PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書
目次 索引 前ページ次ページ

付録A 使用例> A.2 PowerSORT OCXの使用例

A.2.13 富士通COBOL索引ファイルのソート例

次のプログラムは、既に存在する最大レコード長20バイトの富士通COBOL索引固定長ファイル"c:\sortcob"を、レコードの5バイトめから3バイトのASCIIコードをキーフィールドとして昇順に並べ、その結果を富士通COBOL索引ファイル"c:\sortout"に出力するコードの記述例です。

Private Sub Command1_Click()

  'エラーメッセージを表示しない旨を指定します。
  PowerSORT1.DispMessage = False

  'ソート処理を指定します。
  PowerSORT1.DisposalNumber = 0

  '入力ファイル名を指定します。
  PowerSORT1.InputFiles = "c:\sortcob"

  '入力ファイル種別に富士通COBOL索引固定長ファイルを指定します。
  PowerSORT1.InputFileType = 4

  '出力ファイル名を指定します。
  PowerSORT1.OutputFile = "c:\sortout"

  '出力ファイル種別に富士通COBOL索引ファイルを指定します。
  PowerSORT1.OutputFileType = 3

  'キーフィールドとしてレコードの5バイトめから3バイトのASCIIコードを
  '昇順で並べるように指定します。
  PowerSORT1.KeyCmdStr = "4.3asca"

  '富士通COBOL索引ファイルの主キーとしてレコードの5バイトめから3バイトを
  '指定します。
  PowerSORT1.FjcobPrimeKey = "D(4,3)"

  'レコード長は20バイトです。
  PowerSORT1.MaxRecordLength = 20

  'PowerSORTのDLLを呼出し実行します。
  PowerSORT1.Action

  'エラー検出時の処理。
  If PowerSORT1.ErrorCode <> 0 Then
   Msgbox "PowerSORTでエラーを検出しました。" & " ErrorDetail=" & PowerSORT1.ErrorDetail
   Exit Sub
  End If

End Sub


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2004-2006