PRIMECLUSTER導入運用手引書 4.2 (Linux版)
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第1部 導入準備編> 第2章 設計

2.3 クラスタシステムの運用形態の決定

PRIMECLUSTERでは、複数のクラスタアプリケーションの配置方法によって、さまざまな運用形態を構築することができます。

ここでは、代表的な運用形態を示します。

分類

運用形態

クラスタアプリケーション数

ノード数

スタンバイ運用

1:1運用待機

1

2

相互待機

2〜(ノード数)

2〜(サポートノード数)

N:1運用待機

2〜(ノード数-1)

3〜(サポートノード数)

カスケード

1〜(ノード数)

3〜(サポートノード数)

移動待機

2〜(ノード数-1)

3〜(サポートノード数)

スケーラブル運用

スケーラブル

1〜(ノード数)

1〜(サポートノード数)

高可用スケーラブル

1〜(ノード数)

2〜(サポートノード数)

停電や電源異常により、片側のノードの電源が突然切断された場合、フェイルオーバが動作しないことがあります。以下を考慮してください。

下へ2.3.1 スタンバイ運用
下へ2.3.2 スケーラブル運用

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