PowerSORT Workstation V5.0 使用手引書
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付録A 使用例> A.2 PowerSORT OCXの使用例

A.2.12 FIFO機能を使った例

次のプログラムは、既に存在するレコード長100バイトのバイナリファイル"c:\sortin"を、レコードの20バイトめから4バイトの外部10進数をキーフィールドとして昇順に並べます。同値のキーフィールドを持つレコードが複数あった場合、先に入力したレコードを先に出力し、その結果をバイナリファイル"c:\sortout"に出力するコードの記述例です。

Private Sub Command1_Click()

  'エラーメッセージを表示しない旨を指定します。
  PowerSORT1.DispMessage = False

  'ソート処理を指定します。
  PowerSORT1.DisposalNumber = 0

  'キーフィールドとしてレコードの20バイトめから4バイトの外部10進数を
  '昇順で並べるように指定します。
  PowerSORT1.KeyCmdStr = "19.4zdla"

  '指定したキーフィールドが同じ内容だった場合、先に入力したレコードを
  '先に出力するように指定します。
  PowerSORT1.HandlingSameKey = 1

  '入力ファイル名を指定します。
  PowerSORT1.InputFiles = "c:\sortin"

  '入力ファイル種別にバイナリ固定長を指定します。
  PowerSORT1.InputFileType = 1

  '出力ファイル名を指定します。
  PowerSORT1.OutputFile = "c:\sortout"

  '出力ファイル種別にバイナリ固定長を指定します。
  PowerSORT1.OutputFileType = 1

  'レコード長は100バイトです。
  PowerSORT1.MaxRecordLength = 100

  'PowerSORTのDLLを呼出し実行します。
  PowerSORT1.Action

  'エラー検出時の処理。
  If PowerSORT1.ErrorCode <> 0 Then
   Msgbox "PowerSORTでエラーを検出しました。" & " ErrorDetail=" & PowerSORT1.ErrorDetail
   Exit Sub
  End If

End Sub


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