PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版)
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第2部 導入編> 第5章 クラスタの構築> 5.1 クラスタの初期設定

5.1.1 CF、CIPの設定

Cluster Foundation (CF)とCIPは、Cluster AdminのCFウィザードを使用して以下の情報を設定します。CF、CIPの設定に対応するワークシートは、"クラスタ構築ワークシート"です。

設定方法の詳細については、"Cluster Foundation導入運用手引書"の"2.1.4 クラスタの作成例"を参照してください。

設定項目

設定内容

対応ワークシート項目

クラスタ名

クラスタシステムの名称を設定します。
31文字以下の印刷可能なASCII 文字 (空白、改行、タブ文字を除く) で設定します。
クラスタ名は常に大文字として処理されます。

「クラスタ名」

クラスタノード

クラスタに参入するノードを選択します。

「ノード1」、「ノード2」、「ノード3」、「ノード4」の「ノード名(uname -n)」

CFノード名

クラスタを構成するノードの名前を設定します。
11文字以下の印刷可能なASCII 文字(空白、改行タブ文字を除く) で設定します。CFノード名に大文字を使用することはできません。
設定画面では、デフォルトとして上記「クラスタノード」と同じ名前が表示されます。

「ノード1」、「ノード2」、「ノード3」、「ノード4」の「CFノード名」

クラスタインタコネクト

クラスタを構成する各ノードで、CFのノード間通信に使用するネットワークインタフェースを決めます。代表的なネットワークインタフェースとして、イーサネットデバイスがあります。

CFのノード間通信に使用するネットワークインタフェースは、システム起動時に活性化するよう設定してください。ただし、IPアドレスを割当ててはいけません。

「ノード1」、「ノード2」、「ノード3」、「ノード4」の「パス0 NIC名」、「パス1 NIC名」

IPインタコネクト

CFがIPを使って動作できるようにする場合設定します。この設定はオプションです。

「IPインタコネクト設定」

CIPサブネット

以下を設定し、CFで使用するIPを設定します。

  • CIPサブネットの数

  • ホストサフィックス

  • サブネット番号

  • サブネットマスク

「CIP」の「サブネット数」、「サブネットIP」、「ネットマスク」

CFリモートサービスの使用の確認

以下の機能を有効にするかどうかチェックします。

  • リモートファイルコピー(cfcp)

  • リモートコマンドの実行(cfsh)

デフォルトは「選択されていない」状態です。RMSを使用する場合には、必ず選択を行ってください。

「CFリモートサービス使用の有無」

CIM(クラスタ整合性モニタ)構成の設定

CIMで監視するノードを設定します。

「ノード1」、「ノード2」、「ノード3」、「ノード4」の「CFクォーラムセットのノードである」

クラスタインタコネクトの設定に失敗した場合の対処については、"PRIMECLUSTER Cluster Foundation導入運用手引書"の"9 診断とトラブルシューティング"を参照してください。

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