager COM Service

自動

AdvancedCopy Manager COM Service for 論理ノード名

手動

SymfoWARE RDA RDBSWSTF

手動

SymfoWARE RDB RDBSWSTF

手動

[表2.8 AdvancedCopy Managerエージェント機能におけるサービスのスタートアップの種類]

サービス表示名

スタートアップの種類

AdvancedCopy Manager COM Service

自動

AdvancedCopy Manager COM Service for 論理ノード名

手動

AdvancedCopy Managerのクラスタサービス(アプリケーションリソース)の起動方法は以下の通りです。

  1. クラスタアドミニストレータを起動します。

  2. Storage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務をオンラインにします。

クラスタサービス以外のAdvancedCopy Managerのサービス(AdvancedCopy Manager COM Service)の起動方法は、以下の通りです。

  1. [コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]より[サービス]画面を表示します。

  2. システムに登録されているサービスの一覧が表示されます。起動するサービスを選択し、[開始]ボタンをクリックしてください。

■SafeCLUSTERでクラスタ運用している場合

クラスタシステムにおけるAdvancedCopy Managerの各種サービスの起動方法について説明します。

クラスタシステム構築後におけるサービスのスタートアップの種類は以下の通りです。

[表2.9 AdvancedCopy Managerマネージャー機能におけるサービスのスタートアップの種類]

サービス表示名

スタートアップの種類

AdvancedCopy GUI

手動

AdvancedCopy ACL

手動

AdvancedCopy Manager COM Service

自動

AdvancedCopy COM_論理ノード名

手動

SymfoWARE RDA RDBSWSTF

手動

SymfoWARE RDB RDBSWSTF

手動


[表2.10 AdvancedCopy Managerエージェント機能におけるサービスのスタートアップの種類]

サービス表示名

スタートアップの種類

AdvancedCopy Manager COM Service

自動

AdvancedCopy COM_論理ノード名

手動

AdvancedCopy Managerのアプリケーションリソースの起動方法は以下の通りです。

  1. SafeCLUSTERの運用管理ビューを利用して、クラスタサービスを起動します。

アプリケーションリソース以外のAdvancedCopy Managerのサービス(AdvancedCopy Manager COM Service)の起動方法は、以下の通りです。

  1. [コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]より[サービス]画面を表示します。

  2. システムに登録されているサービスの一覧が表示されます。起動するサービスを選択し、[開始]ボタンをクリックしてください。

2.3 サービスの停 

AdvancedCopy Managerの各種サービスは、システム停止時に、自動的に停止します。しかし、何らかの理由で個別にサービスを停止する場合は、手動にて以下の停止処理を行います。

  1. [コントロールパネル]→[管理ツール]→[サービス]をクリックし、サービス画面を表示します。

  2. 停止させたいサービスを選択し、[停止]ボタンをクリックします。

■Microsoft(R) Cluster Serverでクラスタ運用している場合

AdvancedCopy Managerの各種サービスは、システム停止時に、自動的に停止します。しかし、何らかの理由で個別にクラスタサービスを停止する場合は、手動にて停止処理を行います。

AdvancedCopy Managerのクラスタサービス(アプリケーションリソース)の停止方法は、以下の通りです。

  1. クラスタアドミニストレータを起動します。

  2. Storage管理サーバ業務またはStorageサーバ業務をオフラインにします。

クラスタサービス以外のAdvancedCopy Managerのサービス(AdvancedCopy Manager COM Service)の停止方法は、以下の通りです。

  1. [コントロールパネル] →[管理ツール]→[サービス]より[サービス]画面を表示します。

  2. 停止するサービスを選択し、[停止]ボタンをクリックしてください。

■SafeCLUSTERでクラスタ運用している場合

AdvancedCopy Managerの各種サービスは、システム停止時に、自動的に停止します。しかし、何らかの理由で個別にアプリケーションリソースを停止する場合は、手動にて停止処理を行います。

AdvancedCopy Managerのアプリケーションリソースの停止方法は、以下の通りです。

  1. SafeCLUSTERの運用管理ビューを利用して、クラスタサービスを停止します。

クラスタサービス以外のAdvancedCopy Managerのサービス(AdvancedCopy Manager COM Service)の停止方法は、以下の通りです。

  1. [コントロールパネル] →[管理ツール]→[サービス]より[サービス]画面を表示します。

  2. 停止するサービスを選択し、[停止]ボタンをクリックしてください。


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